タイトル:九羽の白鳥 とりどり日記

2015/6/30 コゲラ Japanese Pigmy Woodpecker

コゲラの画像

ベランダから見える夾竹桃が白い花をいっぱいつけ、暗い梅雨空を明るく見せてくれる。植え込みの混みいった所に、メジロやスズメ、シジュウカラなどが、時折、姿を見せてくれるのは、何とも嬉しい。寒い季節には、ツグミ、ジョウビタキ、ヤマガラなどの訪問もあって、居ながらにして鳥見を楽しむことが出来るのは、何とも有難いことである。

久しぶりに訪れた公園で出会ったのは、コゲラ。後頭に赤い羽毛が見えるので♂であろう。そう言えば、寒い季節にベランダの目の前にあるエゴノキに飛んで来たコゲラにも赤い羽毛があった。コゲラに出会う機会は多いが、後頭に赤い斑を見つけた時は、嬉しさが増す。

2015/6/29 キジ Common Pheasant

キジの画像

早春から初夏に掛けて、田んぼで出会いの多い鳥のひとつがキジ。色鮮やかな故もあるのだろうが、特に♂キジを見掛けることが多い。適度な日差しを浴びた♂キジの羽は、実に美しい。適度な距離を保って静かに観察していると母衣打ちを見せてくれることも多く、田んぼで過ごす時間が楽しくなってくる。

この日出会った♂キジは、車からの観察とは言え、あまりに近く特大サイズ。キジも個体によって、警戒心は、様々である。

2015/6/28 オナガ Azure-winged Magpie

オナガの画像

木々の緑が色濃くなって来る頃、林で出会う機会が増えてくるのが、ツミ。♪キィー キッキッキッ♪甲高い声が辺りに響き渡る。その声の近くで、今度は、♪ギュィギューィ♪ギュィキュキュキュキュ♪と渋い声が聞こえて来る。林の中を軽やかに飛び回るのは、オナガ。その飛び姿は、なかなか優雅である。

ツミとオナガは、共存共栄。緑の林は、今日も平和だ。

2015/6/27 クイナ Water Rail

クイナの画像

春の渡り、秋の渡り。田んぼや蓮田に飛来するシギ・チの姿を求めて、シーズンになると足繁く田んぼ通いをする。ところが、今年は、どうしたことだろう。春の渡りを実感出来るような場面に出会う機会が、なかなか巡って来なかった。秋の渡りまでしばらくお休みかなと思った日、蓮田近くの草むらに姿を見せてくれたのが、クイナである。

沼のほとりで、見掛けるクイナは、非常に警戒心が強く、写真は、いつもおあずけである。車からの観察ということもあるのだろうが、このクイナは、しばらくゆっくり姿を披露してくれた。嬉しい思い出のひとこまである。

2015/6/26 コジュリン♂ Japanese Reed Bunting

コジュリン♂の画像

梅雨明け前でも、葦原に降り注ぐ太陽は、元気いっぱい。力強さがみなぎっている。その日差しの中、セッカの声に引き入れられるように広々とした葦原を歩く。

セッカがとまった草むらの近くに、何やら動く鳥の気配。♪チョピッ チュリリリ ピッ♪の声で知られるコジュリンだ。頭は、夏の衣装で真っ黒。けれども声がしない。ひっそりとしている。よくよく見ると近くにコジュリン♀の姿。これで納得。伴侶が見つかれば、賑やかに囀る必要もない。

2015/6/25 セッカ Zitting Cisiticola

セッカの画像

梅雨の合間に、太陽が照り輝く日がある。真夏の暑さを予感させるような日差しである。そんな日差しの中、葦原を歩く。葦原で出会う鳥は、ヒバリ、スズメ、カワラヒワ。オオヨシキリ、コヨシキリの声も聞こえてくる。

♪ヒッヒッヒッ・・・♪チャッチャ チャッチャ チャッチャ♪さえずりながら辺りを飛び回るのは、セッカ。小さい体ながら、その声は、かなり広範囲に響き渡る。ふと気が付くと、目の前の草むらに巣材をくわえたセッカの姿。これから子育てが始まるのだろうか。

