タイトル:九羽の白鳥 とりどり日記

[ 蓮田のひとこま ]

2020/1/20 蓮田の鳥たち

冬の蓮田は、殺風景である。特に収穫の済んだ蓮田は、何ともわびしさが漂う。まだ収穫の済んでいない蓮田もいくつかあり、枯れた蓮の茎に鳥たちがとまっている姿を見るとホッとする。柔らかな冬の日差しを浴びて、枯れた蓮の茎にとまったカシラダカを見たときは、嬉しかった。背中の煉瓦色が特に美しい。少し離れた別の蓮田では、ツグミとスズメがとまっていた。

さらにもう一回りしてみると、イソシギが、蓮田の中を歩き回っている光景に出会った。イソシギとは、久しぶりの出会いで嬉しかった。さらに回ってみるとホオジロにも出会った。蓮田では、色々な鳥たちが、羽を休め、栄養補給しているようである。

2020/1/19 ヨシガモ Falcated Duck

ヨシガモの画像

風もなく穏やかな日。のんびりゆっくり沼のほとりを歩く。冬の柔らかな日差しが湖面に降り注ぎ、水面は、美しいコバルトブルーに輝いている。手前に枯れ草が繁り、湖面までは、少々距離があるのだが、歩き始めると一斉にカモたちが飛び立つ。前回、1ヶ月ほど前に訪れた時は、このようなことはなかったのだが、かなり警戒心が強まっているように見えた。

何とか撮影出来る距離にヨシガモの姿があったので、レンズを向けることにした。程なくヨシガモが面白いポーズを見せてくれた。光線が、やや弱かったのか、逆に強すぎたのか分からないが、緑の綺麗な色が出ないのが残念である。沼のほとりでは、静かに時間が流れていく。

2020/1/18 オオハシシギ Long-billed Dowitcher

オオハシシギの画像

越冬のシギチを求めて、時折、足を運ぶ蓮田地帯。新しい年を迎え、一番出会いを楽しみにしているのがオオハシシギである。不思議なことに秋の渡りに時にまとまった数で観察されたオオハシシギなのだが、ある日突然、姿を消してしまう。見事に1羽も残らず姿を消してしまうのが、私には謎である。

師走の蓮田に何回か足を運んでもオオハシシギをたくさん見かけた場所では、観察出来なかった。ところが年が新たになり、その蓮田付近に足を運んでみると16羽のオオハシシギの姿が見られたのである。これは、ここ数年の傾向で、何とも不思議でたまらない。

これから春に向けてオオハシシギは、多分、数を増して来ることだろう。

2020/1/17 ノスリ Common Buzzard

ノスリの画像

冬枯れの田んぼは、殺風景で何ともわびしい感じがするが、薄い茶系で統一された光景が好きで、時折足を運んでいる。田んぼで良く見かける杭にツグミやスズメ、カワラヒワなど見かけることもあるが、今季は、ノスリとの出会いが多い。この杭が爆音機と呼ばれると知ったのは、つい最近のことである。

数カ所の田んぼを回ってみたが、何とノスリとの出会いの多いことだろう。鳥たちとの出会いが少ないなかで、嬉しいものである。風のある日でも、ふわふわ飛んで来て、杭にとまる。きっと安定して止まりやすいのだろう。

2020/1/16 セイタカシギ Black-winged Stilt

セイタカシギの画像

越冬するシギチを求めて、時折、蓮田地帯に足を運んでいる。数は、少ないものの何かしら出会いがあり、静かに観察出来るのが魅力で、片道1時間半の道のりを飽きもせず訪ねている。

この蓮田地帯のレンコンの収穫量は、相当なもので、品質も良く、鳥見に出掛けた折、レンコンを買って帰ることも多い。通称、レンコン街道。ほとんど出会いはないのだが、この日は、違っていた。蓮田の片隅に鳥影が三つ。セイタカシギであった。久しぶりの出会いであり、今まで鳥との出会いのない場所であったので、殊更、嬉しかった。

