九羽の白鳥 > とりどり日記(2013年6月) > 2013/6/13
田んぼを吹き渡る風の何と心地よいことだろう。あんなに頼りなげだった早苗が、逞しく、ぐんぐん伸びて、辺り一面、さわやかな緑色で覆われる季節になってきた。
久しぶりに近くの田んぼをゆっくり歩いてみると、思いがけずキジの母子に出会った。お母さんキジの羽の下で、隠れるようにしていた雛は、この後、一斉に飛び出した。その数、10羽以上。まるで保育園から走り出て来たちびっ子のように。