タイトル:九羽の白鳥 とりどり日記

[ 弥生の水辺 ]

2019/3/25 カンムリカイツブリ Great Crested Grebe

吹く風が優しくなって来たとはいえ、弥生の水辺は、まだまだ寒い。岸壁に立って、青い海原を眺めていると良く目に付くのがカンムリカイツブリである。ほぼ夏羽になっている個体もいれば、まだまだ冬の装いのカンムリカイツブリもいて、結構楽しむことが出来る。

1羽のカンムリカイツブリが、ゆったりゆったり浮かんでいたが、足をあげてストレッチのようなポーズ。何ともその仕草が、楽しい。最後には、大きく口を開けたが、声は、聞こえなかった。何か伝えたいことがあったのだろうか。弥生の水辺で出会ったカンムリカイツブリの思い出である。

2019/3/24 春うらら

日に日に暖かさを増し、里山には、野の花がいっぱい。広い草原も若草で生き生きと輝いている。久しぶりに訪れてみるとヒバリの囀りが、実に賑やかに聞こえて来る。♪ピュルリ ピチュリ ピュルリ♪♪ピュルリ ピチュリ ピュルリ♪大合唱のようである。一体、ヒバリが何羽いるのだろう。

ツグミも姿を見せてくれた。今季、飛来数が少ないと聞いていたが、この日、ツグミには、少なくとも10羽以上出会った。旅立ち間際になって、姿を見せてくれたのだろうか。

ニオイタチツボスミレのところには、キタキチョウ。ヒラヒラ飛んできて、紫色のスミレのところに止まったときは、嬉しかった。ボケの花も春を謳歌するようにたくさん花をつけている。

柔らかい春の日差しに心和むひとときであった。

2019/3/23 カワセミ Common Kingfisher

カワセミの画像

シギチに会いたくて、何度も何度も足を運んできた蓮田だが、出掛ける度に胸を痛めて来たのが、ネットに絡んで命を落とした鳥たちの無残で痛ましい姿である。

そのネットを廃止して欲しいとの願いの声が、少しずつ取り入れられているように感じることがある。一部の蓮田で、ネットが低い位置に張られ、鳥たちが絡まないようにしたり、鳥の凧を飛ばして、鳥よけに使ったり、改善の兆しを見せている。レンコンの収穫量を誇る茨城県では、蓮田がかなりの面積を占めている。今後、ますます改善の輪が広がることを願ってやまない。

2019/3/22 ジョウビタキ Daurian Redstart

ジョウビタキの画像

川沿いの道を歩くと、菜の花が出迎えてくれた。タンポポやオオイヌノフグリ、ホトケノザ、タネツケバナなども可愛い花をつけて笑顔を見せてくれる。

この川沿いの道で、一番出会いの機会の多かったのが、ジョウビタキの雌であった。雄にも何度か出会っているのだが、なかなか良い位置には、姿を見せてくれなかった。ジョウビタキ雌は、愛想が良くて、あっちに飛んだり、こっちに飛んで来たりしながら、良いモデルになってくれたのである。

新緑の芽吹いたばかりの枝のところに姿を見せてくれたこともあった。懐かしい思い出のひとこまである。

2019/3/21 セイタカシギ Black-winged Stilt

セイタカシギの画像

今季、蓮田で20羽弱のオオハシシギが越冬し、他には、アオアシシギ、アカアシシギ、オジロトウネン、ヒバリシギ、セイタカシギなども見られていると聞いていた。

その中で、ヒバリシギとセイタカシギには、なかなか出会いの機会がない。以前のように蓮田に頻繁に足を運ぶ訳ではないので、自ずと出会いの機会は少なくなって来る。

気になっていたセイタカシギにようやく出会う機会が巡って来た。水をいっぱいたたえた広い蓮田で、セイタカシギがポツンと1羽、一心に採餌している。距離を保ちながらの観察であったが、警戒心もなく、ゆったりとした姿を見せてくれたのであった。

2019/3/20 タシギ Common Snipe

タシギの画像

春の渡り、秋の渡り、そして越冬しているシギチに会いたくて、蓮田には、何度も足を運んできた。寒い間、主に蓮田で越冬しているのは、オオハシシギ、タカブシギ、タシギなどである。一番個体数が多いのがタシギであろうか。