冬の蓮田のひとこまである。

2020/1/15 コミミズク Short-eared Owl

コミミズクの画像

地元の田園地帯にコミミズクが姿を見せているという。それも4羽もいると言う。やはり同じ田園地帯でコミミズクの姿を見たのは、8年前だったろうか。過去の写真を見ながら、コミミズクにまた会えたら良いなあと思っていたので、出掛けてみることにした。

少し日が傾きかけていたので、見通しが悪くなりかけている。前方の杭に何とコミミズクがとまっているではないか。久しぶりに見るコミミズクの姿は、ずいぶん大きく見えた。間近に見ると可愛らしくもあるが、迫力もある。右を見たり左を見たり、空を仰ぐように上を見たり、キョロキョロとするコミミズクの姿が何とも滑稽で楽しくなってきた。その後、薄暗くなりかけた田園地帯にコミミズクは、姿を消した。懐かしく嬉しい出会いであった。

2020/1/14 ツルシギ Spotted Redshank

ツルシギの画像

越冬のシギチの姿を求めて、時折、冬の蓮田地帯に足を運んでいる。ひっそりと静かな蓮田地帯を回っていると1羽のシギの姿を見かけても胸弾む思いがする。逆光のため、土手から見るとシルエット状で、おそらくオオハシシギであろうとの予測しかつかなったが、順光側に回ってみると何と嬉しいことにツルシギとオオハシシギが2羽で仲良く並んでいる。

2羽は、ゆったりと休んでいて動く気配がなかったが、しばらく様子を見ることにした。ほどなくツルシギに動きが見られ、羽繕いを始めた。さらにその後、水浴びまで始めたのである。その間、10分くらいであったろうか。冬の柔らかな日差しを浴びてツルシギもオオハシシギも心地良さそうな表情を見せてくれ何とも心和む思いがしたのである。

2020/1/13 オジロトウネン Temminck's Stint

オジロトウネンの画像

秋の渡りが終わってしまい、しばらくは、蓮田地帯がひっそりとしてしまったが、寒さと共に、越冬のシギチの姿がポツポツ見られるようになって来ている。そのひとつがオジロトウネンである。秋の渡りの時には、オジロトウネン20羽くらいの群れを見ることが出来、大いに感激したものであった。その後、ぱったり姿が見られなくなり、あちこち探し回っていたが、数は少ないものの、何回か出会いの機会に恵まれた。

いつ見ても、いつ出会っても嬉しいオジロトウネン。蓮田の泥にまみれた黄色い脚も何とも愛らしい。コロコロした体型にホッと心和ませる。ひっそりと静かな冬の蓮田での嬉しい出会いのひとこまである。

2020/1/12 トモエガモ Baikal Teal

トモエガモの画像

自宅から、そう遠くない沼のほとり。野鳥に関心を持ち始めた初期の頃は、良く足を運んだものであった。しかし、蓮田地帯に飛来するシギチに関心を持つようになり、沼のほとりを訪れる機会が少なくなっていた。

しかし、今季は、マガンやオオハクチョウ、それに加えて、トモエガモが多数姿を見せていると聞き、何度か足を運んでいたのだが、ようやく出会いが実現した。風のある日には、湖岸に近づいて来るというので、風の強さに耐えて、しばらく観察していると遠くに20数羽の群れを見ることが出来た。比較的、近くには、1羽の雄のトモエガモが姿を見せてくれたのが嬉しかった。

今度は、穏やかな日に、沼のほとりを訪れてみたいと思っている。

2020/1/11 湖畔の鳥たち

ノスリの画像

湖岸に沿って走ると時折、色々な鳥たちの声が聞こえて来る。一番多いのは、ヒヨドリだろうか。ホオジロの地鳴きも聞こえて来る。♫フィッフィホ♫フィッフィホ思いがけずベニマシコの鳴き声が耳に飛び込んで来た。慌てて周囲を探す。すぐに枯れ草の中に潜り込んでしまったので、一瞬の出会いであったが、何とも嬉しい。

