2016/3/12 只今、換羽中
昨年の11月から銚子の防風林に滞在しているキバラガラ。その動きの速さから、折角、出掛けても姿を見られないこともあるのだが、あの愛らしい目が気になって、今まで何度か足を運んでいる。
先日、海辺でハジロカイツブリ夏羽の大きな群れを見た後、防風林に回ってみた。松林の中を覗いてみると、キクイタダキやメジロ、エナガなどが飛び回っている。良く良く見るとキバラガラらしい姿も一瞬見えたような気がした。黄色いお腹は見えるが、枝に隠れて顔が見えない。ようやく顔もお腹も見えた。
喉のところが白くなっている。この個体は、♀で夏羽に換羽中とのこと。教えて頂くまで、気が付かなかったが、改めて2/7撮影の画像と2/16撮影の画像を見直してみると、1/14撮影の時は、黄色かった喉の部分が、2/7に、すでに換羽が始まっているのが分かる。
キバラガラ♂の夏羽は、喉の所が黒くなるという。今度は、♂に会いたいものである。
(2012年12月~2013年3月まで、福岡県で観察された個体は、♂で、喉のところが黒くなり、3月には、囀りが聞かれたそうです。)