タシギを初めて見たとき、その大きさというか小ささに大変驚いたものであった。今は、見慣れてタシギが小さいと思うことはないのだが、シギチのことを知らなかった頃には、図鑑と実物の差に戸惑ったものである。

そのタシギが、蓮田で良い位置に姿を見せてくれた。どちらかというと、どろどろの蓮の残骸のようなところでばかり見る機会が多かったので、この日の出会いは、新鮮であった。懐かしい思い出のひとこまである。

2019/3/19 ヒバリ Eurasian Skylark

ヒバリの画像

田んぼには、四季を通して足を運ぶ。もうずいぶん前から、田んぼが大好きで、今までに何度足を運んだことだろう。早苗が揺れる頃、その早苗が伸びて美しい緑の絨毯が広がる頃、そして黄金色の稲穂が揺れる頃、収穫が進み、刈田の光景が広がる季節にも、さらに冬枯れの季節にも足を運んで来た。体調を崩し、思うように足を運べなくなってしまったが、今でも時折、田んぼに足を運んでいる。

タネツケバナが、早春の田んぼに揺れる頃、ヒバリが姿を見せるようになる。耕された田んぼや土の塊の影になって、ヒバリの姿は、案外、見つけにくい。そのヒバリが、案外近くにいて、思わずレンズを向けたことがあった。懐かしい思い出のひとつである。

2019/3/18 タゲリ Northern Lapwing

タゲリの画像

日差しにも時折拭く風にも、優しさを感じる季節を迎えると田んぼの様子が気になってくる。越冬のシギチも、まだ滞在しているであろうか。

天候と体調を気にしながら田んぼに向かった。蓮田をいくつか回ってみたが、どこもひっそりしている。遠くにアオアシシギ2羽の姿がやっと見え、ほっとする。ほとんどの蓮田に水がいっぱい入っているので、シギたちには、過ごしにくい環境になってしまったようだ。

少し水の入った田んぼに差し掛かるとタゲリの姿が見えた。良く良く見ると100羽近くのタゲリがいる。今季、タゲリは、少ないと聞いているが、そろそろ帰る準備だろうか。光が当たるとタゲリは、一層美しさを増す。思いがけず嬉しい出会いであった。

2019/3/17 チュウヒ Eastern Marsh Harrier

チュウヒの画像

大好きな田んぼをゆっくりゆっくり回ってみる。ところどころに緑が見え始め、春の息吹を感じるようになって来た。オオイヌノフグリやホトケノザなども田んぼ道に咲いている。もう少しすれば、ツクシが顔を出すことだろう。

田んぼの畦に鳥影が見えた。少々気がつくのが遅かったのだが、車の窓を開けた途端、その鳥は飛び立った。チュウヒだった。しまった!と思ったが後の祭り。もっと早く窓を開けておくべきだった。飛んで行く姿を何とか撮ることが出来た。早春の田んぼのひとこまである。

2019/3/16 オジロトウネン Temminck's Stint

オジロトウネンの画像

天候の穏やかな日を選んで、体調をみながら、気になっている蓮田に向かう。気になっているのはオジロトウネン。1ヶ月程前にちらっと姿を見ているのだが、出来ればじっくり観察したい。

時には、10数羽のオジロトウネンが見られるというのだが、ごくたまに出掛けるだけでは、なかなか縁がないようである。そう思いながらもいくつかの蓮田を見て回った。諦めかけた時、4羽のオジロトウネンが飛んで来た。願いが通じたようである。4羽のオジロトウネンは、ゆっくりその姿を見せてくれたのである。

2019/3/15 オオバン・コガモ・コブハクチョウ

オバン・コガモ・コブハクチョウの画像

ゆっくりのんびり沼のほとりを歩いてみる。吹く風も優しくて心地よい。沼のほとりの土手になっているところには、ホトケノザ、ナズナ、タンポポ、オオイヌノフグリなどが咲いている。ヒラヒラと飛んで来たのはモンシロチョウ。

