2014/8/25 夏の浜辺
いつしか蝉の声も、ひと頃の賑やかさは遠のき、そこかしこに秋の気配を感じるようになってきた。ベランダのムラサキシキブが、ほんのり色づき始め、散歩道で見かける民家の柿の木には、青い実が目に付くようになってきた。
先日、久しぶりに訪れた浜辺で、ミユビシギに出会った。波と戯れるミユビシギの姿を見ていると、心癒される思いがする。サーファーが、すぐ近くを通っても、幼子のような足取りで浜辺を平然と歩いている。ひと度、カメラマンが近づけば、遠くへ遠くへ行ってしまうのだが。
浜辺のミユビシギの姿は、いつ見ても、ほのぼのとして心やすらぐ。