タイトル:九羽の白鳥 とりどり日記

[ 散歩道のひとこま ]

2020/7/4 キアゲハ

予想通り、ラベンダーの花の香りが、チョウたちを誘っているラベンダー畑。キタキチョウは、ワルツを踊っているかのようであったが、もっとダイナミックな動きをするチョウが飛んで来た。

キアゲハである。まるでアクロバットをしているかのようなシーンもあり、見ている私も、ハラハラドキドキ。ラベンダー畑は、チョウたちの花舞台。しばし夢見心地でキアゲハの舞を楽しんだのだった。

2020/7/3 オオセッカ Marsh Grassbird

オオセッカの画像

♫ジュピジュピジュピ♫ジュピジュピジュピ♫懐かしい声が聞こえて来る。ずっと以前は、川沿いに広がる葦原で、さえずり飛翔するオオセッカの姿を何度も見ていたのだが、ここ数年、個体数が激減し、オオセッカの観察が難しくなって来ていた。

ずっと以前、夏場にホオアカを見たことがある草原を訪ねてみると、あちこちからオオセッカの声が聞こえて来たのである。この場所でも数年前にオオセッカを撮影したことはあったが、これほどオオセッカの声が聞こえて来たという記憶はない。声はすれども姿を探し出すのは、大変と思ったが、さえずり飛翔するので、着地した付近を丁寧に探せば、見つけられるかもしれない。

何度も何度もさえずり飛翔するオオセッカの行方を車の中から観察する。着地地点がつかめたので、レンズを向けてみた。しかし、なにぶんにも遠い。少しカゲロウがたっているようで、なかなか難しかったが、何とか証拠写真は、撮れたようだ。機会があったら、もう一度、出掛けてみたいと思う。

2020/7/2 キタキチョウ

キタキチョウの画像

自宅から程よい距離の散歩道。そろそろラベンダーの花が見頃を迎えているかもしれない。そんな思いで、久しぶりにゆっくり歩いてみることにした。

お目当てのラベンダー畑に到着するまでには、色々な出会いがあったが、それは、また後日ご紹介させて頂くことにして、予想的中、ラベンダーは、程よい咲き加減で、かすかにラベンダーの香りも漂い、ひととき楽しむことが出来たのだった。

まず、目に入ったのが、ラベンダーで吸蜜するキタキチョウである。ラベンダーに近づいたり離れたりするキタキチョウの姿は、まるでワルツを踊っているかのようであった。それは、おとぎの国のような美しい光景であり、いつまでも見ていたい気分であった。

2020/7/1 ホトトギス Lesser Cuckoo

ホトトギスの画像

静かな里山を久しぶりに訪ねてみると野の花が、愛想良く笑顔を振りまいて出迎えてくれた。それと同時に聞こえて来たのが、何とホトトギスの声。♫キョッキョッキョキョキョキョ♫鳴きながら頭上を飛ぶ姿が目に入った。飛んで行く先を目で追ったが、かなり遠くに飛んで行く。

諦めきれずに、ホトトギスが飛んだ方角に足を運んでみる。見失った付近を丁寧に探してみると高い木の上にシルエット状ながら鳥の姿が見える。双眼鏡で見てみるとホトトギスらしい。

試みにレンズを向けてみると、案外、撮れそうである。しばらく様子を見ていると、ホトトギスは、羽繕いをしてゆったりしている。飛び出すところが撮りたいなあと念じてみると、何と何とその願いが届いたようである。一期一会。嬉しい出会いであった。

2020/6/30 里山散歩

ベニシジミの画像

今季、残念ながらゼフィルスとの出会いの機会は少なかったが、アカシジミに会えただけでも嬉しかった。里山では、アザミがチョウたちを出迎えてくれるので、また、何か出会いがないかと出掛けてみることにした。

