2015/7/14 かくれんぼ
長く降り続いた雨が上がり、ここ数日好天が続いている。雨の後の太陽の何と眩しいことだろう。雨に打たれてうなだれ気味だった夾竹桃の白い花が、今、天に向かって生き生きと輝いている。
そろそろ渡りの気配でもないかと、田んぼに足を運んでみる。青空のもとで、ヒバリが元気良くさえずっている。紫色の小さな花が咲いている草地に差し掛かり、何か鳥が飛んで来ないかなと思っていると、遠くに小鳥の姿が見えた。一瞬、スズメかと思ったが、よくよく見るとオオヨシキリ。そのオオヨシキリが飛んで、花の中に潜り込んだ。かすかに顔が見える。まさにカクレンボだ。
花とオオヨシキリ。嬉しい出会いであった。