湖面には、ヒドリガモ、ヨシガモ、ホシハジロ、オオバン、カイツブリなどゆったりと泳いでいる。1羽、白っぽい水鳥が目に入った。ミコアイサである。すぐに水中に潜ってしまったが、これもまた嬉しい出会いであった。

2020/1/10 アカハラ Brown-headed Thrush

アカハラの画像

松林が途切れた辺りに広がる小さな公園。ずっと気になっていたが、公園の中を歩いてみたことがなかった。近くを通りかかった時、小鳥の姿が目に飛び込んで来たので、公園を歩いてみることにした。

最初に姿を見せてくれたのが、何とアカハラ。今季、初めての出会いである。そう言えば昨シーズンは、体調が優れないこともあったが、アカハラを見ていなかったように思う。鳴きながら、すぐに飛んでしまったが、様子を見ていると、また草むらから出て来て、辺りを飛び回っている。久しぶりに嬉しい出会いであった。

2020/1/9 オグロシギ Black-tailed Godwit

オグロシギの画像

越冬のシギチを探しに出掛けた日。オオハシシギの姿を見かけた田んぼで、オグロシギにも出会った。オオハシシギは、タシギと一緒のところにいて、なかなか近づいてくれなかったが、オグロシギは、警戒心がない様子で、ぐんぐん近づいて来てくれた。よくよく見れば、冬羽に換羽中の様子が良く分かり、何とも嬉しい。

秋の渡りの時には、4羽のオグロシギに出会って、ずいぶん楽しませてもらった。つい3ヶ月ほど前のことなのに、何とも懐かしい思いがする。優しい雰囲気のオグロシギ。好きなシギのひとつである。この冬、ゆっくり滞在してほしいものである。

2020/1/8 モズ Bull-headed Shrike

モズの画像

越冬のシギチを探しに出掛けた日。数カ所の蓮田を回り、もう1カ所と思って回った蓮田で、何やら右方向から飛んで来た鳥がいた。スズメだろうか。いや、動きが違う。その鳥がとまった先に目をやると蓮田の一角にモズがとまっている。蓮田では、スズメを見かけることが時々あるが、モズに会うことは、今まであまりなかった。

そのモズは、蓮田で、何やら獲物をゲットしたようである。レンズ越しには、よく分からなかったが、帰宅後、PCに取り込んでみると、どうやらミミズのようである。その獲物を枯れた蓮の茎のところに、刺すようにしている。「ああ!これが、モズのはやにえと言うものかもしれない。」初めて見る光景で、とても新鮮な思いがしたのであった。

2020/1/7 オオハシシギ Long-billed Dowitcher

オオハシシギの画像

越冬のシギチに会いたくて、蓮田地帯を訪れた日。雲が厚く、時折、小雨がぱらついていた。見通しも悪く、出会いも難しいだろうと思っていたが、蓮田の角を曲がりかかったとき、1羽のセイタカシギの姿が目に入った。いつもであれば、正直な気持ちを言えば、あまり感激はないのであるが、この日の出会いは、嬉しかった。暗闇に光が差した思いがした。

さらに良く見ると、タカブシギやハマシギもいる。さらにさらに目をこらすとオオハシシギの姿も見える。嬉しくなって、レンズを向けた。しかし、暗いなあとつぶやきながら、いつの間にか夢中になっている自分の姿が、そこにはあった。

2020/1/6 チョウゲンボウ Common Kestrel

チョウゲンボウの画像

越冬のシギチを探しに田園地帯に足を運んだ日、少し回り道をして葦原の様子を覗いてみることにした。冬場の葦原には、チュウヒやコミミズクが姿を見せることがあり、数人のカメラマンが、三脚を並べている。皆さん、手持ち無沙汰のようで、猛禽類の姿は、ないらしい。もう少し夕暮れ時に近い時間帯の方が良いのかもしれない。

