タイトル:九羽の白鳥 とりどり日記

[ 蓮田のひとこま ]

2019/11/12 アオアシシギ Common Greenshank

ほとんどの蓮田が収穫が済んだ蓮田地帯だが、まだ枯れた蓮が姿を見せている蓮田もあり、その光景が私は大好きで、足をとめることしばしばである。その蓮田に何やら動く鳥影、アオアシシギのようである。枯れた蓮の間から、わずかに姿が見える。以前、オグロシギが、このような枯れた蓮のところからどっと姿を見せてビックリした思い出があるが、今回は、アオアシシギが3羽ほどいるらしい。

何とか写真に収めたいというこちらの気持ちを汲んでくれたのだろうか。わずかながら顔を見せてくれて、アオアシシギの姿を撮ることが出来たのだった。枯れた蓮の色が、私には、とても魅力的に思えるのである。

2019/11/11 クロコノマチョウ

クロコノマチョウの画像

秋が日に日に深まって、辺りの景色が少しずつ変わっていく。もう冬支度のところもあり、少々寂しい気持ちになってくる。小さな林の中に入って行くとカサカサと落ち葉を踏む音がして季節の移ろいを感じる。

足元から大きめのチョウが飛んだ。飛んで行った先を目で追い、レンズを向ける。今まで会ったことのないチョウである。辺りを見渡すと同じ種類と思うが違う色のチョウがいる。帰宅後調べてみるとクロコノマチョウと分った。初めての出会いは嬉しいものである。

このとき、オツネントンボにも出会った。そしてボロボロであったがウラギンシジミが初めて翅を開いてくれた。

2019/11/10 フジバカマ

フジバカマにヤマトシジミの画像

自宅で小鳥の声を聞き、ベランダに出て時折、メジロやヤマガラなどを見る機会に恵まれるのは、何とも幸せなことと思っている。そのような環境なので、少し近隣を歩くと色々な植物に出会い、昆虫などを目にすることもしばしばである。

自宅を出てほどなくフジバカマとオミナエシが咲いているところがある。ちょっと時期を過ぎてしまったが、何かチョウが来ないかと待っているとヤマトシジミが3頭飛んで来た。しばらく様子を見ていたが、何とか撮れる位置に姿を見せてくれたので、次の場所に移動。今度は、チャバネセセリとイチモンジセセリが迎えてくれた。何とも心なぐ無散歩道である。

2019/11/9 クサシギ Green Sandpiper

クサシギの画像

何度も足を運んだ蓮田地帯だが、意外に写真を撮る機会に恵まれないのがクサシギである。一度は、車の中から田んぼを見ているとすぐ目の前にクサシギの姿が見えた。そのクサシギと目と目がバッチリあってしまったのだ。今までに経験したことがない瞬間で、ドキドキしてしまった。その瞬間、クサシギは、飛び去り、あれよあれよという間に姿が見えなくなってしまった。美しい後ろ姿だった。

あの光景が目に焼き付いているが、その後、クサシギとの出会いの機会がなかった。出会いは、突然で、今度は、ゆったりしたクサシギに会うことが出来た。少し距離があったからかもしれないが、マイペースで一心に食事を楽しんでいるように見えた。

2019/11/8 オジロトウネン Temminck's Stint

オジロトウネンの画像

ずっと探していたオジロトウネン。一度会えると二度、三度。鳥との出会いは、いつもそのようなケースが多い。会いたかったオジロトウネンに、また会えた。それもかなり至近距離である。数も多い。

その蓮田には、タカブシギもたくさん集まっていて、何とも賑やかであった。オジロトウネンは、少なくとも10数羽いたように思う。数が多いと、どの個体を撮って良いのか悩みに悩んでしまう。このオジロトウネンは、越冬してくれるだろうか。楽しみなことである。

2019/11/7 メジロ Japanese White-eye

メジロの画像

近郊の公園に出掛ければ、渡り途中の鳥たちに出会えるかもしれない。そう思いながらも田んぼ通いばかりしているので、小鳥たちとの出会いの機会がほとんどない。そのような中、自宅で居ながらにしてバードウォッチングを楽しむことが出来る。何とも嬉しいことである。