2015/6/24 オオセッカ Marsh Grassbird

オオセッカの画像

水無月の葦原で、人気を集めている鳥のひとつがオオセッカ。放物線上に囀り飛翔を繰り返すことで知られている。♪ジュクジュクジュク・・・・・♪チョチリ チョチリ チョチリ♪

5月のまだ早い時期に訪れた時は、わずかに1個体を観察出来ただけであったが、今は、賑やかに数個体がさえずり飛翔を繰り返す。♪ジュクジュクジュク・・・・・♪チョチリ チョチリ チョチリ♪枯れた葦原にひととき、花が咲いたようだ。

2015/6/23 コジュリン♀ Japanese Reed Bunting

コジュリン♀の画像

夏の衣装に身を包んだコジュリン♂は、真っ黒な頭巾をかぶっているようだ。♪チョピッ チュリリリ ピッ♪というあの元気で爽やかな声がなくてもひと目で、コジュリンと分かる。それに比べて♀は、地味で、一見何かな?と迷うことがある。

この日は、風が強くて、草が右に左に揺れていた。鳴き声は、全くせず、コジュリン♂と一緒に付かず離れずしていたのが、この個体である。♂との出会いは、多いが、♀との出会いは、案外少ない。

2015/6/22 ホオアカ Chestnut-eared Bunting

ホオアカの画像

田んぼの緑は、日々、色濃くなって行く。オオヨシキリが♪ギョギョギョ ギョギョシ ギョシギョシ♪と元気に囀る田んぼでホオアカに出会ったのは、少し前のことである。

♪チョッ チッ チチュチュリ チッ♪遠慮がちな声は、ホオアカ。オオヨシキリの元気な声にかき消されそうになりながら、精一杯、美声を披露する。日差しを遮るもののない田んぼは、ジリジリと暑いが、ホオアカの優しい声に癒やされる思いがする。

2015/6/21 ツミ♂ Japanese Sparrowhawk

ツミ♂の画像

静かな公園で、今年もツミの♂♀に出会うことが出来た。♂は、♀に比べて体は小さいが、狩りの腕前は、確かである。もちろん個体によって色々だろうが、目の前で繰り広げられた狩りのシーンに出会った時は、本当に驚いた。

先日、ツミの♂が、私の目の前に不意に現れ、あまりにも近すぎる距離で、しばし休んでいる姿を見る機会があったのだが、あまりの大胆さにこちらが緊張してしまった。

2015/6/20 ツミ♀ Japanese Sparrowhawk

ツミ♀の画像

桜の花の咲く頃に飛来するというツミ。近年は、国内で越冬する個体が増えているようで、寒い冬の間でも、ツミの姿を見掛けることがある。

今年もいつもの場所に出掛けてみると、元気なツミの姿を見ることが出来た。初めてツミを見たのは、近隣の小さな公園で、桜の葉越しに見た、あの独特の風貌は、今でも鮮やかに目に焼き付いている。あの頃、♂も♀も区別がつかなかったが、思い返してみると初めて見たツミは、♀であったのだと今になって思う。

2015/6/19 サンカノゴイ Eurasian Bittern

サンカノゴイの画像

本格的な暑さに入る前に出掛けた沼のほとり。♪ボォー♪ボォーと太くて低音の声が、葦原から聞こえて来る。サンカノゴイの声だ。今年も数個体、観察されていると聞く。梅雨明けには、まだ間があると思うが、土手に立って、田んぼを見渡したり、葦原を眺めたりしていると6月の太陽が、ジリジリと照りつけてあまり長居は出来ない。

そんな気持ちを察するように、サンカノゴイが、緑一面の田んぼを、こちらに向かって飛んで来た。サンカノゴイの真正面の姿だ!もう何年も、この時期に足を運んでいるが、このようなシーンは、初めてである。嬉しい朝のひとこまである。

2015/6/18 コマドリ Japanese Robin

コマドリの画像

エゾムシクイやミソサザイの囀りを聞いた渓流沿いの道で、コマドリに出会った。♪ピッ ピロロロ♪と綺麗な声で囀っているコマドリもいるが、この時期、すでに子育てに入っている個体が多いようである。