湖面を見ると、オオバン、ホシハジロ、カンムリカイツブリ、コガモなどが見える。しかし、いずれも遠い。少し場所を移動してみることにした。今度は、オオバンが目の前。コガモの姿も見える。コブハクチョウは、2羽で仲睦まじい様子がうかがえる。

土手のところのオオイヌノフグリのところにキタテハが飛んで来た。翅が傷んでいるんで多分越冬していた個体であろう。沼のほとりでは、ゆったりと時間が流れて行く。

2019/3/14 ルリビタキ Red-flanked Bluetail

ルリビタキの画像

その公園には、いくつかの林があり、道も起伏があって一回りすると結構な運動量があった。ルリビタキは、あちこちの公園で見られていたが、その公園では、複数のルリビタキを見ることが出来た。

竹林のところでも梅林のところでもルリビタキは愛想良く姿を見せてくれた。今季、冬鳥の飛来がかなり少なかったようだが、原因は、一体何なのだろうか。寒い時期から早春にかけて、ルリビタキは、その美しい姿を楽しませてくれる。是非、また会いたいものである。

2019/3/13 ノスリ Common Buzzard

ノスリの画像

暖かな日差しに誘われて、久しぶりに近くの田んぼをひとまわり。今季、鳥たちの姿が少ないと聞いていたが、なるほど田んぼを一通り回っても、なかなか鳥の姿が見当たらない。電線にカワラヒワが並んでとまっているのを見かけたのとスズメを数羽見かけたのみである。

最後に回った田んぼで農家の方が、田を耕しているところに出会った。何とハクセキレイが7~8羽集まっている。その数に驚いていると、今度は、ノスリの姿が、視界に入って来た。農家の方が、トラクターに乗っているとは言え、ノスリとの距離は、かなり近い。

驚きながら、レンズを向け、しばらく様子を見ることにした。右に行ったり左に行ったり、ノスリの動きは軽やかで楽しそうに見えた。そして、何とこちらに向かって飛び立ったのである。思いがけない出会いであった。

2019/3/12 タシギとタカブシギ

ハイイロチュウヒの画像

越冬しているシギチのことが、ずっと気になっていた。久しぶりに訪ねた蓮田では、実にたくさんのタシギに出会った。ひとつの蓮田に30羽は超えると思われるタシギの姿を見かけたところもある。一方、広々とした蓮田で1羽のタシギが、せっせと採餌している姿を見かけたところもある。

そんなタシギの様子を観察していると面白い場面に遭遇した。タシギが見つけたドジョウをタカブシギが羨ましそうに眺め、挙げ句の果てには、横取りするのだが、「悪銭身につかず」ドジョウは、タカブシギの嘴からスルリと抜けてしまった。のどかな蓮田の小さな小さなドラマである。

2019/3/11 ハイイロチュウヒ Hen Harrier

ハイイロチュウヒの画像

日に日に暖かさを増して来ると田んぼや葦原の様子が気になって来る。今季は、冬鳥の飛来が少なかったようだが、私自身、あまり出掛ける機会がなく、はっきりとこの目で確かめることは出来なかった。

この時季を迎えると思い出すのが、葦原で偶然見かけたハイイロチュウヒである。飛んでいる姿は、何度も見ていたが、地上に降りている姿は、それまで見たことがなかった。ほんの少し位置がずれると枯れ草が体や顔にかかってしまうのだが、わずかな隙間から、何とか撮れたのがこの1枚である。

いつかまた会いたいものである。

2019/3/10 シロハラ Pale Thrush

シロハラの画像

寒さが少し和らいで来る頃、近隣の公園に出掛けてみると、良く出会うのがシロハラであった。今季は、飛来数が少ないと聞いているが、以前は、自宅近くの梅林でも数羽のシロハラが、元気な姿を見せてくれたものであった。

枯れ葉をガサゴソと突いている姿が、何とも微笑ましくて、レンズを向けるのも忘れ、ぼんやり眺めていたことが何度もあった。暗いところが好きなようで、公園の片隅で見かけることが多かったように思う。