そのようなことを考えながら、葦原に沿って車を走らせていると、チョウゲンボウがホバリングしている姿が目に入った。レンズを向けようとしたが、タイミングが合わず撮り損ねてしまった。しかし、そのチョウゲンボウが、葦原目がけて飛び降り、何やら獲物をゲットした。程なく近くの杭にとまって満足げな表情を見せてくれた。この後、すぐに飛び去ってしまったが、思いがけず嬉しい出会いであった。

2020/1/5 カイツブリ Little Grebe

カイツブリの画像

野鳥に関心を持つようになったきっかけは、沼のほとりで出会った9羽のコブハクチョウに心惹かれたからである。そのコブハクチョウから始まって今まで、ずいぶん色々な野鳥との出会いがあった。冬季には、鴨類が多数飛来するので、カモ・ウオッチングもなかなか楽しいものである。ハジロカイツブリやカンムリカイツブリを見かけるのも冬季ならではである。

通年で見られるカイツブリだが、水面が紋様のようになって面白い背景のところに姿を見せた日があった。カワウも同じような背景のところに姿を見せてくれた。同じ鳥でも、背景によって、ずいぶん印象が変わるものである。

2020/1/4 ツルシギ Spotted Redshank

ツルシギの画像

秋の渡りが済んだ後の田園地帯は、シギチの姿がすっかり少なくなり、何とも寂しい限りであった。それ故、自然と足が遠のき、田んぼや蓮田を見回る機会がぐ~んと減ってしまったのが実情である。しかし、もしかしたらとの思いで出掛けてみると何とも嬉しい出会いがあった。

大好きなツルシギが、すぐ目の前に姿を見せてくれたのである。越冬中のツルシギには、沼のほとりでも出会っているが、場所が変われば、また印象が違う。あのスラリとした長くて赤い脚が、冬の日差しを浴びて一層美しく見えた。

2020/1/3 オオハクチョウ Whooper Swan

オオハクチョウの画像

4羽のマガンが飛来している沼のほとりであるが、オオハクチョウも飛来していると聞いていた。しかし、早朝に飛び立ってしまうとのことで、なかなか出会いの機会は巡って来なかった。朝の用事を済ませて、いつもより、かなり遅めに沼に向かった日。何とオオハクチョウの姿が目に飛びこんで来た。紛れもないオオハクチョウである。それも4羽。成鳥2羽と幼鳥2羽。どうやら家族のようである。

ゆったりと4羽は、つかず離れず湖面に浮かんでいる。地元で会えるのは、何とも嬉しい。急いでレンズを向けた。しばらく様子を見ていると、急に2羽の成鳥が湖面を蹴って飛び立って行った。幼鳥がそれに続く。あっという間の出来事であった。思いがけない嬉しい出会いのひとこまである。

2020/1/2 マガン Greater White-fronted Goose

マガンの画像

静かな沼のほとりだが、今季は、珍しいお客様が飛来しており、散歩の人も時折、足をとめて湖面を眺めている。岸辺近くには、オナガガモが実にたくさんいて、その数の多さに圧倒されそうになる。そのオナガガモの近くに時折、姿を見せるのが、4羽のマガンである。日によって、見られる時間がまちまちのようであるが、私が何度か足を運んだ時は、ほとんど姿を見せてくれている。

風が冷たく、寒い朝であったが、沼のほとりに到着した時には、マガンの姿がなかった。他の所に回ろうかなと思いつつも、しばらく湖面を眺めていると右方向から何と4羽のマガンが飛んで来たのである。飛んでいるところを撮影したいと思っていたのが、まるで通じたかのようである。何とも嬉しい出会いの日であった。

2020/1/1 新年のご挨拶

コミミズクの画像

新しい年を迎え、静かに2019年を振り返ってみますと、色々な鳥たちとの出会いが思い出されます。特に心に残るのは、大好きな田んぼや蓮田で出会ったシギたちの姿です。秋の渡りでは、久しぶりにたくさんのエリマキシギの姿を見ることが出来ました。また、アメリカウズラシギやウズラシギとの出会いの機会も多く、水浴びするシーンを何度も見る機会にも恵まれました。大好きなオジロトウネンの群れを見ることが出来たことも忘れられません。