木立の下に生い茂る笹薮の中を、ゆっくりゆっくり歩いている鳥がいた。それは、コマドリだったのだが、すぐには分からなかった。青虫を真一文字に咥え、懸命に運んでいる。まさに親の愛が溢れている姿であろう。

緑が、さらに色濃くなった渓流沿いの道では、巣立ちした雛たちが、今頃、元気に飛び回っていることだろう。

2015/6/17 ミソサザイ Winter Wren

ミソサザイの画像

♪ヒーツーキー♪ヒーツーキー♪緑の葉が覆いかぶさるような樹間から聞こえてくるのは、エゾムシクイの声。葉と葉の間を丹念に探すが、姿を見つけるのは、無理に等しい。今度は、さらに元気な囀りが聞こえて来た。♪ピピピ チュイチュイ チヨチヨ チリリリ♪ミソサザイの囀りだ。

薄暗い木立の中に何やら動く気配。こちらは、巣材運びのミソサザイ。暗い上に動きが速く、手前の木に遮られ、その瞬間を撮るのは、なかなか難しい。渓流沿いに素敵なマイホームが出来ることだろう。

2015/6/16 ヒメアマツバメ House Swift

ヒメアマツバメの画像

コシアカツバメに出会った漁港では、ヒメアマツバメも飛んでいた。空を見上げると初夏の陽射しの中をビュンビュンビュンビュン飛んでいる。コシアカツバメも飛んでいるが、ヒメアマツバメは、数が多く、実に素早く飛び交う。レンズを向けるが、追いついていけない。不慣れな私は、めまいがしそうである。

それでも、根気よくレンズを向けて、何とか特徴を捉えることが出来た。ヒメアマツバメの巣は、スズメに占領されてしまったらしく、どうなることやら。何とか無事に繁殖を終えて欲しいものである。

2015/6/15 コシアカツバメ Red-ramped Spallow

コシアカツバメの画像

「腰赤燕」何とも分かり易い表記である。漢字で書くと、その鳥の特徴が一目瞭然と言う場合があるが、コシアカツバメは、まさに、それであろう。腰のところが、橙褐色。ひと目で、それと分かる。

久しぶりに訪れた漁港では、コシアカツバメが、元気良く、たくさん飛び交っていた。電線やロープにとまっていることも多く、写真を撮るには、好都合である。アスファルトの道路に降りたコシアカツバメが、さっと飛び立った。腰の橙褐色が、一際目を引く。

2015/6/14 緑の高原の鳥たち

緑の高原の鳥たちの画像

久しぶりに訪れた高原は、白い大輪のヤマシャクヤクが出迎えてくれた。木道沿いに歩を進めると緑の葉が辺りを覆い、深い森の中に入り込んだような錯覚を覚える。これほど緑の濃い時期に訪れるのは、初めてで、ちょっと戸惑う。エゾハルゼミが賑やかに鳴き、時折、聞こえる鳥の声は、かき消されてしまいそうだ。

最初に出会ったのは、キビタキ。口いっぱいに青虫を咥えていたので子育て真っ最中なのであろう。忙しそうに飛んで来たのは、アカゲラ。木肌に嘴を突っ込んで、虫を探しているのだろうか。コサメビタキの子育て風景にも出会った。コサメビタキの巣は、まるで木に出来たコブのようだ。ニュウナイスズメは、巣材を運び、マイホームづくりの真っ最中。

一番出会いが多かったのが、ノジコ。白いアイリングが印象的だ。初夏の高原では、アオジとノジコに出会う機会が多いが、姿がはっきり見えない時は、鳴き声だけが頼りだ。今回教えて頂いた聞きなしは、「信州そば、とろろ」この地で囀るノジコの声は、忘れ難いものとなった。

2015/6/13 アオバズク Brown Hawk-Owl

アオバズクの画像

青葉若葉の頃に飛来するというアオバズク。今年も元気な姿を見せてくれた。金色の目が、何とも魅力的で、アオバズクの姿を見ると嬉しくなってくる。ずいぶん前のことだが、♪ホォッーホッ ホォッーホッ♪というアオバズクの声を聞いたことがある。暗い林の奥の方から聞こえて来たその声は、フクロウの声よりも明るい感じのするものであった。

