2015/4/1 シキチョウ
3/9~3/15まで、台湾探鳥会に参加させていただいた。今まで、「鳥見は、国内に限って」と妙に固執していた私だが、今回、初めて日本を離れ、鳥密度の高い台湾で探鳥したことで、考えが大きく変わって来た。
まず、朝は、小鳥の声で目が覚めた。最初に泊まった金門島のホテルで聞いた美声は、後にクロウタドリと分かり、大いに感激したものである。クロウタドリは、以前、与那国島で数時間待って証拠写真を撮った記憶がある鳥である。
日本に飛来すれば、大変な騒ぎになる鳥を間近に見たり、1週間の滞在中に、実に数多くの鳥たちに出会えたことは、大いなる活力となり、心に深く残るものである。
初日の3/9、台湾桃園国際空港に着いた後、まず向かったのが、大安森林公園であった。繁殖のシーズンで、ゴイサギが実にたくさんいる。それも握手が出来るくらいの近距離で、逃げることもない。日本では、考えられない鳥と人との距離である。ここでは、初見のシキチョウ、カノコバトに出会った。探鳥の後、台北松山空港から初日の宿のある金門島に向かった。