また是非、会いたいものである。

2019/3/9 キクイタダキ Goldcrest

キクイタダキの画像

広々とした公園の一角には、松林が広がって見える。足元が少々悪いのだが、松林の中に入ってみると小鳥の声が聞こえて来る。シジュウカラ、コゲラ、エナガ、ヤマガラなど耳を澄ますとかすかではあるが、四方八方から聞こえて来る。

松の木の高いところで動く鳥影。何だろう?と思って見上げると。どうやらキクイタダキのようである。あの高さでは、とても無理と思って、しばらく様子を見ることにした。待つほどのこともなく、キクイタダキが、かなり下の方に飛んだ。相変わらず、キクイタダキの動きは速い。素早いというのだろうか。

なかなかファインダーに入れられないが、悪戦苦闘して、何とか撮れたのが、この画像である。今季は、キクイタダキの飛来数が多いと聞いているが、出会いの機会があるだろうか。

2019/3/8 チュウヒ Eastern Marsh Harrier

チュウヒの画像

一面ベージュ色の冬の田んぼは、一見、とても殺風景であるが、心落ち着くものがあり、私は好んで足を運んで来た。小さな水路沿いの枯れ草の間から、ひょっこりホオアカが顔を出したり、スズメやカワラヒワの群れが飛び立ったり、その出会いを楽しんだものであった。

時には、猛禽との出会いもあった。チョウゲンボウだったり、ノスリだったり、コチョウゲンボウに出会ったこともあった。かなり距離があったが、チュウヒと出会った時は、嬉しかった。飛んでいる姿を見る機会は、何度もあったが、畦に降りているチュウヒを見る機会は少ないので、嬉しさが増した。

今では、田んぼもずいぶん様変わりしてしまったが、また、ゆっくり回ってみたいものである。

2019/3/7 キセキレイ Grey Wagtail

キセキレイの画像

枯れた葦原が広がる通りをゆっくり歩く。時折飛び立つのは、ホオジロ。ウグイスの地鳴きも聞こえて来る。ツグミの姿も見えた。枯れ木にとまったのは、シジュウカラのようだ。

葦原の中に黄色の鳥の姿が見えたように思った。少しすると姿を見せてくれたのは、キセキレイであった。このような環境でキセキレイに出会うとは!少々戸惑いながら、レンズを向ける。葦原のキセキレイ。これもまた思いがけない出会いであった。

2019/3/6 ベニマシコ Long-tailed Rosefinch

ベニマシコの画像

川幅は、どれくらいあるだろうか。川沿いの道を歩くと、ホオジロやカシラダカ、カワラヒワなどが飛び立つ。何故か、この川沿いの道では、ノスリに出会うことが多く、目の前の木にとまっていてビックリしたことが三度ほどあった。

♫フィッフィホ♫フィッフィホ♫川岸のネコヤナギの木にベニマシコがとまっている。川岸までは、距離があり、近づきたいと思うが、枯れ草がはびこっていて、なかなか難しい。

しばらくすると、こちらの気持ちが通じたのだろうか。そのベニマシコが飛んで、近くの木にとまった。柔らかな木の芽を啄んでいるようだ。また、ゆっくり川沿いの道を歩いてみたいものである。

2019/3/5 ハイイロチュウヒ Hen Harrier

ハイイロチュウヒの画像

暑い季節には、♫ヒッヒッヒッ♫チャッチャッチャッ♫と賑やかなセッカの声が響き渡る葦原も、寒い季節には、小鳥の声を聞くこともなく実に静かである。

その葦原に、寒い間、姿を見せるのが猛禽である。チュウヒ、ハイイロチュウヒ、チョウゲンボウ、ノスリ時には、コミミズクなど実に多彩な顔ぶれである。春の兆しが見えて来る頃、その葦原を訪ねてみると、思いがけずハイイロチュウヒが近くを飛んでくれた。かなり近かった。

その姿に圧倒されながら、何とかレンズを向け撮影した日が懐かしい。

2019/3/4 トラツグミ Scaly Thrush

トラツグミの画像

寒い季節に何度か足を運んだ公園。ほんのり日差しも和らいで、木の芽もわずかに見え始めて来ると鳥たちとの出会いが楽しみになってくる。冬の間に出会った小鳥たちも、背景によっては、また違った表情に見えるからである。