今年も思い出に残る鳥たちとの出会いを願っております。皆様方のお力添えを頂きながら、ほのぼのとした雰囲気のHP「九羽の白鳥」の更新が続けられるよう健康に留意しながら努力して参りたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

2019/12/31 2020年のカレンダー

思い出のアルバムの画像

今年も残すところ後わずかとなり、この1年を振り返ってみますと色々なことが思い出されます。昨年秋に体調を崩しましてから、今までのような鳥見をすることが難しくなり、家族に支えられながら何とかこの1年、鳥見を続けることが出来ました。家族には、心から感謝しております。

鳥たちとの出会いのなかで、特に印象深いのは田んぼに飛来する秋の渡りのシギチとの出会いで、この秋は、たくさんのシギチに会うことが出来ました。特に大好きなエリマキシギには何度も出会いましたし、アメリカウズラシギやウズラシギとの出会いも多く深く心に残るものです。また、大好きなオジロトウネンの群れに出会ったことも鮮烈な思い出となっております。

田んぼで出会うシギたちに支えられ、そしてこのHPを訪問してくださる皆様のお力に支えられ、今年も「九羽の白鳥」の更新を何とか続けることが出来ました。心より感謝致しております。来る年もどうぞよろしくお願いいたします。

2019/12/30 エゾフクロウ Ural Owl

エゾフクロウの画像

北の大地に憧れて、何度か訪れた冬の北海道。一番会いたかったのは、エゾフクロウであった。フクロウとの出会いは、5月の連休の頃というイメージがあるが、エゾフクロウには、冬季に何度か出会っている。

ガイドの方に案内して頂き、洞の中のエゾフクロウを初めて見たときは、ずいぶん胸が高鳴ったものである。本州で見るフクロウより白い印象があり、余計に心惹かれるものがあった。嬉しく心に残る思い出のひとこまである。

2019/12/29 オシドリ Mandarin Duck

オシドリの画像

秋の深まりと共に、姿を見せてくれる鳥のひとつがオシドリである。比較的、近くの公園で、オシドリに会う機会があるのは、何とも嬉しいことである。さほど広くない池をオシドリは、ゆったり泳いでいるのだが、人の気配を感じるとパッとにわかに飛び立ってしまう。かなり警戒心が強いようである。

オシドリだけでなく、湖面の色合いも考えて撮影場所を選んで少し待った。木々が入り組んでいて、ちょっと難しい。やっと何とかオシドリが見える位置に姿を見せてくれた。オシドリは、いつ出会っても嬉しいものである。

2019/12/28 ウズラシギ Sharp-tailed Sandpiper

ウズラシギの画像

田んぼに飛来するシギチに関心があり、今まで10数年、その折々に田んぼに足を運んで来た。昨年は、体調を崩し、とても田んぼへ出掛けられる状況ではなかったが、今季は、何とか足を運ぶことが出来た。ここ数年、田んぼに飛来するシギたちの姿の少なさを憂えて来たが、今季は、その思いを払拭するかのようにずいぶん色々な出会いに恵まれた。

忘れられない出会いのひとつがウズラシギである。今季、多いときには、10数羽のウズラシギが群れ飛ぶ姿をご覧になった方もおられる。私が蓮田で出会ったときは、秋晴れの心地よい日であったので、ウズラシギは、元気いっぱい水浴びを繰り返していた。あのときのウズラシギの真剣な顔つきが今でも、まぶたに焼き付いて離れない。

2019/12/27 ツバメチドリ Oriental Pratincole

ツバメチドリの画像

春と秋の渡りの時期に時折、見かけることがあるツバメチドリ。今まで、数回、出会ったことがあるが、ここ数年、出会いの機会が全くなかった。秋の渡りのシギチを探しに出掛けた田園地帯で、思いがけず情報を頂いた。おそらく探すのは、困難であろうと思いつつも付近の田んぼを探してみることにした。

