タイトル:九羽の白鳥 とりどり日記

[ 嬉しい出会い ]

2018/7/20 アマサギ Cattle Egret

暑さを少しでも避けようと、少々早起きして、田んぼに向かうのだが、それでも、やはり夏は暑い。しかし、田んぼの緑を見ると、その暑さをひととき忘れることが出来る。朝露に濡れた稲田は、何とも美しい。あぜ道のエノコログサは、朝日を浴びて、これまた美しい。

相変わらず鳥との出会いの少ない田んぼだが、時には、思いがけない出会いも待っていてくれる。この日は、何と5羽のアマサギが姿を見せてくれた。それも冬羽と夏羽のアマサギなのだから、嬉しさは、ひとしおであった。夏羽のアマサギのあの色は、飴色から来ているという。何とも魅力的な色のサギである。

2018/7/19 ホオジロ Meadow Bunting

ホオジロの画像

田んぼで出会う鳥は、限られているが、それでも田んぼの風景と雰囲気が好きで、好んで田んぼに足を運ぶ。連日の暑さで、鳥たちは、どこかへ避難してしまったのだろうか。いつでも尾をふりふり出迎えてくれるハクセキレイの姿さえ、なかなか見当たらない。

稲田を見渡すと、田植えの時期によって、また、場所によって、生育状況が様々だが、すでに稲穂が顔を見せているところもあり、少々驚く。鳥には、なかなか出会わないが、コフキトンボとノシメトンボと思われるトンボが、ゆったり飛んでいた。

ふと気がつくと、ホオジロが、程よいところにとまっている。何だか全体が、ずいぶん黒ずんで見えたのだが、若い個体なのだろうか。それとも夏の日差しが強すぎて、黒ずんで見えたのだろうか。ともあれ、ホオジロに出会えてヤレヤレである。

2018/7/18 コジュリン Japanese Reed Bunting

コジュリンの画像

まれに見る豪雨が、各地をおそったり、格別の暑さが続いたり、自然現象とはいえ、何とも言葉がない。この暑さは、一体、いつまで続くのだろうか。

連日の暑さに閉口しているが、朝早く、時々田んぼに足を運ぶ。稲田を見ると、早くも稲穂が見え始めている。朝早いと朝露が、キラキラ光って、緑の稲田が、一層美しく見える。遠くから、かすかにコジュリンの声が聞こえたように思った。ヒバリの声も聞こえて来る。ゆっくりゆっくり田んぼを回ってみると、ちょうど良い位置にコジュリンの姿が見えた。お腹側なので、少々残念だが、とても綺麗な個体である。朝のひととき、嬉しい出会いであった。

2018/7/17 オオジシギ Latham's Snipe

オオジシギの画像

緑の稲田が広がる光景が大好きで、田んぼには、良く足を運ぶ。特に7月に入って、出会いを楽しみにしているのが、オオジシギである。しかし、今年の田んぼは、どうしたことか、鳥影が、実に薄い。スズメやカワラヒワなどでも、なかなか出会わない。それでも、諦めずに時折、田んぼに足を運ぶ。

逆光で草かぶりであったが、タシギのシルエットとは違うと思えるジシギの姿を確認出来たのは、少し前のことである。一瞬であったが、何とか撮影出来た画像をPCに取り込んで、細部を見ようと思ったが、思っていた以上に草かぶりがひどい。もう一度会いたいと足を運んでみたものの、全く気配さえない。わかりにくい画像であるが、嘴、顔、全体の印象からオオジシギであろう。またの出会いを楽しみにしている。

2018/7/16 オオヨシキリ Oriental Reed Wabler

オオヨシキリの画像

田んぼや葦原で、元気いっぱい囀りを披露していたオオヨシキリだが、流石に、今の時期になると、ずいぶん静かになってしまい、ちょっぴり寂しい。時折、♪ギョギョシ♪ギョギョシの声を聞くと、懐かしいような気分になってしまう。

蝶の姿を良く見かける草地で、イチモンジセセリを見ていると、突然、バサッと鳥が飛んで来た。オオヨシキリである。すぐそばの葦原のところで、辺りの様子をうかがっているようだ。次の瞬間、何かを嘴で、つかまえた。良く見るとイチモンジセセリのようである。子育て真っ最中なのであろうか。何とも複雑な心境であった。

