2024/11/21 オジロトウネン
何度か足を運んだ隣県の蓮田地帯。ずっと会いたいと願い探していたオジロトウネンに出会ったのは、朝日が眩しい朝の蓮田であった。全部で6羽ほどいたオジロトウネンは、眠ったり採餌したりゆったりとした光景を見ることが出来た。嬉しい嬉しい出会いであった。
2024/11/20 ツルシギ
秋の渡りのシギチとの出会いを期待して何度か足を運んだ蓮田地帯。車からの観察ばかりなので出会いは限られているのだが、それでも嬉しい出会いがいくつもあって感謝の気持ちでいっぱいである。
この日、帰路の出会いがツルシギであった。黒みがかったツルシギは、遠目には、タカブシギのように見えた。野鳥に関心を持ってこのような出会いを楽しむことが出来るのは、何とも幸せなことである。
2024/11/19 タシギ
晩秋から初冬にかけて蓮田地帯での出会いの楽しみのひとつは、シギたちとの出会いである。この日は、タシギの水浴びシーンを見る機会に恵まれた。念入りに実に丁寧に時間をかけて水浴びする。体についた虫をとったり、羽を綺麗に保つための水浴びと聞く。寒いさなかでも水浴びしているシーンに出会ったことがあった。水浴びは、鳥たちにとって命をつなぐ大切な行為なのかもしれない。
2024/11/18 オオハシシギ
秋の渡りのシギチとの出会いは、色々楽しんできたが、なかなか出会いの機会がなかったのがオオハシシギである。そのオオハシシギにかなり近くで出会うことが出来た。それも念入りに羽繕いをしているシーンである。オオハシシギの羽の美しさには、心惹かれるものがあり、この日の出会いは、嬉しかった。
2024/11/17 タシギ
晩秋の蓮田地帯での楽しみは、シギたちとの出会いである。この日の出会いは、タシギであった。二羽のタシギがたっぷり水の入った蓮田で仲良く向き合っているシーンは、ほのぼのと心和むものであった。しばらくゆったりと羽を休めて欲しいものである。晩秋の蓮田のひとこまである。
2024/11/16 コアオアシシギ
自宅から車で30分ほどのところに田園地帯が広がり刈入りの済んだ田んぼがあちこちに見えてくる。これから収穫の田んぼもあるが、ほっとする光景である。
秋の渡りのシギチに会いたくて何度か足を運んだ蓮田地帯。すでに霜月も半ばを迎え、シギの姿を見る機会も少なくなっている。とは言え、大好きなシギたちに会いたくて行先は、蓮田地帯となる。
この日、嬉しいことに数種のシギたちとの出会いがあった。そのひとつが、コアオアシシギである。幼さの残るその姿には、胸打つものがあり、レンズを向ける手にも力が入ったのだった。
2024/11/15 散歩道
自宅から車で30分ほどのところに田園地帯が広がり刈入りの済んだ田んぼがあちこちに見えてくる。これから収穫の田んぼもあるが、ほっとする光景である。
ビニールハウスのビニールがすべてやぶれて鉄骨だけ残ったところにチュウサギの姿が見える。ここがお気に入りなのか、ここを通るたびにチュウサギやアオサギなどが羽を休めている。
緑の草が一面に生えているところには、アオサギ。朱色の鉄塔のところには、ノスリの姿。のどかなのどかな田んぼのひとこまである。
2024/11/14 散歩道
近隣をゆっくり歩いてみた。歩くことが少々辛くなって、以前は、日課になっていた散歩も脚が遠のいている。この日、嬉しかったのは、フジバカマを見つけたことである。民家の庭先に咲いていたのだが、ここにアサギマダラが飛来してくれたらと思わず呟いてしまった。
山茶花が垣根になっているところがあり、白とピンクで心和む風景となっていた。白の山茶花には、アヅチグモらしい蜘蛛がいて、それがまた何とも愛らしかった。散歩道は、のどかである。
2024/11/13 クサシギ
大好きなシギチに会いたくて、何度か足を運んでいる蓮田地帯。この日、最初に立ち寄った蓮田には、水が程よく入り、ここにシギの姿があれば、素敵な絵になるのにと思わず思ったことであった。
広い広い蓮田をくまなく探して、一羽のシギを見つけた。それは、クサシギであった。おとなしそうな印象のクサシギは、動きもゆっくりであった。何とか緑の水草と共に撮影出来たことにかんしゃである。
2024/11/12 カンムリカイツブリ
静かな沼のほとりを久しぶりに訪ねてみた。目的の鳥は、シジュウカラガンであったが、真っ先に目についたのが、カンムリカイツブリである。遠くから見ても白さが際立ち、おそらく、まだ若い個体であろうと思われた。
近づくほどにその白さと幼さが目を引いた。よくよく見れば、若鳥の証ともいえる頚の縞々模様が頸のところに見える。久しぶりの嬉しい出会いであった。
2024/11/11 散歩道
久しぶりに近隣をゆっくり歩いてみた。一番目につくのは柿の実。大きいのも小さい柿もいろいろあって、秋の実りを感じて嬉しくなってくる。近くには柚子もびっしり実をつけていた。
ひらひら飛んでいた蝶がとまった。キタキチョウである。足元には、百日草。子どもの頃を思い出して何とも懐かしい。紫色の小さな花は、ヨメナであろう。散歩道は、のどかである。
2024/11/10 タゲリ
晩秋の田んぼで出会いを楽しみにしているのがタゲリである。歌舞伎役者のような顔立ちで人気の鳥である。羽の色がまた美しい。太陽光があたれば、その美しさは、一層際立つ。この日は、残念ながら曇りがちであったので、あまり羽の色が出なかったが、それでもまずまずの色であった。出会いに感謝の一日であった。
2024/11/9 クサシギ
秋の渡りのシギチに会いたくて何度か訪れた蓮田地帯。車からの観察だけであったが、思いがけず、色々な出会いに恵まれた。そのひとつがクサシギである。地味で目立たないシギであるが、私は大好きである。ほんのひととき、休憩中のクサシギをゆっくり観察することが出来て満ち足りた気分に浸れたのである。
2024/11/8 シジュウカラガン
近郊の沼にシジュウカラガンが飛来しているとのことで、フェースブックやブログなどがにぎわっている。恐らくゆっくり滞在することだろうとのんびりしていたが、曇りがちの日に出かけてみた。到着時は、陸に上がって休憩中であったが、目を離したすきに飛び立ち、湖面で眠ったりゆったり泳いだりし始めた。これ以上の変化は、ないであろうと思い引き上げたが、久しぶりにみるシジュウカラガンは、なかなか美しかった。
2024/11/7 モズ
どこからともなく聞こえて来るモズの高鳴き。久しぶりに聞く甲高い声である。湖畔に佇んでいた私は、辺りを見渡して見た。ほぼシルエット状に見える小ぶりの鳥。紛れもなくモズである。
右を向いたり、左を向いたり、モズは、一生懸命鳴いている。季節を感じさせるモズの高鳴きであった。
2024/11/6 蓮田のひとこま