その声を何度も聞きながら、姿を見る機会が少ないのがメジロである。♫チーチーチー♫リビングにいると、可愛い声が聞こえて来た。そっと窓を開けてみるとメジロの姿が見えたように思った。抜き足差し足でベランダに出てみる。いた!いた!メジロが込み入った樹間を動き回っている。何とも嬉しい朝であった。

2019/11/6 トンボ

アオモンイトトンボの画像

シギチに会いたくて足を運ぶ蓮田だが、なかなか思うような出会いがない日がある。それでも何かしらシギチとの出会いがあるので、空っぽの蓮田を前にして、何かシギが飛んで来ないかなと待っていることがある。

秋晴れの気持ちの良い日だった。蓮田の隅で小さな椅子に座り、目の前のアカマンマを見ていると、イトトンボが飛んだ。か細い体で、うっかりするとすぐに見失ってしまう。必死になって目で追いかけると嬉しいことにアカマンマにとまった。何とか辛うじて写真を撮ることが出来てホッと一息。次に目に飛び込んで来たのは、バッタ。秋を感じるひとときであった。

2019/11/5 タカブシギ Wood Sandpiper

タカブシギの画像

ここ数年、秋の渡りのシギチとの出会いが少なくなっていたが、今季は、順調で嬉しい限りである。その中で、タカブシギは、各地で姿を見る機会が少なくなったと心配の声があがっているが、茨城県南部では、順調に観察することが出来ている。

ただタカブシギは、かなり警戒心が強く、蓮田地帯をゆっくり歩いても蓮田に近づく前にこちらの気配を察して飛び立ってしまう。そのような中で、この日は、嬉しい出会いがあった。ひとつの蓮田にたくさんのタカブシギが集まっていて、とても賑やかな雰囲気。全部で20数羽いただろうか。車からの観察なので、警戒心も薄い。その中の1羽が伸びを始めた。その羽の何と美しいことだろう。今まで見たことのない美しい姿であった。

2019/11/4 チョウ

ベニシジミの画像

秋の渡りのシギチに会いたくて、何度も足を運んだ蓮田地帯。ここ数年、シギチとの出会いの機会が少なくなっていたが、今季は、ずいぶん色々な出会いに恵まれた。その上、1年ほど前から関心を持つようになったチョウにも蓮田周辺で出会い思いがけない出会いを楽しむことが出来たのである。

蓮田のすぐそばに生えていたセイタカアワダチソウ。決して、好まれる植物ではないが、秋色をしていてなかなか綺麗である。ふと目をとめるとベニシジミがとまっている。少し離れたところには、ヒメアカタテハ。珍しいチョウではないが、その出会いが嬉しい。すぐ近くでは、ススキが一層秋らしさを添えていた。

2019/11/3 アオアシシギ Common Greenshank

アオアシシギの画像

秋の渡りのシギチに会いたくて足を運ぶ蓮田地帯だが、一番秋を感じるのは、アオアシシギの哀愁を帯びた鳴き声である。♫ピョー♫ピョーこの声が蓮田に響き渡ると胸に迫り来るものを感じ、ああ!秋だなあ。としみじみ思うのである。

蓮田では、ずいぶんアオアシシギに出会った。アオアシシギは、警戒心が強く、なかなか近づけないのだが、この秋出会ったアオアシシギは、ずいぶん警戒心が薄かった。頭をカキカキするようなシーンを撮影出来たのも楽しい思い出となっている。

2019/11/2 ヤマガラ Varied Tit

オジロトウネンの画像

数年前から、夏の終わりの頃になると、♫ニーニーニー♫の声が聞こえて来るようになった。♫コンコンコン♫と木の実を打ち付けるような音がして、しばらくするとあの甘えたような声が聞こえて来る。初めてその声を聞いた時は、空耳かと自分の耳を疑ったものであった。

もう5年くらいになるだろうか。毎年、健気に姿を見せてくれるヤマガラ。今季も、元気な姿を見せてくれた。大豊作だったエゴノキの実が、すっかりなくなり、姿を見せる機会が少なくなったが、それでも時折、あの可愛い顔を見せてくれる。

2019/11/1 オジロトウネン Temminck's Stint

オジロトウネンの画像

秋の渡りも一段落というところだろうか。あれほど賑わっていた蓮田が、ずいぶん寂しくなって来ている。しかし、越冬組と思われるシギたちが、続々、別の蓮田に集まって、そこは、また秋の渡りの雰囲気とは違った賑わいを見せている。