2018/7/15 キジ Common Pheasant

キジの画像

春、早い頃から田んぼで見かける機会が多くなるのが、キジである。その色彩の豊かさからか、キジの♂の姿を多く見かけるように思う。♀を見かけるときは、大抵すぐ近くに♂が姿を見せるようである。

しかし、暑さを感じるようになる頃、キジの♀の姿を見かけたときは、要注意。雛が、一緒にいることが結構あるのだ。例年、もっと早くから、キジの雛の姿を見かけるのだが、今季は、なかなか出会いの機会に恵まれなかった。田んぼを回って特段の出会いもなく、引き上げようと思った時、稲田に身を隠すようにしているキジの♀の姿が目に入った。もしやと思い、目をこらすと、草陰に小さな目が、光っている。今季、初めての雛との出会い。嬉しいひとときであった。

2018/7/14 散歩道のひとこま

暑さを避けて、朝露が、まだ降りている頃、ゆっくりのんびり散歩を楽しむ。薄紫のイヌゴマが、咲いているところでは、モンシロチョウを良く見かけるが、真っ先に目に飛び込んできたのは、キタテハ。イチモンジセセリも数頭、見受けられる。ヒラヒラと飛んで来たのは、モンキチョウ。白い個体と黄色い個体。ヒラヒラと仲良く舞う姿が、美しい。

ハスの花のあるところに回ってみると、イトトンボの姿が、見えた。会いたかったイトトンボ。これは、アジアイトトンボだろうか?アオモンイトトンボだろうか?空を仰ぐと夏の雲が、ムクムクとわき上がり、何とも楽しくなってくる。途中で見かけたアメリカザリガニも郷愁を感じさせるような懐かしさがあった。

2018/7/13 田んぼのひとこま

カルガモの画像

決まって足を運ぶのは、田んぼである。見慣れた田んぼの表情は、稲の生育状況が良く、緑の絨毯を敷き詰めたようで美しい。6月の末になって田植えをしたところもあり、少々驚いているが、逞しく育っている早苗を見ると、こちらも元気になってくる。

鳥との出会いの少ない時季だが、カルガモには、良く出会う。稲と稲の間から、ひょっこり顔を見せることもある。キジも姿を見かけるが、一頃よりは、出会いの機会が少なくなったように思う。スズメも見かけるが、案外、警戒心が強く、飛ばれることが多い。身近な鳥たちばかりだが、会えると心が和み、元気が湧いて来る。

2018/7/12 ヒバリ Eurasian Skylark

ヒバリの画像

田んぼの緑が色濃くなって、すっかり夏らしい光景になってきた。いつものように、ゆっくり田んぼを回ってみると、青々としたヨモギの上に、ヒバリの姿が見えた。最初、見かけたヒバリは、雌であろうか。何か落ち着かない止まり方をしていたが、すぐに飛び立ってしまった。

さらに田んぼを回ってみると、また、別のところで、ヨモギの上にいるヒバリの姿を発見。今度は、どうやら雄らしい。堂々とした止まり方で、余裕をもって辺りを見渡している。春には、揚げひばりを良く見かけたが、今の時季は、田んぼや畑で見かけることが多い。暑さをひととき忘れる出会いであった。

2018/7/11 ハクセキレイ White Wagtail

ハクセキレイの画像

今の時期は、幼鳥に出会う機会が多い。薄い色のネクタイをしめたシジュウカラや嘴の黄色いスズメ、時には、ホオジロの幼鳥に出会うこともある。田んぼで良く出会うハクセキレイだが、幼鳥には、あまり出会う機会がなかった。

田んぼを一通り回って、そろそろ引き上げようと思った時、目に入ったのが、ハクセキレイである。ちょっと距離があり、すぐには分からなかったが、良く良く見るとハクセキレイの幼鳥のようである。口元を見ると、スズメと同じく嘴が黄色く何とも愛らしい。ささやかな出会いであったが、ひととき心和むことが出来た。田んぼでは、色々な出会いが待っている。