蓮田地帯での出会いの楽しみは、大好きなシギたちとの出会いである。土手のところに車をとめて蓮田を見下ろしたところ、水面に映る鳥影が目に入った。私は、かなり目が悪く遠方を見るのがなかなか大変である。その私の目に入った鳥影は、タシギであった。
水面に映った鳥影を見つけ、撮影に至ったのは、初めてである。何とも嬉しい胸弾む出会いであった。
2024/11/5 蓮田のひとこま
大好きな蓮田地帯で嬉しい出会いが待っていてくれた。久しぶりのクサシギとの出会いである。地味で目立たないシギであるが、私は大好きである。はじめ、距離があったので、気が付かなったが、ゆっくり広い蓮田を動く姿にドキドキしながらレンズを向けたのである。
久しぶりのクサシギとの出会いに感謝である。
2024/11/4 蓮田のひとこま
秋の渡りのシギチに会いたくて何度か足を運んだ蓮田地帯。ツルシギ、アカアシシギ、セイタカシギ、アオアシシギなどのほかにカモ類にも出会った。
そのひとつがハシビロガモである。シャベルのような独特の嘴には、心惹かれるものがあり、大好きである。
2024/11/3 蓮田のひとこま
蓮田地帯での出会いは、シギたちとの出会いが何と言っても楽しみである。少し前の出会いからの紹介になるが、この日、嬉しいことにツルシギとアカアシシギに出会った。両種ともよく似た印象で、鳥見を始めた頃には、その違いが分からなかった。今でこそ、その違いが分かり、両種に同時に出会えたことに感謝である。
蓮田地帯は、これから越冬のシギチを迎えることになるであろう。また、足を運んでみたいものである。
2024/11/2 蓮田のひとこま
蓮田地帯での出会いの楽しみは、もちろんシギチとの出会いである。今季、色々な出会いがあったが、コアオアシシギをゆっくり見る機会がなかった。
暗い空模様の日であったが、蓮田地帯で動くシギの群れは、コアオアシシギで何とも胸弾む思いがしたのである。コアオアシシギは、可憐な少女のイメージで大好きである。一羽のコアオアシシギがゆっくり羽繕いする風景は、心に残るものであった。
2024/11/1 蓮田のひとこま
秋の渡りのシギチに会いたくて何度か足を運んだ蓮田地帯。セイタカシギには、ほぼ毎回出会うことが出来た。最初の時は、三羽であったが、多いときには、7羽のセイタカシギに出会っている。
鳥見を初めて間もないころ、干潟で出会ったセイタカシギの飛翔シーンと鳴き声が懐かしく思い出される。あの頃は、田んぼでセイタカシギに出会うことは皆無であった。今、蓮田でセイタカシギに出会うことは、決して珍しいことではない。このどかな光景がいつまでも、いつまでも見られる見られるよう心から願っている。
2024/10/31 蓮田のひとこま
秋の渡りのシギチに会いたくて何度か足を運んだ蓮田地帯。何種かシギたちとの出会いがあったが、印象深いのは、コアオアシシギとの出会いである。
限られた観察場所であるが、大好きなコアオアシシギの姿を見つけたときは、嬉しかった。色白の少女をイメージするコアオアシシギ。今季、なかなか出会いの機会に恵まれなかっただけに嬉しさが増した。
2024/10/30 蓮田のひとこま
蓮田地帯での楽しみは、シギたちに出会うことである。この日、7羽のセイタカシギに出会った。ゆったり休むその姿には、こちらも心和んでくる。
これから収穫の時期を迎えシギたちとの出会いの機会も遠のいて行く。旅の途中、ゆっくり羽を休めて欲しいものである。
2024/10/29 蓮田のひとこま
秋の渡りのシギチに会いたくて何度か足を運んだ蓮田地帯であったが、その時期もほぼ終わりに近づいたのだろうか。今回の出会いは、何とも寂しいものであった。
車からの観察だけとは言え、なかなかシギの姿を見かけることがなかった。小雨も降り出し、帰路につかなければと最後の蓮田を回ったとき、何と嬉しいことにコアオアシシギが姿を見せてくれたのである。これほど嬉しい出会いはなく、ただただ感謝の気持ちでいっぱいであった。
2024/10/28 散歩道
秋の気配が気になる今日この頃。少し目先を変えて歩いてみた。最初の出会いは、トビ。どうやら獲物を見つけたらしい。食後は、ゆったりくつろいでいる雰囲気。少し車で走ると柿の実がたわわに実っているところに差し掛かった。すぐ隣には、コブシがピンクの実をつけている。足元には、ヤマトシジミ。秋の陽がたっぷり降り注いでいる。
2024/10/27 散歩道
足や腰の痛みがひどく、ここのところあまり歩くことがなく少々心配である。近隣の散歩も脚が遠のいていたが、少し離れた田園地帯の片隅を歩いてみた。
今の時期、あちこちにススキが揺れて、何とも物悲し気である。足元には、ツユクサ。ワルナスビの花も可愛い。思いがけずアジサイの花が一輪咲いていて、ほっと心が和んだのである。
2024/10/26 イソシギ
蓮田地帯での楽しみは、シギたちとの出会いである。距離があったり、遮るものがあったり、なかなか良い条件に恵まれず、探すのは、困難である。
このイソシギも狭い田んぼの奥のほうに動いている姿を見つけたものである。イソシギとの出会いは、以前は、かなりの頻度で見つけることが出来たが、現在は、なかなか難しい。鳥たちの姿が少なくなって寂しい限りである。
2024/10/25 ツルシギ
秋の渡りのシギチに会いたくて何度か足を運んだ蓮田地帯。フェイスブックやブログなどで蓮田地帯の動向に目を向けていたが、なかなか現地に足を運ぶことが難しく、かなり遅い動きであった。にも拘わらず、数種のシギたちに出会えたことには、嬉しい限りである。
そのひとつが大好きなツルシギとの出会いであった。ゆっくり羽繕いする様子を撮影することが出来たので、枚数が多くなるが、ここに残したいと思う。冬羽に移行中のツルシギの羽は、とても心惹かれるものである。
2024/10/24 蓮田のひとこま
蓮田地帯を訪ねた折、サギを見かける機会がとても多かった。一番多かったのがチュウサギであろうか。続いてアオサギ。以前は、非常に警戒心の強かったアオサギであるが、近年、アオサギの動向に変化が見えてきたようで、こちらの姿を見てもゆっくり飛び立つ傾向にある。観察する者にとっては、非常に有り難いことである。
今回、なかなか出会いの機会のなかったコサギを数枚、撮影することができて、胸のつかえが下りたような嬉しさである。
2024/10/23 アカアシシギ
秋の渡りのシギチとの出会いを期待して出掛けた蓮田地帯でラッキーなことにツルシギとアカアシシギの姿を見かけどきどきしながら観察を続けたのである。
はじめは、ツルシギとアカアシシギで食事中であったが、羽繕いをしたあと、休憩モードになり蓮の葉影に入って座り込んだアカアシシギの姿を見ることが出来た。さらにそれを見守るようにツルシギが近づいて来たのが印象的であった。
2024/10/22 鴨が来た!