公園を一回りしてみると、シジュウカラ、ヤマガラ、エナガなどの姿をちらちらと見ることが出来た。なかなか良いところには、とまってくれないなあと思いつつ、さらに歩を進めてみると、何やら前方に鳥影。どうやらトラツグミのようである。飛ばれないように慎重に歩く。

何か小さな実を啄んでいるようだ。このようなシーンに出会ったのは初めてである。ささやかながら、新鮮な感動に浸りながら、公園を後にした。

2019/3/3 アトリ Brambling

アトリの画像

広々とした公園は起伏があり、一回りするとかなりの運動量になった。林のようになっているところが何カ所もあり、ずいぶん色々な小鳥との出会いを楽しんだものである。

その公園で、アトリの群れに出会った。高い所を飛んでいたので、それがアトリと分るまでには、少し時間がかかった。少し歩くと開けた場所があり、色々な植栽がある。そこには、桃の木もあった。

嬉しいことに、その桃の木にアトリが姿を見せてくれたのだった。まだほころび始めたばかりの桃の木にアトリ。何とも嬉しい出会いであった。今日は、ひな祭り。桃の木を見るとこの出会いを思い出す。

2019/3/2 ヒヨドリ Brown-eared Bulbul

ヒヨドリの画像

自宅から徒歩で10分ほどのところに梅林がある。2月の初め頃に訪ねてみると、わずかに甘い香りが漂っていた。2週間ほどして再度訪ねてみると、さらに梅の開花が進み、甘い香りで満ちあふれていた。

その梅林に行く途中に河津桜がある。昨シーズンは、2月の末頃、満開であったので、今季も期待していたが、ピンクの可愛い花をいっぱいつけている。そこに2羽のヒヨドリが、元気な声を張り上げながら飛んで来た。河津桜の木肌を見ると何とも美しい。ピンクのお花も可愛くて大好きだが、この木肌の美しさに惚れ惚れしてしまった。

散歩道での嬉しいひとこまである。

2019/3/1 コミミズク Short-eared Owl

コミミズクの画像

渋いベージュ色の田園風景が大好きで、寒い間でも何度も田んぼに足を運んだものであった。田んぼに隣接する地域に葦原が広がっている。早春とは言っても枯れ草ばかりが目に付くが、オオイヌノフグリやホトケノザなどが、時々顔を見せてくれる。

もう帰る時季が来ているかなと思いつつ葦原を訪ねてみたことがある。寒い間、何度かその姿を見ていたコミミズクとの出会いをわずかに期待しながら。枯れ草の間を丁寧に見て回ると何と嬉しいことにコミミズクの姿が目に飛び込んできた。あの日のコミミズクの姿が、早春の日差しを見ると思い出される。

2019/2/28 メジロ Japanese White-eye

メジロの画像

日に日に暖かさを増し、吹く風にも春の香りをかすかに感じるようになって来た。風に乗って甘い梅の香りも運ばれて来る。昨シーズン、ちょうど今頃の時季、河津桜が程よく咲いて、ひととき花見を楽しんだものだった。

ずっと気になっていた河津桜。足を運んでみると嬉しいことに、河津桜がほぼ満開に近い。ヒヨドリの賑やかな声が聞こえて来る。メジロが姿を見せてくれれば嬉しいのだが。しばし花見を楽しんでいると♫チーチー♫とかすかな声が聞こえて来る。良く見ると2羽のメジロが、ほぼ満開の河津桜の花の影を動き回っている。

ああ!今シーズンも河津桜にメジロのシーンを何とか撮影することが出来た。嬉しさと安堵感で満ち足りたひとときであった。

2019/2/27 カワラヒワ Oriental Greenfinch

ヘラサギの画像

田んぼが雪で覆われた日。小鳥たちは、どうしているだろうと気になって出掛けてみ た。オオジュリンやカシラダカ、タヒバリなど雪の田んぼにたくさん集まって、見て いる私には、楽しそうに見えたが、食べ物探しで大変だったことだろう。