2018/7/10 サギ

サギの画像

稲の緑が、日々、色濃くなっていく田んぼ。しかし、今の時期に、田植えが済んだばかりのところもあって、少々驚く。暑い時期なので、朝早い時間帯に、少し田んぼを回ってみる。

田んぼで一番良く出会うのは、アオサギだろうか。田んぼ回りをして、アオサギに出会わないことは、まずないのでは、ないだろうか。一時期、チュウサギも良く見かけたが、今は、見る機会が少なくなったように思う。思いがけず出会ったのが、ゴイサギである。突然、姿が見えたので、なかなか良いシーンは、撮れなかったが、久しぶりにゴイサギの姿を見て嬉しかった。

夏の田んぼでは、サギたちとの出会いが、一番多いかもしれない。

2018/7/9 スズメ Eurasian Tree Sparrow

スズメの画像

鳥との出会いの少ない昨今であるが、スズメの姿は、時々見かけることがあり、嬉しくなってくる。それは、田んぼであったり、街中であったり、公園であったり、場所は、色々であるが、スズメの姿に癒やされる思いがする。

何カ所か回って、鳥との出会いのなかった日、最後に出会ったのが、嘴の黄色いスズメと親スズメであった。親スズメは、すぐに飛び去ってしまったのだが、嘴の黄色い子スズメは、木陰が、お気に入りのようで、ゆったりとしていた。その姿が、何とも微笑ましくて、レンズを向けた次第である。暑さを避けて、木陰で涼を楽しんでいたのかもしれない。9

2018/7/8 イチモンジセセリ

イチモンジセセリの画像

野鳥以外の自然にも目を向けるようになって、ずいぶん見方が変わってきたように思う。蝶や蜻蛉、昆虫、植物などにも関心を持つことで、見えて来るものが、自ずと違って来る。

昨年の今頃、紫色の花の咲き乱れるところで、オオヨシキリに出会った。もしかすると今年も出会えるかもしれないと出かけてみると、モンシロチョウが、たくさん舞っている。ずいぶんたくさんのモンシロチョウで、見ていて飽きることがない。しかし、良く良く見てみると、茶系の小さな蝶の姿が見える。イチモンジセセリかもしれない。そう思いながら、レンズを向け、数枚、写真に収めた。

帰宅後、調べてみると、やはりイチモンジセセリのようである。蜜を吸うシーンが、克明に写っていて、楽しくなってくる。セセリチョウの目は、黒くて実に可愛らしい。今度は、他のセセリチョウにも会いたいものである。

2018/7/7 アオサギ Grey Heron

アオサギの画像

田んぼで、一番良く出会うのが、アオサギだろうか。ひとつの田んぼに、6羽も7羽もアオサギの姿を見かけたこともある。そのアオサギが、公園の木の上で、ゆったりと休んでいた。ずっと後ろ向きであったが、一面に睡蓮の咲く池を眺めていると、ようやくこちらに向きを変え、伸びをしてくれた。その姿が、何とも楽しくて、心和む光景であった。

もう少し離れたところでは、青空を背景に木の天辺に佇んでいるアオサギもいて、田んぼで見るアオサギとは、また違った雰囲気を楽しむことが出来た。見慣れたアオサギも場所が変わると、ひと味違ったものに見えて来る。

2018/7/6 アマサギ Cattle Egret

アマサギの画像

今季は、どうしたことか、ほとんど姿を見かけることがなかったアマサギ。かなり遠くに一度見かけたことがあるだけであった。いつものように田んぼを回って、カメラを片付けた途端、何と目の前にアマサギの姿。順光で良い位置にいたのだが、カメラを準備している間に、逆光側に飛ばれてしまった。

しかし、かなり近い。こんな機会は、なかなかないと思い、ドキドキしながら、カメラを向ける。アマサギとの出会いの機会が、こんなに少なくなる日が来るとは、思ってもみなかった。アマサギは、稲田の中に入り、一心に食事をしている。しかし、散歩の人が、通りかかったので、ぐんぐん奥に入ってしまったので、それを潮時に引き上げることにした。