秋の渡りのシギチに会いたくて数回、足を運んだ蓮田地帯。思いがけず鴨がたくさん集まっている蓮田を通りかかることが出来た。この蓮田には、コガモ、ハシビロガモ、バン、オオバンなどたくさん集まっている。
しばらく観察しているとカモが飛び立った。それは、コガモの群れであった。翼鏡の緑色が美しくコガモであると識別することが出来た。この群れは、これから寒い間、越冬するのであろう。ゆっくり羽を休めて欲しいものである。
2024/10/21 タカブシギ
秋の渡りのシギチに会いたくて何度か出かけた蓮田地帯。一番出会いの多かったのが、タカブシギである。馴染みのシギであるが、全国的には、その数を減らし絶滅危惧種になっていると聞く。折々の出会いを大切にしていきたいと思う。
この日の出会いは、タカブシギが3羽。蓮田の中央で、まるで置き人形のようにじっとしている姿が印象的であった。
2024/10/20 アカアシシギ
秋の渡りのシギチに会いたくて訪ねた蓮田地帯。この日の出会いは、嬉しいことが数多くあり胸弾むものであった。そのひとつが、アカアシシギとの出会いである。
食事がすんだ後、羽繕いを始めた。念入りに念入りに実に丁寧な羽繕いであった。鳥たちにとって羽は、身を守るものであり、手入れは、欠かせない行為である。時間をかけてアカアシシギの羽繕いを観察する機会に恵まれたことに感謝である。
2024/10/19 散歩道
キタキチョウやシジミチョウに出会った公園では、トウネズミモチの実がたくさん目に付いた。トウネズミモチの木が10数本植えられていて、それぞれ立派な実をつけているが印象的であった。
少し歩けば、アラカシの木。可愛いドングリの実が、妙に懐かしい。足元を見ればキノコ。名前は、分からないが、ほっとして心が和む。ハンノキもたくさん実をつけていた。
静かな静かな公園のひとこまである。
2024/10/18 散歩道
久しぶりに訪ねた公園。ひっそりして人の気配がない。以前は、カメラを持った人、数人にお会いすることは、決して珍しいことではなかったが、この公園にも開発の手が伸びて自然が少なくなってしまった。
辺りをゆっくり回ってみると蝶の姿が目に付く。キタキチョウは、鮮やかな黄色でひらひら舞う姿には、心惹かれるものがある。シジミチョウは、ずいぶんたくさん飛んでいた。ほぼヤマトシジミで間違いないことであろう。
2024/10/17 ツルシギ その3
蓮田地帯でのシギたちとの出会いを楽しみに数回、足を運んでみた。一番印象に残ったのが、ツルシギとの出会いである。この日は、背景に恵まれ、一緒に採餌するアカアシシギの姿もカメラに収めることが出来た。
渡り途中の貴重な中継地である蓮田。一心に採餌するその姿には胸が熱くなるものがある。無事に渡りを続けることが出来、今度は、春の渡りで姿を見せて欲しいものである。
2024/10/16 ツルシギ その2
田んぼ特に蓮田地帯で出会うシギの中でツルシギには、特に心惹かれるものがある。名前の由来は、田んぼに降り立ったシギの姿がツルに似ていたからとの説があるが、ツルとは程遠い感があるが、如何なものであろうか。
今回、車の中からゆっくりツルシギを観察する機会に恵まれ感謝の気持ちでいっぱいである。
2024/10/15 ツルシギ その1
蓮田地帯のシギチに会いたくて何度か足を運んでいる。以前に比べれば、足を運ぶ頻度は、極端に少ないが、それでも蓮田地帯の雰囲気を感じるだけで元気を貰えるような気がする。
シギの中で特に会いたいシギの代表がツルシギである。春の渡りでも秋の渡りでもシギとの出会いには,胸弾むものがある。この日は、ツルシギとの出会いがあり、背景にも恵まれて嬉しかった。たくさんのショットを撮影出来たので、三回に分けて紹介させて頂きたいと思う。
2024/10/14 タカブシギとカルガモ
秋の渡りのシギチに会いたくて何度か蓮田地帯へ足を運んでいる。雲の厚い日であったが、ポイントを数か所回ってみた。遠くにタカブシギが休んでいるところがあり、車をとめて観察することにした。
三羽のタカブシギがゆったり休んでいるので、様子を見ているとカルガモが近づいて来た。何とタカブシギが小さく見え、まるでカルガモは、ガリバーのようである。何とも楽しいい光景であった。
2024/10/13 シマアジ
秋の渡りのシギたちに会いたくて、時折、蓮田地帯へ足を運んでいる。曇りがちの今にも雨の降りそうな日であったが、気になっていた蓮田をのぞいてみた。蓮田の中央にタカブシギが集まっている。そのタカブシギを横目に見て、何か他にはいないのかしらと辺りを見渡す。こがもかな?と思いながら、でももしかしたらシマアジかもしれないと淡い思いもあった。
帰宅後、パソコンに取り込んでみるとシマアジの特徴が出ていて、ほっとしたのであった。
2024/10/12 トウネン
秋の蓮田では、色々な出会いがある。しばらく出会いの機会のなかったトウネンにしばしば出会っている。この日のトウネンは、ストレッチでもするような姿勢であった。羽根をのばして実に気持ちの良さそうな表情をしていた。このような表情を見られるのは、何とも嬉しい限りである。一日一日を大切に生きたいものである。
2024/10/11 コチドリ
以前は、田んぼに足を運ぶとほぼ間違いなく出会うことのできたのがコチドリであった。ところが、ここ数年、コチドリでさえなかなか出会えない。鳥たちの姿の何と少なくなったことだろう。でも、この日の蓮田では、数羽のコチドリに出会うことが出来たのだった。
その中の一羽が、実にサービス精神旺盛で、演技を披露してくれた。掻き掻きする姿が何とも愛らしい。ほぼ目の前で、ゆっくり時間をかけて羽繕いをしてくれたのだった。
2024/10/10 タシギ
秋の渡りで出会うシギたち。出会いを楽しみに何度か足を運んでいるが、時間やそのほか、タイミングがあり、なかなか思うようにはいかない。土手の上から田んぼを眺めていると何か動いたような気がした。よくよく見るとタシギらしい。嬉しくなってレンズを向けた。少し離れたところにもう一羽のタシギ。一度に二羽のタシギに会えて嬉しい鳥見となった。
2024/10/9 トビ
田んぼが大好きで、時々車で田んぼを回っている。今は、渡り途中のシギに会える可能性もあるので、田んぼが楽しみである。車で田んぼを回っていると遠くにトビの姿が見えた。トビは、案外、警戒心があるので不用意に近づくと飛び立たれてしまう。そっとそっと近づいてレンズを向けた。まだ幼さの残る顔立ち。何とも嬉しい出会いであった。
2024/10/8 タカブシギ その5
長い時間をかけて水浴びし、羽の手入れをしたタカブシギ。水から上がって羽をぶるぶるさせた後、嘴で、実に丁寧に羽繕いをする。よほど水浴びが気持ちが良かったのであろう。すっかり満足した表情で、一枚一枚の羽を手入れするタカブシギの姿は、神聖にさえ感じられた。20年余り鳥見を続けて来て、これほど丁寧な水浴びと仕上げを見るのは、初めてであった。