しばらく出会いの機会のなかったキタキチョウに出会えたのは、何より嬉しかった。そして、オオスカシバも飛んで来てアザミで吸蜜していった。少し暗いところでは、コジャノメが姿を見せてくれた。この日、3個体ものコジャノメに出会ったのだった。ベニシジミは、どこでも出会えるが、何度出会っても嬉しいものである。

2020/6/29 アマサギ Cattle Egret

アマサギの画像

ここ数年、出会いの機会が少なかったアマサギに、今季は、何度も出会いの機会に恵まれ嬉しい限りである。この日は、いわゆるアマサギの色ではなく、白いアマサギの姿も見ることが出来て、充実した時間を過ごすことが出来た。

複数のアマサギを撮影するのは、案外、難しく、どの個体を撮影しようかと目移りし、結局、ボツ写真を量産してしまう。やはり撮影よりも観察に時間をかけるべきだと実感した次第である。

今季、またアマサギとの出会いの機会が巡ってくるだろうか。楽しみにしたいと思う。

2020/6/28 ヒバリ Eurasian Skylark

ヒバリの画像

野鳥との出会いの少ない水無月。過去の記録をたどっても、葦原や草原での出会いが主である。今の時期は、やはり草原に足を向けてみようと出掛けてみることにした。

草原が広がる手前のところに広々とした空き地がある。ここでは、コチドリの姿を見かけたことが何度もあったが、今季は、見かけることが少ない。そう思っているところに、賑やかな声が聞こえて来た。ヒバリである。

何度も何度も声を張り上げんばかりに鳴いている。警戒している訳ではなさそうであったが、相手を探しているのだろうか。この日のヒバリの姿が目に焼き付いている。

2020/6/27 サシバ他

サシバの画像

日々、緑の色が濃くなる田んぼ。その緑が一面に広がる様は、何とも清々しくて、田んぼに足を運ぶのが楽しみになってくる。ここで鳥に出会えれば、何より嬉しいのだが、今の時期は、出会いが少ない。

そのような中で、見慣れたカルガモやアオサギなどにレンズを向けてみると、思っていた以上に美しい。田んぼを横切るバンの姿も久しぶりに見ることが出来た。電線の上には、サシバの姿を発見。草むらでは、オオヨシキリが姿を見せてくれた。水無月の田んぼは、なかなか楽しい。

2020/6/26 コジュリン Japanese Reed Bunting

コジュリンの画像

♫チョッピチュリリリピッ♫初夏から夏に向かって草原では、この声が響き渡る。かつてはそうであった。しかし、残念ながら、今年は、その声をほとんど聞く機会が巡って来ない。例年、コジュリンを見かける草原に足を運んでみたが、ヒバリは、たくさん見かけるもののコジュリンの気配がない。

諦めきれずに、再度、同じ所を探索してみることにした。鳴き声は、しなかったが、やっと姿を確認出来てヤレヤレである。もう1カ所訪ねてみたが、やはり♫チョッピチュリリリピッ♫の声を聞くことは出来なかった。何とも寂しい限りである。

2020/6/25 セセリチョウ

キマダラセセリの画像

今までの記録を振り返ってみると6月は、鳥との出会いが少ない。ほぼ葦原の鳥に限られて来る。一昨年より蝶にも関心を持つようになって鳥の少ない今の時期、里山に足を運ぶようになった。とは言え、あまり歩けないので、限られた場所のみである。

その里山で、いくつかのセセリチョウに出会った。ひとつがダイミョウセセリである。一年ぶりの出会いは、嬉しいものであった。キマダラセセリとヒメキマダラセセリにも出会った。両種は、良く似ているので、裏翅を見ないと私には、識別が出来ない。里山では、色々な蝶との出会いが待っていてくれそうである。