雛が巣立つのは、まだまだ先のことであろう。その頃に、また、青葉の林を訪ねてみよう。

2015/6/12 トラフズク Long-eared Owl

トラフズクの画像

独特の風貌のトラフズクだが、外見に似合わず、案外、警戒心が薄い。トラフズクのトラフは、漢字で虎斑(トラフ)と書く。全身にある褐色の斑を虎斑(トラフ)に見立てたという。

小雨交じりの薄暗い朝だったが、トラフズクの親鳥が、1羽、餌を持って巣の近くに戻って来た。雨が降って、夜の間には、餌取りが出来なかったらしい。子育て中は、人も鳥もなかなか大変である。

2015/6/11 トラフズク Long-eared Owl

トラフズクの画像

夜半からの雨が残って、どんよりと暗い朝。トラフズクが巣立ったというポイントに向かった。早朝で交通量も少なく、スムーズにポイントに到着。驚いたことに、目の前をキジ♂と♀3羽が、悠々と歩いている。ようやくこちらの気配に気がついたらしい。わずかに慌てたような雰囲気でアカツメクサの草むらに姿を隠した。

人気のトラフズクだが、この日の朝は、わずかに2名のみ。巣立ったという雛の姿が、なかなか探せない。ようやく、あの独特の風貌のトラフズクの雛の姿を確認。顔の黒さが、何とも愛らしく微笑ましい。この日、最後の1羽も巣立った。

2015/6/10 ノビタキ Common Stonechat

ノビタキの画像

田んぼで良く出会うノビタキは、いつも秋色だ。当地では、黒い夏の衣装をまとったノビタキの姿には、なかなかお目にかかれない。

オオヨシキリやコヨシキリが元気いっぱい声を張り上げる田んぼで、思いがけず夏の衣装のノビタキに出会った。少し羽が傷んでいるようだが、お父さんも子育てに協力しているのだろうか。近年、「イクメン」という言葉が巷にあふれているようだが、ノビタキの世界にも浸透しそうな気配。お父さんは、黒い衣装が似合っている。

2015/6/9 シジュウカラ Japanese Tit

シジュウカラの画像

気持ち良く晴れ渡った日。リビングの窓をいっぱいに開ける。遠くから小鳥の声が聞こえてくる。どうやらシジュウカラらしい。その声が、だんだん近づいて、ベランダから見える植え込みの中に入って行くシジュウカラ数羽の姿を見た。

急いでカメラを用意する。シジュウカラの巣立ち雛のようだ。葉の陰になって良く見えないが、出てくるのをじっと待つ。全部で5羽か6羽いるらしい。ようやく姿が見えた。巣立ち雛は、初々しくて本当に愛らしい。

2015/6/8 ノビタキ♀ Common Stonechat

ノビタキ♀の画像

緑の田んぼで出会ったのは、ノビタキ♀。ただいま子育て真っ最中なのだろうか。羽がかなり傷んでお疲れモード。羽は傷んでいても顔は、輝いて見える。これぞ母の笑顔だろうか。

水無月の田んぼの日差しは、強く、ジリジリと照りつける。こちらは、暑さに根負けして退散したい心境だが、ノビタキは、元気いっぱい。時折、吹き渡る風にホッとし、ノビタキの姿に癒やされる。

2015/6/7 オオヨシキリ Oriental Reed Wabler

オオヨシキリの画像

田んぼに響き渡る賑やかな声は、オオヨシキリ。♪ギョギョギョ ギョギョシ ギョシギョシ♪と真っ赤な口を開けて精一杯さえずる。その声は、「ただいま募集中」と言っているのだろうか。

水無月の田んぼでも葦原でも、♪ギョギョギョ ギョギョシ ギョシギョシ♪オオヨシキリの元気な声が、あふれている。鳥が少ないと言われる昨今だが、オオヨシキリの声だけは、あちらからもこちらからも聞こえて来る。