5回の長きにわたってしまったが、大切な記録として残せたらと思っている。
2024/10/7 タカブシギ その4
ずいぶん時間をかけて水浴びし、羽を手入れを怠りなく済ませてようで、蓮田の水たまりから飛び上がり、羽をぶるぶるとさせて仕上げにかかったようである。カメラを構えている手も少々疲れて来たので、そろそろ終わって欲しいと思っていたところであった。やれやれであった。
2024/10/6 タカブシギ その3
何とも気持ち良さそうに水浴びをするタカブシギ。まだ、暑さの残る日であったので、何とも羨ましく見惚れてしまった。車からの撮影であり、かなり距離があったので、水しぶきがこちらに飛んでくることはなかったが、何とも羨ましいことであった。それにしてもタカブシギの羽は、美しい。
2024/10/5 タカブシギ その2
蓮田地帯で出会う機会の多いタカブシギであるが、全国的には、数を減らし絶滅危惧種に指定されている。有難いことに私が訪れる蓮田地帯では、タカブシギとの出会いの機会に恵まれている。
今回の蓮田地帯の訪問で、まず、最初にタカブシギに出会った。そして、何と時間をかけて水浴びを披露してくれたのである。その水浴びを見守るようにもう一羽のタカブシギも姿を見せてくれた。
2024/10/4 タカブシギ その1
秋の渡りのシギチでにぎわっているという蓮田地帯。自分の体が以前のように自由に動くわけではないので、うずうずしながら現地に赴くには、それなりの準備が必要になってくる。
何とか準備を整えて、いざ目的地の蓮田地帯を目指す。最初に出会ったのが、大好きなタカブシギであった。そのタカブシギが、水浴びを披露してくれたので、写真のカット数が多くなり、5回に分けて自分の記録用に掲載させていただくことにした。
2024/10/3 蓮田のひとこま
蓮田地帯を訪ねて一番の楽しみは、何といってもシギとの出会いである。それは思いがけない出会いほど嬉しいものである。この日の出会いは、アオアシシギであった。サギたちがたくさん集まっている蓮田にぽつんと一羽のシギ。どうやらアオアシシギのようである。ガリバーほどの大きさのチュウサギを横切るようにアオアシシギが堂々と過ぎてゆく。その様子がたまらなく愛おしいものに思えた。
蓮田地帯では、いろいろなドラマが待ち受けている。
2024/10/2 蓮田のひとこま
秋の渡りで賑わっているという蓮田地帯。何とか重い腰を上げて出かけてみると久しぶりにシギたちの姿を見ることが出来た。そのひとつがオグロシギであり、もうひとつは、アカアシシギであった。アカアシシギとの出会いは、かなり久しぶりであったので、胸が高鳴った。
小雨が降る日であったので、色が出ず、綺麗な写真は撮れなかったが、オグロシギとアカアシシギという素晴らしい出会いに感謝、感謝の一日となった。
2024/10/1 蓮田のひとこま
秋の渡りのシギたちで賑わっているという蓮田地帯。なかなか重い腰が上がらなかったが、何とか出かけてみると嬉しいことに、いくつかの出会いがあった。そのひとつがオグロシギである。久しぶりに見るオグロシギの姿に何とも嬉しさがこみ上げ、やはりシギとの出会いは格別であると改めて思った次第である。機会があれば、秋の渡りの蓮田地帯と二度、三度と訪れてみたいものである。
2024/9/30 蓮田のひとこま
蓮田地帯で良く出会う鳥のひとつがセグロセキレイである。シギの仲間ではないが、愛らしくて目に留まるとレンズを向けている。久しぶりの出会いであったので、ひととき胸弾む思いでレンズを向けたのだった。
セグロセキレイの尾をふりふりする姿は、何とも愛らしくて大好きである。
2024/9/29 蓮田のひとこま
久しぶりに訪れた蓮田地帯。今、まさに渡りの最中とあって色々なシギたちの姿が見られるという。大きな期待で胸が膨らむばかりであるが、目に留まったのは、クサシギであった。地味で目立たないシギであるが、大好きなシギのひとつである。近くには、イソシギの姿もあって、しばし、楽しませてくれたのである。
2024/9/28 蓮田のひとこま
ずっと気になっていた秋の渡りのシギたち。渡りの中継地となっている蓮田地帯へなかなか足を運べずにいたが、やっと念願かなって蓮田地帯へ足を運ぶことが叶った。何としても渡りのシギたちに会いたいとの願いが通じたのだろうか。とても見通しの良いところにアカアシシギが姿を見せてくれた。
ここ数年、出会いの機会のなかったアカアシシギとの出会い。胸躍るひとときであった。出会いに感謝である。
2024/9/27 蓮田のひとこま
秋の渡りで賑わっているという蓮田地帯。暗い空模様であったが、現地に向かうことになった。自宅から1時間半。決して近い距離ではない。年を重ねるごとに大好きな蓮田地帯から足が遠のいてゆく。私が歩けないこともあり、探鳥は、車からに限られてしまう。家族の協力なくして私の探鳥および撮影は、成り立たない。
この日、嬉しいことにアオアシシギに出会った。あの独特の鳴き声は忘れがたく、アオアシシギに出会うと胸の奥がキュンとなる。一心に採餌する姿が何とも愛おしかった。出会いに感謝である。
2024/9/26 タシギ
大好きなシギチとの出会いを期待して田んぼを回ってみた。本当は、もう少し足を延ばしたいところであるが、近場を回ってみる。開けた蓮田の一角に、ぽつんと一羽。タシギを見つけたときは嬉しかった。最初は、一羽であったが、二羽になりゆっくり採餌を始めた。特徴ある長い嘴が、何とも楽しく時には、指揮棒のようにも見え、時には、羽のお手入れ用のブラシにも見える。
静かな蓮田でのひととき。心和む穏やかな時間であった。
2024/9/25 チュウサギ
田んぼで出会う鳥の中で一番多いのは、カラスであろうか。続いてサギの仲間。今の時期、チュウサギと良く見かける。そのチュウサギの群れの中にアマサギも少数混じっている。特徴ある羽の色が見られなくなり、ほとんど白色の場合も多い。
今回もかなり距離はあったが、アマサギを見ることが出来た。周りにいるのは、ほとんどチュウサギと思われる。
一羽、かなり近くに飛んできたのは、チュウサギであろうか。蓮田は、実に静かであった。
2024/9/24 コチドリ
タシギに出会った蓮田で、コチドリにも出会った。数年前までは、近くの田んぼでもコチドリには良く出会ったものである。ところが、だんだん出会いの機会が少なくなり、今年は、ほとんど出会いの機会がなくなっていた。
