タイトル:九羽の白鳥 とりどり日記

[ ヒバリ ]

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2014/7/11 揚雲雀(あげひばり)

空高く舞い上がる揚雲雀は、上田敏の「春の朝(あした)」に出てくるし、俳句の世界では、春の季語にもなっている。しかし、今の時期、田んぼを回ると、実にたくさんのヒバリに出会う。それも鳴きながら、空高く舞い上がるのだ。鳥の少ない時期だから、一層、その姿が目立つのかもしれない。

この日も、行く先々の田んぼで、ヒバリに出会った。収穫の済んだ麦畑で、広い農道で、用水路沿いの細い道で、そして爽やかな緑の稲田でも。