何と、目の前の田んぼに佇む1羽のツバメチドリの姿が目に飛び込んで来たのである。車からの観察なので、ほとんど警戒心がない。良く良く見ると10数羽のツバメチドリがいるらしい。今までツバメチドリに出会ったことは、何回かあるが、これほど近距離で、これほどの数を見たのは初めてである。嬉しく心に残る出会いであった。

2019/12/26 カイツブリ Little Grebe

カイツブリの画像

一度は、会いたいと願いながら、なかなかその機会に恵まれなかったカイツブリの親子のシーン。嬉しいことにやっとその機会が巡って来た。カイツブリの雛が、親鳥の背中に乗っている姿が見られると言う。その姿を見るまでは、何とも落ち着かなかったが、父鳥と母鳥の間に可愛い雛の姿が見えたときは、胸の高鳴りを覚えたものである。

ネットでは、何度も見ていたカイツブリの背中に雛を乗せているシーン。実際、自分の目で見たときの高揚感は、何と表現したら良いのだろう。親子の深い絆を感じるほのぼのシーン。また、いつかこのような場面を見たいものである。

2019/12/25 コアジサシ Little Tern

コアジサシの画像

以前は、その時期になると浜辺で良く見かけたコアジサシ。ここ数年、見る機会がずいぶん少なくなって寂しい限りである。それでも時には、思いがけない出会いがあって、コアジサシの給餌風景を見る機会に恵まれた。

まだ孵化して間もないコアジサシの雛は、おぼつかない足取りで、親の帰りを待つ。その仕草の何と愛らしいことだろう。近くでは、チョウゲンボウが飛んでいる姿を見かけたので、ハラハラしながら、その様子を見守った。この平和がいつまでも続くことを心から願っている。

2019/12/24 アカショウビン Ruddy Kingfisher

アカショウビンの画像

野鳥に関心を持つようになるまで、アカショウビンという名前すら知らなかった。初めてアカショウビンに出会ったのは、高原のブナの林。♫キョロロロー♫という澄んだ声がブナ林に響き渡ったとき、何と神秘的な声だろうと身が震える思いがしたのを鮮明に覚えている。

アカショウビンには、何度か出会っているが、一番近くでその姿を見ることが出来たのは、この写真を撮ったときのことである。背後から♫キョロロロー♫の声がして、目の前の木にとまった。足は、ガクガク。胸は、ドキドキであった。火の鳥アカショウビンと言われるが、まさにその印象を濃くした出来事であった。

2019/12/23 フクロウ Ural Owl

フクロウの画像

初めてフクロウを見たのは、神社の境内であった。高い高い木の上で、目を閉じて休んでいた。同じ年に近くの公園で音もなく飛び立った大きな鳥がいたのだが、それがまさかフクロウだったとは!知るまでに時間がかかったが、フクロウと知ってずいぶん驚いたものであった。

新緑の中でフクロウを撮影したいものだと思っていたが、ようやく実現した。自分の考えたいたイメージとは、少々違うが、青葉若葉の時期に出会えたことに感謝である。またいつかフクロウに会いたいものである。

2019/12/22 キレンジャク Bohemian Waxwing

キレンジャクの画像

春が近づいて来るとその鳥の飛来を楽しみにしている。その名は、レンジャク。ヒレンジャクが多いのだが、時には、キレンジャクも姿を見せることがある。ヤドリギの実を目当てに姿を見せることが多いようだが、ヤナギや桜の木にも姿を見せることもある。

ヤナギの新芽が美しい時期にキレンジャクが姿を見せたことがある。鈴を振るような可愛い声が聞こえてきて数羽のキレンジャクがヤナギの木にとまった。なかなかすっきりとはいかないが、その出会いに感謝である。

2019/12/21 イスカ Red Crossbill

イスカの画像

まだ雪の残る高原で、イスカに出会った。かすかに声を聞いたように思い、背の高い木を見上げると、何やら動く鳥の気配。何とイスカである。マヒワも近くにいるようだが、なかなか出会う機会のないイスカにレンズを向けることにした。ドイツトウヒの中に入ってしまうと姿が見えなくなる。