コチドリは、何とも愛らしくて動きを見ていると心が和んでくる。ちょっと進んで立ち止まり、また、ちょっと進んで立ち止まる。この動作の何と愛らしいことであろうか。その動きを見ていると飽きることがない。ほのぼのとコチドリの動きに心満たされたひとときであった。
2024/9/23 タシギ
秋の渡りの季節を迎え、田んぼに飛来するシギたちの動向が気になるところであるが、体が思うようにならず、なかなか出かけることが出来ない。何とか都合をつけて出かけてみると、嬉しいことに距離はあるものの、シギやジシギが姿を見せてくれた。そのひとつがタシギである。
収穫の済んだ蓮田に、数羽のシギたちの姿が見えたが、その中に、タシギも2羽見ることが出来た。そのうちの一羽が水につかって、バタバタと水浴びを始めた。最後に飛び上がるまで、それほど長い時間ではなかったが、レンズを向けていると、ずいぶん長い時間に思われた。それでも、このような写真が撮れて大満足である。やはり田んぼは、楽しい。
2024/9/22 エリマキシギ
蓮田地帯で見られるシギチが話題になっているが、なかなか思うように現地に足を運ぶことが困難である。何とか曇り空の日を選んで、出かけてみた。シギチの探鳥は、やはり足がなければ難しい。何とか車で見られるところを回ってみることにしてたどり着いた蓮田。
かすかに動くシギを発見。何と嬉しいことにエリマキシギである。私の大好きなシギのひとつであるエリマキシギ。しばらく鼓動が高くなりその出会いを楽しんだのである。
2024/9/21 近隣の散歩道
自宅近くを時折、ゆっくり歩いている。暑い日が続き、なかなか思うように散歩もできないのだが、ほんのひととき、近隣を歩くだけで心が和んでくる。
この暑さの中でも、元気が良いのが蝶たちである。一番良く見かけるのがヤマトシジミで、一度に数頭、見られることもある。小さな小さな体なのに、一生懸命舞う姿には、心惹かれ、レンズを向けてみた次第である。
2024/9/20 クサシギ
田んぼに飛来するシギチの動向が気になっているが、私が歩けないこともあり、なかなか思うような出会いを望むことは難しい。車からの探鳥だけであるが、久しぶりに出かけてみると、嬉しい出会いがあった。それは、大好きなクサシギとの出会いである。
ひとつの蓮田から別の蓮田へ移動すると一羽のシギが飛んで、蓮田の中に身を隠した。何とか見られる位置であったので、ゆっくりレンズを向けて撮れたのが、この写真である。胸の特徴ある斑が見られて何とも嬉しく胸弾むひとときを過ごすことができたのだった。クサシギとの出会いは、ずいぶん久しぶりであった。
2024/9/19 セイタカシギ
蓮田地帯に秋渡りのシギチが姿を見せているという。ずっと気になりながら、なかなか出かけることが出来なかった。やっと出かけてみると水のいっぱい入った蓮田に2羽のセイタカシギの姿が見える。ドキドキしながら車から様子を見ることにした。
2羽のセイタカシギは、つかず離れず、程よい位置にいて採餌したあと、飛び立っていった。その間、10数分あまり。タイミング良い出会いであったようだ。出会いに感謝である。
2024/9/18 アオサギと風景
9月も半ばを過ぎようとしているが、まだまだ暑さは、遠のきそうにない。霞ケ浦沿いに車を走らせてみることして、出かけてみた。心地よい風が窓から入って、しばし暑さを忘れて風景を楽しむことが出来た。
近くの田んぼでは、アオサギが気持ちよさそうに飛んでいた。あと半月もすれば、暑さもずいぶん和らぐことであろう。
2024/9/17 アマサギ
大好きな田園地帯を時折、訪ねてみる。今の時期は、米の収穫作業が行われ、トラクターがあちこちで活躍している。そこには、サギたちが集まり、時には、ツバメも飛び交って楽しい光景が見られることしばしばである。
この日は、嬉しいことにアマサギとの出会いがあった。すでに換羽が始まり、羽の色は、褪せて見えるが、今季、アマサギとの出会いの機会がほとんどなかったので、嬉しい限りであった。
2024/9/16 アオアシシギ
秋の渡りのシギチが田んぼに姿を見せているという。遅ればせながらゆっくり出かけてみることにした。数年前には、蓮田を埋め尽くすほどに渡りのシギたちの姿が見られたこともあったのだが、ここ数年、激減して何とも寂しいことである。
蓮田では、チュウサギたちが姿を見せてくれた。その中に1羽のシギの姿があった。かなり距離があったが、撮影してみることにした。帰宅後、PCに取り込んでみるとキアシシギにしては、変?と思え、詳しい方にお尋ねすることにした。結果は、アオアシシギとのことであった。換羽中で実に綺麗な個体であった。
2024/9/15 タカブシギ
蓮田地帯のシギチに様子が気になっているが、なかなか出かけられないでいた。ようやく車の都合がついて蓮田地帯へと向かう。思いが通じたのであろうか、最初のポイントでタカブシギに出会った。大好きなシギのひとつであるタカブシギ。刺子模様に心惹かれ、蓮田地帯へ向かうと必ずタカブシギを探している。
背景にも恵まれ、まずまずの距離で出会えたことにも感謝である。
2024/9/14 蜻蛉と蝶
ここ数年、野鳥との出会いが激減しているが、トンボや蝶との出会いもずいぶん少なくなっているように思う。先日、訪ねた公園で久しぶりにノシメトンボに出会った。そこでは、日光が当たる体表面積を最小にして体温上昇を抑えるオベリスク姿勢を見る機会に恵まれた。トンボにすれば、ごく当たり前の姿勢であろうが、このような出会いも少なくなっている。
すぐ近くでは、キタキチョウが枯れ葉の上にとまり、しばらくじっと休憩しているように見えた。ささやかな出会いを大切にしたいものである。
2024/9/13 水車
先日訪ねた公園に水車があり、苔むした石や水車が水をはねながら回っている光景が何とも心地よくて、しばし見とれてしまったのである。水車は、何か所かで見たことはあるが、写真を撮る機会が今まで、あまりなかった。今回は、いろいろ角度を変えながら、自分なりに工夫したのであるが、出来は、散々であった。じりじり照り付ける日差しの下では、なかなか難しいということにしておきたい。また、機会があれば、撮影したいものである。
2024/9/12 百日紅
今の時期、良く見かけるのが百日紅。白い百日紅も赤色もピンク色の百日紅も良く見かける。場所によっては、街路樹になっていて、百日紅のシーズンには、道路が一斉に華やぐ。
先日訪ねた公園には、百日紅が数本植えられていて、百日紅の花を眺めているとアブラゼミが飛んで来て目の前の木にとまり、また、すぐに飛び去った。この暑さは、まだまだ続きそうである。
2024/9/11 そばの花
ずっと気になっていたそばの花。一昨年が9月2日。昨年は、都合で少々遅くなりお彼岸が過ぎた頃、そば畑に行っている。一昨年の写真を見る限り、9月の初めごろがベストシーズンのように思えた。
