2014/12/29 2014年の出会い(その10)
秋の渡りが始まるのは、まだ夏の暑さが残る頃です。田んぼや干潟のシギ・チが一段落する頃、東京近郊の公園や桜並木などでは、渡り途中の鳥たちが、ひととき羽を休めていきます。その渡りの鳥の中で、いつも楽しみにしているのが、杜鵑類・カッコウ、ツツドリ、ホトトギス、ジュウイチです。ジュウイチは、なかなか会えませんが、ツツドリには、良く出会います。春の渡りのときは、♪ポポッ♪ポポッと鼓をたたくような声で鳴くのですが、秋の渡りの時には、無言です。ですから、カッコウなのかツツドリなのか悩むこと、しばしばです。また、来年も会えることを願っています。