ささやかであるが、嬉しい出会いのひとときであった。

2018/7/5 散歩道

田んぼの緑は、夏の日差しを浴びて、日々色濃くなっていく。まだ暑くならない朝のうちに、馴染みの田んぼをゆっくり回ってみる。ヒラヒラ、ヒラヒラ舞うモンシロチョウが、至る所で、出迎えてくれる。こんなにたくさんのモンシロチョウを今までに見たことがあったろうか。

シロツメクサのところを見ると、見慣れない蝶の姿が、目に入った。帰宅後、図鑑を調べてみるとヒメアカタテハのようである。少し離れたヒメジョオンのところでは、ベニシジミが2頭飛んでいる。まだ、蝶に足を踏み入れたばかりで知らないことばかりだが、花がらみで撮影出来ると嬉しさが増す。

朝のひととき、蝶散歩は、実に楽しい。

2018/7/4 オオヨシキリ Oriental Reed Wabler

オオヨシキリの画像

田んぼや葦原で、元気いっぱい囀っていたオオヨシキリも、最盛期に比べると、その声を聞く機会が、ずいぶん少なくなって来た。しかし、まだ、時々、♪ギョギョシ♪ギョギョシの声を耳にする。

葦原の中にある1本の木。どうやら、その中にオオヨシキリは、いるらしい。双眼鏡で覗いてみると、「いた!いた!」葉の陰に隠れたり、真っ赤な口を見せて力一杯囀ったりしている。複数回、繁殖することがあると教えて頂いたので、もしかすると、今回は、第三回募集であろうか。葦原からは、♪ギョギョシ♪ギョギョシの声が、響き渡って来る。

2018/7/3 シジュウカラ Japanese Tit

シジュウカラの画像

田んぼでは、相変わらず、♪ギョギョシ♪ギョギョシの声が賑やかである。他に出会うのは、カルガモ、アオサギ、スズメ、ヒバリなどだろうか。蝶や蜻蛉にも目を向けると田んぼ回りが、一層楽しい。

車を降りて、少し歩いてみると、青々と桜の葉の生い茂るところに、1羽の鳥が飛んできた。シジュウカラの幼鳥のようである。近隣を散歩するとき、何度か見かけたシジュウカラの幼鳥だが、いずれも、葉かぶりだったり、高い高い木の上で、良く見えない位置だったりで、写真を撮れる状況ではなかった。不慣れなコンデジであったが、急いでレンズを向け、何とか撮ることが出来た。幼鳥は、可愛らしくて出会うと、心が和んで来る。

2018/7/2 ツバメ Barn Swallow

ツバメの画像

田んぼ回りをしていると、颯爽と飛ぶツバメの姿を見かけることが多い。しかし、以前に比べるとずいぶん数が少ないように感じるのだが、地域によって違うのだろうか。元気よく飛び回るツバメの姿を写真に撮りたいと思うこともあるが、多分、無理であろうとレンズを向けることは、ほとんどない。

田んぼ回りの途中で立ち寄った、小さな公園で、思いがけずツバメが飛んで来て、目の前にとまった。何とも嬉しい出会いである。すぐに飛び立ってしまうと思ったのだが、実にゆったりとしている。まだ若いツバメのようであったが、たった1羽で、寂しくないのだろうか。元気に逞しく過ごして欲しいものである。

2018/7/1 アオバズク Brown Hawk-Owl

アオバズクの画像

早いもので、今日は、もう7月。七夕も、もうすぐである。6月の末には、飛びきり暑い日もあり、戸惑うことも多かった。鳥との出会いの少ない時季であるにもかかわらず、ごくごく身近な鳥たちであるが、それなりの出会いがあり、楽しい思い出を残すことが出来た6月であった。

青葉の頃に飛来するというアオバズク。暑さの中で、緑陰を求めて出かけてみると、程よい位置に姿を見せてくれた。待つほどのこともなく、エンゼルポーズ。今まで、このようなシーンに出会ったことがなく、少々あせってシャッターを押し続けた。今月の半ば過ぎには、元気な雛の姿が見られるだろうか。無事に巣立ちの日を迎えられるよう願っている。