1週間ほど遅れてしまったが、何とか都合をつけてそば畑に行ってみると、時期が早かったようで、蕾がほとんど。いくつか花の咲きかけたところを撮ってみた。なかなかタイミング、難しい。もう一度、そば畑を訪ねてみたいものである。
2024/9/10 蓮田のひとこま
秋の渡りのシギチが気になり、久しぶりに蓮田地帯に向かった。20年ほどの鳥見の中で、田んぼに飛来するシギチとの出会いは、私の胸深く残るものである。今は、歩くことが困難になり、出かける回数が、極端に少なくなっているが、それでも気持ちだけは、田園地帯のシギチの動向に向いている。
嬉しいことに、この日、数羽のタカブシギに出会った。久しぶりの出会いで、胸弾み、心がすく思いがした。刺子模様のタカブシギの羽衣が大好きである。そして、目の輝きの何と純真で美しいことだろう。出会いに感謝である。
2024/9/9 蓮田のひとこま
秋の渡りのシギチの動向が気になっているが、なかなか出かける機会がない。やっとの思いで出かけてみたが、私がほとんど歩けないので、タカブシギを見かけたくらいであった。この日は、やっとタシギに会えて大満足。もっとたくさん撮りたかったが、飛ばれてしまい残念。
また近いうちにシギチを探しに出かけてみたいものである。
2024/9/8 蓮田のひとこま
稲穂の揺れる田んぼが続く中を車を走らせる。あちこちで収穫が進み、トラクターの入っている田んぼには、サギの群れが集まっていることが多い。
この日も、数か所で、サギの群れを見かけた。ほとんどチュウサギであるが、コサギやアマサギが混じっていることもある。稲穂とサギの群れ。日本情緒あふれる光景で、大好きである。まだまだ収穫の済んでいない田んぼも多いので、また近いうちに出かけてみたいと思う。
2024/9/7 蓮田のひとこま
大好きなシギたちが、そろそろ姿を見せる時期と思い、久しぶりに車を走らせてみる。歩くことが困難なため、車中からの観察のみであるので、見られる場所は、限られるのだが、それでも出かけてみた。
結果は、残念であったが、また、日を改めて出直してみたいと思う。それでも久しぶりにコサギに会え、バンにも会えて心癒されたのであった。蓮田地帯は、心和み大好きな場所である。
2024/9/6 桐
紫色の桐の花は、甘い香りも色合いも形も大好きで、春にその姿を見られるのを楽しみにしている。その花の蕾が、何と前年の夏にすでに準備を進めているということをごく最近知った。
桐の葉は、たくさんついていたが、虫に食われたりずいぶん傷んでいるものもあって、何とも痛々しい。桐一葉とは、秋をあらわす美しい言葉だが、かさかさに乾いた桐の葉が、はらりと落ちていくと秋の色合いが一層、濃くなっていくのを感じるのである。
2024/9/5 ミサゴ
霞ケ浦の湖岸をゆっくり車を走らせる。窓を全開しゆっくり走らせる。頬を撫でる風の何と気持ちの良いことだろう。遠くの杭に何かとまっているのが、目に入った。どうやらミサゴのようである。距離はかなりあるのだが、レンズを向けて見る。
車をゆっくり止められる環境ではないので、ほんの数分で移動したが、また別の杭にミサゴがとまっている。もう少し写真を撮りたかったが、この場所は、さらに止めにくい環境で、ほんの数秒で移動。家に帰ってパソコンに取り込んでみると、何とか見られるミサゴが写っていた。やれやれ。
2024/9/4 田園風景
久しぶりに田んぼの風景が見たくなり、大好きな蓮田地帯へ車を走らせることにした。1時間少しで目的地に到着。ちょうど稲刈りをしている田んぼのところを通りかかるとサギが20羽ほど集まっている。トラクターの後を追うようにサギたちが動き回り、見ていて何とも楽しい。遠くの雲が、山並みに見えて心癒されたのだった。
2024/9/3 散歩道
猛暑、酷暑が続いた八月であったが、九月に入って少し吹く風の色が変わったようである。いくぶん涼しさを感じる日もあってほっとしている。銀杏の木の木陰に入って上を見上げれば、ギンナンが鈴なりでびっくり!!!こんなに見事なギンナンは、今まで見たことがなかったように思う。
竹林は、涼し気に立ち尽くしている。足元を見れば、ヤマトシジミが、数頭、飛び回っている。シオカラトンボは、悠々と飛び回って実にのどかである。散歩道は、静かに静かに時間が流れてゆく。
2024/9/2 散歩道
大好きな田園地帯を久しぶりに訪ねてみた。車でゆっくりゆっくり回ってみる。早いところでは、もう米の収穫が済んだところがある。全国的に米不足が騒がれているが、新米が出回るようになれば、落ち着くことだろう。
田んぼの一角で、おそらく農薬を使っていないと思われる田んぼの一角で、バッタの大群が飛び立った。しかし、それは、見間違いでどうやらイナゴのようであった。久しぶりに見る大群で少々驚いた。
近くでは、ハナトラノオの花が微笑んでくれた。夏がゆっくりゆっくり別れを告げている。
2024/9/1 散歩道
早いもので、一年の三分の二が過ぎてしまった。月日の流れの何と早いことだろう。これからは、刹那、刹那を大切に過ごしていきたいものである。
徒歩では、少々無理な距離であるが、自宅近くにちいさな水辺公園がある。夏休みには、捕虫網を持った子供たちの姿が目についたが、9月に入って静かになっただろうか。
ミントの花のところをじっと見つめているとベニシジミが3頭ほど飛んできた。すぐ近くに別の白っぽいチョウがいたので、ヤマトシジミかと思ったが、尾錠突起がついていたので、どうやらツバメシジミのようである。
近くでは、ピンクの百日紅が彩りを添え、夏の終わりを告げているようであった。
2024/8/31 散歩道
夕風が頬を撫でるころ、近くの公園を訪ねてみた。公園のすぐ近くでイチジクを見つけた。綺麗に色づいて、きっと甘みの強いイチジクであろうと思った。公園の目の前の田んぼには、一羽のチュウサギがいた。見ていると、ほとんど動きがないので、あきらめて公園に戻った。
嬉しいことに公園の片隅でチョウに出会った。ウラナミシジミ。ずいぶん久しぶりの出会いである。ベンチに座って夕風を楽しんでいると、目の前に蛙が姿を見せてくれた。ほんのひととき、自然とのふれあいは、元気を与えてくれるものである。
2024/8/30 イソシギ
アオサギに出会った蓮田のすぐ近くでイソシギに出会った。蓮田の隅のほうに何か動いているものが見えたのだが、それがイソシギであった。ほかに、もう1羽いたようである。コチドリの姿もちらっと見た。
数年前までは、田んぼや川沿いの道を歩けば、イソシギには、簡単に出会えた。それが、今では、イソシギにさえ、なかなか出会えない。私は、出かけることが困難であるが、それでも月に一度か二度、蓮田地帯を訪ねて様子を見ている。鳥たちとの出会いが激減し、これから先のことがどうにも心配である。