おそらく越冬するのではないかと思われるシギのひとつが、オジロトウネンである。8月の終わりに出会ったオジロトウネンは、換羽中で、いつも良く見かけるオジロトウネンとは印象を異にしていた。その後、オジロトウネンの情報は頂いているものの、なかなか出会いの機会がなく、数日前にようやく出会いの機会が巡って来た。

オジロトウネン。可愛くて大好きな鳥である。

2019/10/31 アメリカウズラシギ Pectoral Sandpiper

アメリカウズラシギの画像

今季、アメリカウズラシギは、あちこちで観察されているようである。しかし、私は、なかなか出会いの機会が巡ってこなかった。ところが一度会えると二度、三度、不思議とその機会は巡って来るものである。

特に印象に残ったのは、アメリカウズラシギが水浴びするシーンであった。一度ご紹介させて頂いているが、今回は、かなり元気よくバシャバシャと蓮田の泥水をはねながら楽しんでいる光景である。幼鳥らしい幼さが残る顔立ちに何とも心惹かれる蓮田のひとこまである。

2019/10/30 ウズラシギ Sharp-tailed Sandpiper

ウズラシギの画像

気持ち良さそうな水浴びをし、元気いっぱいのジャンプをしたウズラシギは、無事に着地し、羽繕いを始めた。鳥たちにとって、羽は、何より大切なもの。1枚1枚丁寧に羽繕いしている。その姿を見ていると胸が熱くなってくるのだった。

秋の日差しの中で見たウズラシギの水浴び、辺りに水しぶきをまき散らし、とても豪快な姿であった。そしてオリンピックの選手顔負けのジャンプ。その後の羽繕い。ずいぶん楽しませてくれたウズラシギであったが、その数日後、蓮田を探したが、姿を見ることはなかった。今頃どこを飛んでいるのだろうか。

2019/10/29 永井凱巳氏のカレンダーのご紹介

永井凱巳氏のカレンダーの画像

鳥撮りの大先輩で野鳥写真家の永井凱巳氏の作品によるフクダ電子カレンダー「夢を胸に、明日へ羽ばたく」のご紹介です。永井凱巳氏の作品は、四季折々の風景の中で憩う野鳥たちの姿を優しいまなざしで見つめ描写したもので、情感あふれ心癒されます。

2羽が仲良く並ぶエゾフクロウを始め感動を呼ぶ作品ぞろいです。
カレンダーをご希望の方は、BIRDER 12月号をご参照ください。

監修:叶内拓哉氏  撮影:永井凱巳氏

2019/10/29 コゲラ Japanese Pigmy Woodpecker

コゲラの画像

♫コンコンコン♫木を突くような音が聞こえて来る。続いて♫ギィー♫という声。間違いなくコゲラの声である。どうやら植え込みの中にいるらしい。ベランダに出て声のする方角をじっくり探す。すぐにコゲラの姿が目に入った。暗くて込み入っているので、全身は見えないが、コゲラの顔が見えたときは嬉しかった。

自宅に居ながらにして出来るバードウォッチング。シジュウカラ、ヤマガラ、メジロ、そしてコゲラ。何とも嬉しく有り難いことである。朝のひとときだけで、後は、姿を見ることがないのだが、日中はどこで過ごしているのだろうか。また会いたいものである。

2019/10/28 ウズラシギ Sharp-tailed Sandpiper

ウズラシギの画像

元気いっぱい豪快な水浴びをしたウズラシギは、これまた元気よく、ジャンプした。こんなにも跳ねるのかと思うほど力強いジャンプであった。

この日は、秋の日差しが蓮田を照らし、程よい気温で、さぞ気持ちが良かったことだろう。あの跳躍力、オリンピックにでも出られそうな逞しさ、力強さを感じた。長い長い旅を続けて、無事に目的地にたどり着いて欲しいものである。

2019/10/27 シジュウカラ Japanese Tit

シジュウカラの画像

近郊の公園に立ち寄る渡り途中の小鳥たち。その様子が気になりながら、なかなか足を運べない。そんな私の気持ちを慰めるかのように、リビングにいると小鳥の声が聞こえて来る。この日の朝は、賑やかだった。

