2015/6/18 親の愛
エゾムシクイやミソサザイの囀りを聞いた渓流沿いの道で、コマドリに出会った。♪ピッ ピロロロ♪と綺麗な声で囀っているコマドリもいるが、この時期、すでに子育てに入っている個体が多いようである。
木立の下に生い茂る笹薮の中を、ゆっくりゆっくり歩いている鳥がいた。それは、コマドリだったのだが、すぐには分からなかった。青虫を真一文字に咥え、懸命に運んでいる。まさに親の愛が溢れている姿であろう。
緑が、さらに色濃くなった渓流沿いの道では、巣立ちした雛たちが、今頃、元気に飛び回っていることだろう。