2015/6/6 セッカ Zitting Cisiticola

セッカの画像

大好きな田んぼまわりだが、そろそろ暑さが気になる季節になって来た。朝、早起きして涼しいうちに田んぼに向かう。畦道の草が、朝露に濡れ、そこに朝日があたってキラキラ輝いている。

いつも賑やかに鳴きながら飛び回っているセッカだが、早朝は、あまり飛び回らないらしい。朝露に濡れた草にセッカがとまっている。少し幼い印象だ。しばらく遠くから観察していると大きな口を開けた。お口の中は、真っ黒け。今まで何度かセッカの口の中を見たことはあるが、これほどはっきり見たのは、初めてである。不思議な世界を垣間見たような気がした。

2015/6/5 コジュリン Japanese Reed Bunting

コジュリンの画像

皐月から水無月へ。田んぼを吹き渡る風は、さつき色からみなづき色へ変わっている。それは、田んぼの緑が、日々色濃くなっていくからかもしれない。

大好きな田んぼ回りをしていると♪チョピッ チュリリリ ピッ♪とコジュリンの元気な囀りが聞こえてくる。コジュリンの声は、良く通るので、かなり遠くまで見渡さないとその姿を見つけられないことがある。田んぼの風に乗って♪チョピッ チュリリリ ピッ♪の声が辺りに響き渡る。

2015/6/4 フクロウ Ural Owl

フクロウの画像

静かな朝の森で出会ったのは、フクロウ。こちらの気配には、気がついているのだろうが、気にする風もなく、わずかに微笑んでいるかのようにも見える。

以前訪れた森では、♪ホーホーゴロスケホッー♪と厳かとも言える声で鳴くフクロウの声を聞いたことがある。それは、あまりにも神秘的で、吸い込まれるような思いで声のする方角に歩みを進めた思い出がある。

今季、フクロウの巣立ちには出会えなかったが、親フクロウとの出会いは、突然で嬉しい朝となった。

2015/6/3 コヨシキリ Black-browed Reed Warbler

コヨシキリの画像

緑の風が吹き渡る田んぼは、実に清々しくて心あらわれる思いがする。朝、日の出前に家を出て、田んぼに向かう。朝の光が、朝露に濡れた田んぼの緑をうっすらと染め始める頃、オオヨシキリの♪ギョギョシギョギョシ♪の声が、一段と賑やかになってくる。

オオヨシキリは、あちらこちらで賑やかに囀っているが、その声に混じって、少し複雑な声が聞こえてくる。♪チリチリチリ チュチュ ピリリ チリチリ ピリリ♪コヨシキリの声だ。今季も姿を見せてくれたコヨシキリ。オオヨシキリに負けずに歌声を披露する。

2015/6/2 ウズラシギ Sharp-tailed Sandpiper

ウズラシギの画像

稲の緑が、日々色濃くなっていく田んぼで、思いがけずウズラシギ3羽に出会ったのは、2週間ほど前のことである。それも目の前で、ディスプレイ。地味なシギに似合わず、かなり大胆なアクションであった。今季、シギ・チとの出会いが、極端に少なかっただけに、その嬉しさは、格別であった。

数年前、知人からウズラシギのディスプレイの話を聞いたことがあったが、その光景を見る機会が巡って来るとは思ってもいなかった。シギ・チの少ない田んぼで心弾む出会いのひとこまである。

2015/6/1 コブハクチョウ親子 Mute Swan

コブハクチョウ親子の画像

早いもので、今日は、水無月。田んぼでは、心地良い緑の風が吹き渡り、か細かった早苗も、たくましい緑の稲に成長しつつある。4月、5月と春の渡りのシギ・チを求めて、何度となく通った蓮田や田んぼ。その蓮田で思いがけずコブハクチョウの親子に出会った。

「九羽の白鳥」の原点であるコブハクチョウ。初めてコブハクチョウに出会ったのは、手賀沼のほとりを散歩中のことであった。今シーズン、手賀沼では、何組もの親子の姿が見られると言う。しかし、ツルシギに出会った蓮田でコブハクチョウの親子に出会ったことは、私にとって、とても新鮮なものであった。 

心癒される風景。蓮田でのコブハクチョウ親子との出会いは、久しぶりに心伸びやかにするものであった。