どうやらイスカの雄も雌もいるらしい。見上げるような位置なので悪戦苦闘。なかなかこちらに顔を見せてくれないが、何とか撮れたのがこの1枚である。雪の残る高原での懐かしい思い出のひとこまである。

2019/12/20 オオマシコ Pallas’s Rosefinch

オオマシコの画像

赤い鳥には、殊更心惹かれる。その中でも特に出会いを楽しみにしているのがオオマシコである。薔薇色というのがふさわしいだろうか。初めて林道で、オオマシコに出会った日のことが懐かしく思い出される。その後、何回かオオマシコに出会っているが、雪の残る高原での出会いは、まぶたに焼き付いて離れない。

真っ白な雪にローズピンクのオオマシコ。とても素敵な組み合わせである。ハギの実が、雪の上にこぼれ落ち、それをオオマシコが美味しそうに啄む。あの日の出会いは、いつまでも心の中から消えることはない。

2019/12/19 オオワシ Steller's Sea Eagle

オオワシの画像

北の大地は、憧れの土地であった。野鳥に関心を持つようになって、更にその思いが強くなっていった。流氷の上に佇むオオワシの姿や大空を飛ぶ姿など図鑑やネットで見るにつけ、一度は会いたいものだとの思いが募る。ガイドが案内してくださるツアーがあると知り、冬の北海道へ何度か足を運ぶことになった。

天候次第で流氷が見られないことがあり、船からではなく陸路での探鳥になったとき、オオワシを間近に見ることが出来た。驚くほどの数のオオワシが、木にとまって休んでいる。それは、夢ではなく現実であった。あの日の感動は、今も新鮮である。

2019/12/18  沼のほとりの鳥たち

ユリカモメの画像

私の鳥見の原点となった沼のほとり。最初の出会いは、コブハクチョウであった。ツグミもムクドリもヒヨドリも分らなかったあの頃。沼のほとりに足を運べば、ほっと出来る空間が広がっていた。

久しぶりに訪ねた沼のほとりは、相変わらず温かく優しく快く迎え入れてくれた。最近見かけることの少なくなったスズメも群れで姿を見せてくれたし、ヒヨドリもツグミも姿を見せてくれた。

湖面で見ることの多いオオバンが、陸に上がって4羽揃って歩いている姿は、何とも微笑ましい。コサギは、杭にとまり、ユリカモメがゆったりと泳いでいる。沼のほとりでは、静かにゆったりと時間が流れて行く。

2019/12/17 マガン Greater White-fronted Goose

マガンの画像

伊豆沼や蕪栗沼では、決して珍しくないマガンであるが、地元の沼に4羽のマガンが飛来し、楽しませてくれている。塒は、どこか分らないのだが、とても観察しやすい場所に日中、姿を見せてくれるので、何度も足を運んでいる。

この日は、水浴びをするシーンを見ることが出来た。オレンジ色の足だけが見えるのは、一体、どのように水浴びをしているのか、何とも不思議な感じがする。鳥たちにとって水浴びは、大切なことだが、流石にマガンだけあって、豪快な水浴びシーンを見せてくれた。

また様子を見に出掛けてみたいと思う。

2019/12/16 ツルシギ Spotted Redshank

ツルシギの画像

静かな静かな沼のほとり。ここ数年、足を運ぶことが少なくなっていたが、今季は、何度も足を運んでいる。嬉しかったのは、昨年に引き続き、ツルシギが姿を見せてくれたことである。

昨年は、結構、距離があったが、今季は、かなり近づいて来てくれたので、じっくり観察することが出来た。目の前で、魚を捕るシーンも見せてくれた。隣県の蓮田地帯では、決して見ることがない大きな魚である。飲み込むのにも一苦労といった感じであった。しばらくゆっくり滞在して欲しいものである。