2024/8/29 沼のほとり
いくぶんしのぎやすくなってきたが、まだまだ暑さは、しばらく続くことだろう。久しぶりに蓮田地帯を訪ねてみるとアオサギが一羽、熱心に餌を探しているようであった。車の中から様子を見ていると大きな獲物が見つかったようだ。しかし、どう見ても食べ物とは思えない。双眼鏡だけでは、分からないので、とりあえず写真を撮ることにした。
帰宅後、パソコンに入れ、拡大してみると、獲物は、一匹のドジョウであった。それにしても付属品の何と多いこと!この後、どうなったか、最後まで見届けなかったので、真実は分からない。
2024/8/28 沼のほとり
大好きな沼のほとりを月に一度か二度訪ねている。その折々にささやかながら目先の変わった出会いがあり、胸弾む思いがする。今回は、ホオジロとの出会いであった。
聞きなれた声が頭上ですると思い、辺りをキョロキョロすると何と私の立っているすぐそばの道路標識の上にちょこんと乗っかったホオジロの姿があり、びっくり!!!私の姿に警戒する雰囲気もなく綺麗な声をあたりにひびかせている。どうやらここが縄張りのようである。
このような出会いがあるから沼のほとりへ、何度も足を運びたくなってくる。
2024/8/27 散歩道
足が不自由で思うような散歩はできないが、自宅近くや、車で少し足を延ばしたところを訪ねて、ゆっくりゆっくり散歩を楽しんでいる。
今回は、車で30分ほどのところへ出かけてみた。道端に車をとめると何と一頭のチョウが飛んで来てフロントガラスにとまった。そっと外へ出てレンズを向けてみた。どうやらチャバネセセリのようである。辺りの緑を映して背景が美しい。思いがけない出会いに胸が弾んだ。近くで、サオトメバナが、その様子をじっと見つめているようであった。
2024/8/26 散歩道
処暑を過ぎたとは言え、暑さは、まだまだである。日差しを避けるように木陰を選んでほんの少し足慣らし。アベリアの花が、びっしり咲いている木陰をほんの少し歩いてみた。アベリアの花にレンズを向けているとひらひらとチョウが飛んできた。セセリチョウである。
レンズを通してじっくり見るとどうやらチャバネセセリのようである。右側からと左側から、何とか撮ることが出来た。ゆっくりのんびり散歩道は、実に楽しい。
2024/8/25 チュウサギ
大好きな田園地帯を久しぶりに訪ねてみると、稲田は、すっかり黄金色になり、トラクターの入っている稲田も見かけるようになった。作業のお邪魔にならないように遠くから、収穫の様子を眺めているとチュウサギらしい数羽の白いサギが飛び立った。
トラクターの作業の後には、大好物の虫やカエルなどが、飛び出すらしい。田んぼでは、静かに時間が流れてゆく。
黄金色の田んぼと真っ白な鷺。日本らしい美しい光景である。どうやら今年も豊作らしい。
2024/8/24 沼のほとり
久しぶりに沼のほとりを訪ねてみるとモモイロペリカンのカンタ君が、元気な顔で出迎えてくれた。鳥見を始めた頃からの付き合いで、20年以上もの付き合いということになる。カンタ君の優しい表情を見るとほっとして心が安らぐのである。
真夏の沼のほとりは、訪ねる人もなく、静かで心落ち着く大好きな場所である。また、近いうちに訪ねてみたいものである。
2024/8/23 散歩道
暑い日が続き、なかなか外へ出る勇気もなかったが、わずかに秋の気配を感じるようになり、車で近くを一回りすることにした。
自宅から車で30分ほどのところに広がる田んぼの光景は、実にのどかで、昔の田んぼを思わせ嬉しくなる。昨年、烏瓜を見かけたところを注意して眺めていると可愛い緑色の烏瓜を見つけた。いくつもいくつもあって嬉しくなる。しぼんだ花さえも愛おしい。散歩道は、心豊かになれて嬉しくなる。
2024/8/22 散歩道
時折、目先を変えながら散歩を楽しんでいる。厳しい暑さが続いていたので、なかなか散歩に出る勇気がなかったが、ここに数回分をまとめてアップさせていただくことにした。
自宅近くの公園では、スイレンが美しかった。小さな池に白色とピンク色のスイレンが咲いている。それだけで、ほっとして心和むのだった。
車でほんの少し走ったところにある公園。ここでは、ハナミズキが実をつけていた。虫こぶらしきものもつけている。初めて見る光景であった。この公園のポーチュラカは、可愛い。色とりどりなのだが、なかなか難しくて、思うように撮れなかった。
アブラゼミは、あちらこちらで見かけた。ニイニイゼミやクマゼミなども見たいのだが、なかなか出会いがない。
散歩道は、どのコースも楽しくて大好きである。
2024/8/21 ハクセキレイ
田んぼで出会ったのは、ハクセキレイ。決して、珍しい鳥ではない。コンビニの前などで、良く見かける鳥である。まだ幼さの残る顔をして誰かを呼んでいるようである。その場を去りがたかったが、移動することにした。
田んぼでは、チュウサギをよく見かけた。木の上にとまっているチュウサギもいて、なかなか楽しかった。稲穂は、もうずいぶん黄金色になりつつある。
2024/8/20 ツバメ
数年前まで、田園地帯を訪れると、ツバメがビュンビュンと勢いよく飛んでいる姿をよく見かけたものである。しかし、ここ数年、なかなかツバメの姿を目にすることがない。
たまたま訪れた田んぼで、数羽のツバメが元気よく飛んでいる光景を見る機会があった。ダメもとで撮ってみようと、カメラを車の中から持ち出し、下手な鉄砲を撃ちまくったところ、何と奇跡的に数枚、写っていたのである。その嬉しかったこと。今の機材は、ずいぶん進化していると思ったことである。
2024/8/19 アオサギ
鳥たちとの出会いの少ない昨今であるが、久しぶりに田園地帯を車でゆっくり回ってみる。予想通り、真夏の暑い日差しが照り付けるだけで、スズメの声すら聞こえてこない。雨が降らないので乾ききった農道をゆっくり土煙がたたないよう車を走らせる。
諦めて引き上げようとした最後の最後にアオサギの姿が見えた。用水路沿いに一羽佇んでいる。その姿は、ことさら美しく見えた。出会いは、それで終わらなかった。緑の稲田を背景にアオサギが一羽、ゆっくり歩き始めた。その姿の美しいこと。嬉しく胸弾むひとときであった。
2024/8/18 サギの群れ
久しぶりに訪れた田園地帯では、たくさんのサギが待っていてくれた。チュウサギ、コサギ、今季初めての出会いのアマサギの姿も見えた。田園地帯を回って、アオサギとチュウサギに出会う機会は、結構あるのだが、コサギとの出会いが案外少ない。アマサギは、更に少ないように思う。
3枚ほどの水田にコサギ、チュウサギ、アマサギが群れている光景は、ほのぼのと心和むものであった。8月の田園地帯は、すでに稲穂がずっしりと重く首を垂れているものもあれば、まだ頼りなげな稲の苗が見えるところもあり、様々である。