2020/6/24 サンカノゴイ Eurasian Bittern

サンカノゴイの画像

例年、5月の末頃から6月にかけて沼のほとりの田んぼに姿を見せるサンカノゴイ。昨シーズンは、声を聞くことも叶わなかったが、今季は、姿を見せていると言う。一度、出掛けてみたのだが、すでに飛び立った後というタイミングの悪さで出会いが叶わなかった。

再度、出掛けてみると、緑一色の田んぼに時折、ニューッと長い首を伸ばしてサンカノゴイが姿を見せてくれる。しかし、かなり距離があり、じっくり見ないと分らない。しばらくするとトコトコと歩き出し道路を横切って、別の田んぼに移った。今度は、前よりほんのわずかだが近くなった。辺りをしきりに気にしている様子で、すぐ近くにいた方が、「飛ぶかもしれないよ。」と教えてくださった。それからわずかの時間が流れ、その方の言葉通り、サンカノゴイは、飛び立った。沼側に降りたときは、逆光で残念であったが、出会いに感謝である。

2020/6/23 テントウ虫他

ナミテントウの画像

雨の合間を縫って,時折、近隣を歩いてみる。今の時期、楽しみにしているのは、チョウとの出会いである。昨年は、ヤマトシジミの姿を良く見かけたのだが、今季は、何故かあまり出会いの機会がない。この日の出会いは、ルリシジミ、ヒメアカタテハ、キタテハ、モンシロチョウなどであった。

チョウとの出会いの他に昆虫類との出会いも楽しみにしている。この日、ナミテントウとナミテントウの幼虫にも出会った。先日、ナナホシテントウの幼虫を初めて見たのだが、同じテントウ虫でもナミテントウは、また違っていて、何とも面白い。また近隣をゆっくり歩いてみたいと思う。

2020/6/22 キジ Common Pheasant

キジの画像

一昨年、体調を崩して以来、歩くことが大変になり、近隣を少し歩いたり、里山もほんの少し歩いたりするのが精一杯になってしまった。筋力の衰えを防ぐため、痛みをこらえつつも歩く努力をしている。そのような中で、一番の楽しみは、家族の協力で、車で田んぼに出掛けることである。

この日は、少し早めに家を出て田んぼに向かった。田んぼには、朝露が降りていて、清々しい気分に浸ることが出来た。一番最初に目に入ったのは、雌のキジの姿である。野の花のところで、しばらくじっとして動かなかったのだが、あれは、こちらを警戒していたのだろうか。

さらに田んぼを回ってみると、今度は、雄のキジと雌のキジの姿があった。雄は、母衣打ちを披露してくれ、しばらくすると雄と雌が仲良く並んでくれた。田んぼでは、このような出会いがあり、実に楽しい。

2020/6/21 ツバメシジミ

ツバメシジミの画像

昨年、何度も足を運んだ里山。今年は,色々制限があって、訪問出来ない場所もあり、誠に残念である。ゼフィルスの時期に訪れることが出来ないのは、何とも心残りであるが、致し方ない。限られた場所に足を運び、折々の出会いを楽しんでいる。

この日の出会いは、ツバメシジミ。狙いは、ミズイロオナガシジミであったが、全く姿を確認することが出来なかった。良く良く観察すると、お花以外のところで、何度も何度もとまっているチョウの姿が目に入った。ツバメシジミの雌である。どうやら産卵しているらしい。今まで、ツバメシジミは、何度も見ているが、産卵シーンを見る機会はなかった。これもまた、新鮮で嬉しい出会いであった。

2020/6/20 アマサギとチュウサギ

アマサギの画像

5月の連休の頃、田んぼは、田植えで農家の方々は、忙しそうだった。あの頃、頼りなげに揺れていた早苗も今では、すっかり逞しくなって、緑の色も濃く順調に育っている。今、田んぼは、緑の絨毯を敷き詰めたようで、実に美しい。