ベランダに出てみるとシジュウカラが、パームツリーのところで賑やかに囀っている。こんなにゆったりしたシジュウカラの姿を間近に見るのは、初めてであった。その後、植え込みの中に入ったり、ちらっと姿を見せたり、楽しい朝のひとときであった。

2019/10/26 ウズラシギ Sharp-tailed Sandpiper

ウズラシギの画像

秋の渡りのシギチに会いたくて、何度も足を運んだ蓮田地帯。今季は、ウズラシギとの出会いの機会に恵まれた。初めの頃は、ウズラシギが姿を見せないと心配していたのだが、多いときは、10数羽、20羽近い数のウズラシギが観察されたという。そのウズラシギが群れで飛ぶシーンの写真を見せて頂いたが、渡りを感じさせ、胸が熱くなるのだった。

朝の光の中で、4羽のウズラシギに出会った。その中の2羽が、とても元気が良くて、盛んに水浴びをしていたので、写真に収めることが出来た。他のシギの水浴びも色々見ているが、今回のウズラシギの水浴びは、なかなか豪快で気持ちの良いものであった。

2019/10/25 ツルシギ Spotted Redshank

ツルシギの画像

この秋の渡りで、出会いの機会に恵まれたシギのひとつがツルシギである。まだ暑さが残っていた頃出会ったツルシギは、とても悠長な雰囲気で、座って待っているとグングングングン近づいて来た。同じ蓮田にいたアカアシシギとも仲良く採餌したり楽しい場面をいくつも見せてくれた。

蓮田が秋色でいっぱいになるとツルシギの数が増えて来た。その中で、特に思い出に残っているツルシギは、非常に警戒心が強い個体だ。何に驚くのか他のシギは、のんびりしているのに、そのツルシギだけ飛び立ってしまう。それでもまた戻って来るのが、何とも可愛い。あのツルシギは、今頃、どこを飛んでいるのだろうか。

2019/10/24 ハマシギ Dunlin

ハマシギの画像

秋の渡りのシギチとの出会いを求めて何度も足を運んでいる田園地帯。昨年は、身動き出来ない状況であったので、今季、蓮田地帯を見るだけでも満ち足りた気持ちになって来る。

今季、嬉しいことにずいぶん色々なシギチとの出会いがあった。一番出会いが多かったのが、エリマキシギかもしれない。コアオアシシギにも良く出会った。オグロシギは、同じ顔ぶれのようであったが、長い間楽しませてくれた。ハマシギとの出会いは、なかなかなかったが、やっと目の前に姿を見せてくれた。

久しぶりに見るハマシギは、可愛くて何とも癒やされる思いがしたのである。

2019/10/23 トウネン Red-necked Stint

トウネンの画像

今季、出会いの機会がなかなか巡って来なかったシギチのひとつがトウネンである。ウズラシギとアメリカウズラシギのいた蓮田に1羽のトウネンがいたのだが、思うような写真が撮れず心残りであった。

やっと機会が巡って来て、ひとつの蓮田に数羽のトウネンの姿を見つけたときは嬉しかった。いつも思うことだが、こんな小さな体で長い旅を続けるその力に、胸がいっぱいになるのである。そのトウネンが、仲良く3羽で採餌したり、それぞれ思い思いに行動したり、見ていて心和む光景であった。また、ゆっくり会いたいものである。

2019/10/22 散歩道のひとこま

アキアカネの画像

静かな静かな散歩道。久しぶりにゆっくり歩いてみると色々な出会いが待っていた。真っ先に目に飛び込んで来たのは、アキアカネ。センニチコウのところで、たくさん飛んでいる。前回、訪れたときは、チョウがたくさん飛んでいて、驚いたが、今回は、アキアカネの数に驚いた。

チョウは、ヤマトシジミ、ウラナミシジミ、ツマグロヒョウモン、ヒメアカテハ、ベニシジミ、チャバネセセリなど、多彩な顔ぶれである。ここは、チョウとトンボの楽園のようで、見ていて心がほっこり温かくなってきた。

散歩道では、サワフタギの実も色づき、フジバカマの花も咲き、栗も実って秋の深まりを感じたひとときであった。

2019/10/21 ヒバリシギ Long-toed Stint

ヒバリシギの画像

春の渡りにしても秋の渡りにしても出会いを楽しみにしているシギのひとつが、ヒバリシギである。数年前までは、身近なフィールドでヒバリシギを見る機会が何度もあったのだが、今では、田んぼの様子が様変わりし、その姿を望むべくもない。