カワラヒワやスズメもたくさん集まっていた。カワラヒワは、飛ぶとその羽の美しさ が際立つ。しかし、暗くてシャッタースピードが遅くなり、なかなか難しい。それで も何度かレンズを向けて撮影した日の懐かしい思い出のひとこまである。

2019/2/26 ヘラサギ Eurasian Spoonbill

ヘラサギの画像

思いがけない出会いは、ことのほか嬉しいものである。久しぶりに出掛けた蓮田では、思いがけずヘラサギが目の前に姿を見せてくれた。少し離れたところから蓮田を見ると白いサギのような姿が見えた。同じ蓮田には、アオサギも1羽いる。その白っぽいサギは、ダイサギやコサギなどとは、どうも印象が違う。近づくほどにそれが、ヘラサギではないかと思えて来た。

車でそっと近づいてみると、その採餌行動は、紛れもなくヘラサギである。どんどん近づいて来るので、かなり近くで観察することが出来た。ヘラサギとは、今まで何度か出会いの機会はあったものの、これほど近くで観察する機会はなかったので、嬉しく心に残る出会いとなった。

2019/2/25 ハジロカイツブリ Black-necked Grebe

ハジロカイツブリの画像

海水浴客で賑わう夏の海辺は、好きにはなれないが、ひっそりとした冬の海辺には、心惹かれるものがある。時には、ドボンドボーンと大きな波が打ち寄せることもあるが、それがまた魅力で冬の海辺には、何度か足を運んだものであった。

岸壁のところから冬の海を眺めているとハジロカイツブリの群れが目に入った。何度も何度も潜水を繰り返し、移動して行く。その群れから離れたところにもハジロカイツブリの姿があった。こちらは、かなり近い。赤いルビーのような目が印象的である。

2019/2/24 ウズラ Japanese Quail

ウズラの画像

2月は、雪の思い出がいくつかある。その中で、忘れられないのが、雪降る中で出会ったウズラである。それまで、ウズラを見たことは、一度もなかったので、その出会いは、あまりにも鮮烈で忘れ難いものになっている。

雪が降り始めた頃、馴染みの田んぼに出掛け一回りしてみることにした。田んぼには、雪が積もり始め、かなり白くなっている。何かがかすかに動いたような気がした。もしかしてキジの雌かしらと思ったが、キジにしては小さい。初見ではあるが、ウズラかもしれない。それが確信になるまで、それほど時間はかからなかった。

雪が、ますます降り続き、手がジンジンと痛くなっていたが、2羽のウズラに出会えたことで、寒さを感じることはなかった。

2019/2/23 アカアシシギ Common Redshank

アカアシシギの画像

久しぶりに出掛けた蓮田では、アカアシシギにも出会った。越冬しているアカアシシギには、今まで何度も出会ったことはあるのだが、しばらく出会いの機会がなかったので、この出会いは、嬉しかった。

たくさんのタシギが集まっている蓮田で、両脇をタシギに挟まれるような形でアカアシシギは、休んでいた。嘴がほんの少し見えたとき、赤みがあったので、アカアシシギと分かり胸が弾んだ。その場所には、入れ替わり立ち替わりタシギが飛んで来るのだが、アカアシシギは、我関せずという態度で、眠り続けている。

ようやく動き始め、赤い脚が見えたときは、ほっとしたのであった。

2019/2/22 シメ Hawfinch

シメの画像

川岸には、野の花がたくさん咲いていた。一番多いのが、ホトケノザ。オオイヌノフグリのブルーも目に付く。タンポポもちらほら。ナズナの白い花もたくさん咲いている。

川岸に沿って進むと1羽の小鳥が飛んだ。少し先の枝振りの良い位置にとまったのは、シメだった。結構、いかつい顔をしているが、親しみがあって好きな鳥である。 そっと近づいてレンズを向けた。

1羽の鳥との出会いが、心和ませてくれる。川沿いの道を歩くと懐かしさがこみ上げて来る。

2019/2/21 アオサギ Grey Heron

アオサギの画像

田んぼが雪で覆われた日。小鳥たちは、どうしているだろうと気になって出掛けてみた。オオジュリンやカシラダカ、タヒバリ、ツグミ、カワラヒワなど雪の田んぼにたくさん集まって、見ている私には、楽しそうに見えたが、食べ物探しで大変だったことだろう。