その田んぼで良く出会うのは、チュウサギとダイサギである。一番多いのがチュウサギかもしれない。そして嬉しいことに今季は、アマサギにも良く出会う。この日も、アマサギに出会った。緑の田んぼにアマサギの姿は、絵になり、嬉しくなってくる。そして離れたところでは、チュウサギが羽繕いをしていた。

田んぼは、今、緑が美しくのどかで心安まるところである。

2020/6/19 ジャコウアゲハの幼虫

ジャコウアゲハの幼虫の画像

今年は、梅雨入りが早かったようで、雨の日が続き、外へ出る機会もぐ~んと減っている。お天気と相談しながら、近隣を時折歩いてみる。数日前まで紫陽花が見頃であったが、すでに時期を過ぎたものもあり少々寂しく思う。

どこででも見かけるカタバミやムラサキカタバミなどを見たり、ジャガイモの花を見たり、散歩道は、必ず何かしらお花が出迎えてくれて心が落ち着く。目の前をさっと飛んで高い木の上にとまったのは、サトキマダラヒカゲ。どうやら2頭いるようだ。散歩道で見かけるのは、初めてなので、ちょっと嬉しい。

少し歩くとブルーのフェンスのところに何やら幼虫らしい姿。近づいて良く見ると、何とジャコウアゲハの幼虫である。飛んでいるジャコウアゲハは、何度か見ていたが、幼虫を見るのは初めてである。食草がウマノスズクサと聞いていたが、ウマノスズクサを見るのも初めてで、嬉しくなってしまった。散歩道での嬉しい出会いのひとこまである。

2020/6/18 ハクセキレイ White Wagtail

ハクセキレイの画像

少し早起きして、近くの田んぼを回ってみることにした。朝早くは、ほとんど人に会うこともないし、朝露が下りていて、野の草花も生き生きして見える。鳥との出会いがあれば、さらに嬉しさが増す。 畦のところで、何やら動く鳥陰。暗かったので、最初は、分らなかったがハクセキレイであった。よく見ると嘴で、しっかりと何か昆虫のようなものをくわえている。今、育雛中なのだと、初めて気が付いた。親鳥は、忙しい。待っている子ども達のために、一心に畦で、餌探しをしていたのだった。 少し離れたところには、カルガモが1羽。ゆったりと羽繕いをしている姿があった。朝の田んぼは、気持ちが良い。

2020/6/17 ヨシゴイ Yellow Bittern

ヨシゴイの画像

昨年、姿を見せなかったサンカノゴイが今季は、元気な姿を見せたという。情報を頂いて出掛けてみたが、タイミングが合わず、出会いは叶わなかった。しかし、沼のほとりでは、ヨシゴイが頻繁に飛んでいる姿が見られる。

飛んでいるヨシゴイを撮影するのは、どうも苦手で、最初から飛翔シーンは諦め、葦の中にヨシゴイがいないか探してみることにした。目の前にヨシゴイが飛んで来て、一瞬、葦にとまったが、するすると茂みの中に入ってしまって、撮影は不可である。う~む。残念!と思っていたら、すぐその先の葦原にまたもや、別のヨシゴイが飛んで来た。

2羽の姿が見える。どうやら雄と雌のようだ。距離はあったが、何とか撮影出来そう なので、カメラを向けてみた。久しぶりの嬉しい出会いであった。

2020/6/16 ミドリヒョウモン

ミドリヒョウモンの画像

静かな里山が大好きで、時折、足を運ぶことがある。今季は、まだあまり出掛けていないのだが、嬉しいことにチョウとの出会いが色々あり、楽しんでいる。

メスグロヒョウモンの雌に出会った日。少し離れた場所で、ミドリヒョウモンにも出会った。オレンジ色が鮮やかで、綺麗なチョウである。メスグロヒョウモンの雄もミドリヒョウモンの雄も似ているが、昨年、じっくり図鑑を見て、特徴を覚えた。今回、一目で、ミドリヒョウモンと分って嬉しかった。

また、折を見て、里山に足を運んでみたいと思う。