そのヒバリシギにようやく出会うことが出来た。トウネンが数羽、熱心に採餌している蓮田で1羽、気になるシギがいた。距離があるので、はっきりは分らなかったが、明らかにトウネンとは、羽衣も足も違って見えた。それがヒバリシギと分ったときは、嬉しかった。今度は、もっとゆっくり撮ってみたいものである。

2019/10/20 オグロシギ Black-tailed Godwit

オグロシギの画像

今季、ゆっくり滞在し、その姿を楽しませてくれたシギのひとつが、オグロシギである。最初に見たときは、ひとつの蓮田に4羽のオグロシギとツルシギ、アカアシシギ、コアオアシシギととても賑やかな顔ぶれであった。

その4羽のオグロシギと同じ個体と思うが、ほぼ3週間後にオグロシギ4羽の姿を見たのである。近くには、ハマシギが1羽いるだけであったが、オグロシギは、ゆったりとしてくつろいでいて、蓮田が、とても気に入っているように見えた。それから数日後に行った時には、もうオグロシギの姿はなかったので、旅立ったのであろう。

また、来季、元気な姿を見せて欲しいものである。

2019/10/19 ジャコウアゲハ

ツルシギの画像

雨が降り出す前に少し近隣を歩いてみようと自宅を出て数分。ほんの少し歩いただけであったが、目の前に黒いアゲハの姿。ヒラヒラ飛んでいる。暑い頃から黒いアゲハの姿は、あちこちで良く見かけたが、なかなかとまってくれず、撮影は、いつも断念してきた。

よく見ると、アゲハの飛んでいる先には、アベリアの花が咲いている。そこには、大きな蜂も飛んでいるが、黒いアゲハは、吸蜜に来たらしい。近づいてみると嬉しいことにアベリアの花にとまった。あまりの嬉しさに手が震え、ボケボケ写真ばかりであったが、何とか数枚撮れていた。アゲハの名は、ジャコウアゲハであった。

2019/10/18 ツルシギ Spotted Redshank

ツルシギの画像

秋の渡りで出会いを楽しみにしているシギのひとつがツルシギである。今季、何回か出会いの機会があり、それぞれに羽衣が違っていて思い出深いものとなった。

今まで、ツルシギは、案外警戒心がないと思っていたのだが、この秋、出会ったツルシギの中には、異常に警戒心の強い個体がいて、アオアシシギは飛ばないのに、さっと飛び去ってしまう。しばらく待っていると戻って来るのだが、また何かのはずみに姿を消してしまう。それもまた、この秋の思い出となりツルシギへの思いが深まったように思う。

2019/10/17 アオアシシギ Common Greenshank

アオアシシギの画像

今季、なかなか出会いの機会のなかったシギのひとつがアオアシシギである。渡りの時期には、必ず姿を見せてくれるアオアシシギだが、今季は、なかなか縁がなかった。しかし、会えるとなると不思議なもので、数カ所で観察する機会が巡って来たのである。

アオアシシギは、非常に警戒心が強いので、かなり遠くから観察しなければならない。タイミング良く車からの観察が可能であれば、かなり近くからでもじっくり見ることが出来る。蓮田地帯を走っていると前方に1羽のアオアシシギの姿が見えた。そっと接近したが、飛ばれてしまった。しかし、この蓮田がお気に入りのようで、逆方向に着地したのである。

今度は、用心深くレンズを向け、色々なシーンを撮影することが出来たのである。

2019/10/16 オオハシシギ Long-billed Dowitcher

オオハシシギの画像

田んぼや蓮田で見られる秋の渡り。今季、色々なシギチとの出会いに恵まれているが、オオハシシギには、なかなか縁がない。ずっと気になっていたが、ようやく2羽のオオハシシギに出会うことが出来た。

広い蓮田をゆっくり眺めてみるとコアオアシシギが20羽ほど、タカブシギも多数いることが分った。さらに良く見渡してみると2羽のオグロシギと2羽のオオハシシギの姿を確認。双眼鏡で、オオハシシギの姿をしっかりとらえた時は嬉しかった。今季初認。嬉しい出会いであった。