[ ツミ ] 2014/6/24 緑の木陰で 木々の緑が色濃くなり、辺り一面緑が、覆いかぶさるような林の中。♪キィーキッキッキッ♪と甲高い声が響き渡る。林の隅々にまで届きそうな、その声の持ち主は、ツミ。近くでは、オナガの声も賑やかだ。時折、さわさわと水無月の風が吹き抜けて行く。 雌は、ずっと同じ木にとまったままだ。どうやら巣の近くにいる子どもたちを見守っているようだ。緑の林を子どもたちが飛び回る日も近いことだろう。