早いもので今日は、皐月。青葉、若葉が一番美しい季節を迎えた。風薫る五月とも言われるが、近頃の風の強さには、戸惑いを感じている。
田んぼは、あちこちで水が入り、田植えも順調に進んでいるようである。気になっていた春の渡りのシギたち。蓮田や水田、乾田など回ってみると、鳥影の薄さに愕然とする思いがした。しかし、日によっては、夏羽のオオハシシギも見られているとのことなので、やはりタイミングなのであろう。
多分、越冬していたと思われるエリマキシギが、ずいぶん黒っぽくなって、その姿を楽しませてくれたのが、何より嬉しい初夏の蓮田であった。