小鳥たちとは、少し離れたところに1羽のアオサギが佇んでいる。粉雪が舞い、辺りは、幻想的になってくると水墨画を見ているような気持ちになって来た。どのように撮影出来るかなと思いながらレンズを向けた。懐かしい思い出のひとこまである。

2019/2/20 アオアシシギ Common Greenshank

アオアシシギの画像

久しぶりに出掛けた蓮田では、アオアシシギとの出会いもあった。昨年の冬にもアオアシシギと出会っているのだが、出会えるようで出会えないアオアシシギとの出会いもまた、嬉しいものであった。

同じ蓮田には、タゲリもいてずいぶん距離があり、離れて行動していたのだが、いつの間にか近づいて、まるで、一緒に徒競走をしているような場面もあり、楽しかった。

田んぼに飛来するシギチに関心を持ち、越冬するシギチとの出会いに胸ときめかすことが出来る幸せを改めて思った朝であった。

2019/2/19 アカゲラ Great Spotted Woodpecker

アカゲラの画像

ゆっくりゆっくり歩く散歩道。ところどころに野の花が咲き、菜の花やスイセンも見られる。梅の木の根元付近では、アオジが姿を見せてくれた。スズメも群れで飛んで来て桜の木にとまった。

ネギ畑の近くで何か声が聞こえたように思った。気がつくと、アカゲラの姿が見える。思いがけない出会いに胸が高鳴った。くるくると忙しく木を上っていく。そしてフワッと飛んで、また別の木に飛び移る。こちらの様子は、気にしていないようだが、慎重に近づいてレンズを向けた。

散歩道を歩くと思い出すアカゲラとの出会いのひとこまである。

2019/2/18 オオジュリン Common Reed Bunting

オオジュリンの画像

今冬の北海道の寒さは、格別で、零下30℃という記録的な寒さであるという。その寒さは、想像もつかないが、2月は、冬の中でも寒いという印象が私の中にはある。

その中で、雪の日の出会いがいくつか思い出される。今では、少なくなってしまったが、雪が降ると田んぼに小鳥たちがわき上がるように姿を見せ、田んぼに花が咲いたようであった。

その中でもオオジュリンは、数多く姿を見せ、今でもその姿がくっきりと思い出される。雪の日の懐かしい思い出である。

2019/2/17 オオハシシギ Long-billed Dowitcher

オオハシシギの画像

ずっと気になっていた蓮田の様子。今季もオオハシシギが多数越冬していると聞いていたが、思い切って出掛けてみた。寒い朝だった。途中、いくつかの蓮田が、うっすらと凍っているのを見ながら、いつもの蓮田に向かう。少し回り道をしてみることにした。

1枚の蓮田に実にたくさんのタシギが集まっているところがあった。よく見ると、7羽ほどのオオハシシギが羽を休め眠っているようである。しばらく様子を見ているとかすかに声がして8羽のオオハシシギが飛んで来た。飛んでいる姿は、案外小さく見えたので、オオハシシギと分った時は、少々驚いた。

蓮田がうっすらと凍っていたので、いつもとは違うオオハシシギの姿を見ることが出来た。嬉しい朝であった。

2019/2/16 ハギマシコ Asian Rosy Finch

ハギマシコの画像

寒い季節に出会う赤い鳥と言えば、ベニマシコが代表的であろう。オオマシコやハギマシコにも心惹かれるが、出会いの機会は少ない。オオマシコに初めて出会ったのもハギマシコに初めて出会ったのも人も車も滅多に通らない林道であった。ハギマシコは、脇腹部に白や紅色の斑があり、それを萩の花に見立ててハギマシコと名付けられたという。

雪の中でハギマシコとの出会いを夢見ていたが、思いがけず実現した。紅色と言っても控えめな色であり、そのシックな色合いが、何とも魅力的で、私はハギマシコが好きである。今季は、ハギマシコが少ないと聞いているが、またいつか会いたいものである。