2024/8/17 散歩道
久しぶりに訪れた田園地帯で、たくさんのサギの姿を見かけたが、その近くでツバメの群れも見ることが出来た。電線にとまって休憩中のツバメたちであったが、羽繕いをしたり、楽しい場面を披露してくれた。自宅から車で30分ほどのところにある田園地帯では、ごくたまに、飛んでいるツバメを一羽か二羽見るのがせいぜいである。
たとえ、電線どまりのツバメであっても、なかなかその姿を見ることがなかったので、この日の出会いは、心に残るものとなった。
2024/8/16 散歩道
ずいぶん久しぶりに馴染みの蓮田地帯に向かった。20年ほど前、鳥に関心を待ち始めて間もないころ、珍しいシギがいると教えていただき訪れたのが、この蓮田地帯である。シギというものが何であるか全く知らなかったあの頃、そのシギに心奪われることになろうとは思ってもいなかった。珍しいシギの名は、オオキアシシギであった。そのオオキアシシギのいる蓮田とは、違っていたが、近くの蓮田にいたのがオオハシシギで、印象深く、目に焼き付いている。
8月のまだ収穫の済んでいない蓮田は、白やピンクの蓮の花をたくさん咲かせている。その近くに水がたっぷりで稲がまばらな田んぼがあり、その田んぼに一羽のシギが佇んでいた。夏羽の赤みを残したオオハシシギである。久しく大好きなシギに会う機会がなかったので、その出会いは、ことのほか嬉しかった。真夏の太陽が照り付ける中、オオハシシギは、ゆったりとその姿を楽しませてくれたのだった。
2024/8/15 散歩道
久しぶりに訪れた公園では、色々な植物を見ることが出来た。一番うれしかったのは、ミントにとまったベニシジミを見ることが出来たことである。何故か、蝶やトンボとの出会いの機会が少なくなり、ヤマトシジミには、時々出会いがあるものの、他のチョウたちとの出会いの機会がない。
ヤナギハナガサ、ナツズイセン、キバナコスモスなども久しぶりに見ることが出来て嬉しかった。散歩の人の姿も少なく、ゆっくり散歩を楽しめたのが何よりである。
2024/8/14 散歩道
自宅近くの公園は、いくつかあるのだが、車で5分ほどのところに、お気に入りの公園がある。この公園を初めて訪れた頃は、あまり整備されていなかったのだが、今では、整備が行き届き、草刈りなども定期的に行っていて、気持ちが良い。
公園の池は、小さいが、スイレンが綺麗な花を咲かせている。公園を少し出たところに農家の方が手入れしているところがあり、色々な植物を見ることが出来る。この日、アルストロメリアを初めて見ることが出来た。散歩道では、色々な出会いが待っている。
2024/8/13 散歩道
ブルーベリーの様子が気になって出かけた散歩道では、他にもいろいろな植物に出会った。そのひとつがひょうたんである。まだ小さかったが、大きくなるのが楽しみである。
近くには、ゴーヤも大きな実をつけていたし、オクラの花も可愛らしく微笑んでいるように見えた。ラズベリーの実もたくさん見られて満足度の高い散歩道であった。
2024/8/12 散歩道
散歩道には、色々なコースがあって、時々、目先をかえて、散歩を楽しんでいる。この日は、気になっていたブルーベリーを見に出かけてみた。程よい色合いに色づいているものがいくつか見られたが、数は少ない。すぐ近くには、青くて小さい柿がいくつか実をつけていた。
少し離れたところでは、栗の実がびっしりと実をつけている。実にたくさんの栗の実で、何とも気持ちが良い。来月になれば、栗拾いが楽しめそうである。散歩道は、のどかである。
2024/8/11 散歩道
ひと月に一二度、訪れる場所がある。それは、ペリカンのカンタ君のいる沼のほとりである。この光景が大好きで、ひと月に一度か二度。必ずと言って良いほど、この地を訪ねている。
カンタ君は、人間に例えれば相当な高齢のはずである。今でも、元気に船に乗り、船頭さんからとれ立ての魚をいただき満足そうな顔をする。その表情が可愛くて足を運んでいる。
2024/8/10 散歩道
久しぶりに訪れた馴染みの公園。黒っぽい葉の中に、ひときわ目立つ白い花を見かけた。その白さが際立っていて、目に飛び込んで来た。タイサンボクの花である。この暑さの中で、タイサンボクの花を見ることが出来てラッキーであった。
メタセコイアは、青々とした葉を茂らせ、球果が鈴なりである。ムクゲの木には、セミの抜け殻がびっしりつき、一層暑さを感じさせている。クマバチは、吸蜜に余念がない。静かな静かな公園のひとこまである。
2024/8/9 散歩道
自宅近くの小さな公園に訪れたのは、1週間ほど前のことである。そこでは、コブシが頬を染めたような色合いの実をいくつもつけていた。近くのエノキは、小さなオレンジ色の実をいっぱいつけて木陰を作っていた。
暑さを避けるために木陰に入ってみると、目の前にセミの抜け殻が目に入った。ニイニイゼミの抜け殻である。アブラゼミの抜け殻は、あちこちで見かけるが、ニイニイゼミには、なかなかお目にかかれない。少々得をしたような朝の散歩であった。
2024/8/8 散歩道
先月の半ば過ぎに転倒して、左足をかなり強く打ってしまった。痛い脚をかばいつつ何とか過ごしてほぼ3週間。痛みもだいぶ落ち着いてきたが、これからは、よほど、慎重に過ごさなければと思っている。
散歩道のコースには、いろいろあるが、田園風景を眺めながら少し歩いてみた。まず目についたのが、カボチャの花。この黄色には、元気をもらえるようだ。つやつやのナスが3個実をつけているのも目に入った。久しぶりに見る数珠玉には、子どもの頃を思い出して何とも懐かしさがこみあげて来る。
散歩道をゆっくりゆっくり歩いている。
2024/8/7 散歩道
少々早起きして車で30分ほどの田んぼに向かった。数年前までは、5時には現地に到着して早朝の田んぼを楽しんでいたのだが、私の健康上の理由で、それがなかなか難しくなってしまった。
期待して訪れた早朝の田んぼであったが、朝露がほとんど見られない。野の草もほとんど見られず、何とも消化不良の田園散策であった。しかし、じっくり目を向けて見ると稲穂にわすかに朝露が見られる。チュウサギ1羽とカルガモ2羽に会えただけでも良かったのだろう。やさしい黄色のコマツヨイグサが慰めてくれたように見えた。
2024/8/6 散歩道
自宅近くにある公園なのだが、徒歩で行くには、少々無理があり、家族の力を借りて1ケ月に2~3回訪れる小さな公園が、私のお気に入りである。久しぶりに訪れてみると、夏休みであるにもかかわらず子供たちの姿がほとんど見えない。何とも静かな公園で、木陰のベンチに座ってひととき涼を楽しんだ。
小さな池のスイレンが、ピンクの花をいくつか咲かせ、時折、シオカラトンボがその上を悠々と飛ぶ姿が爽やかで気持ちが良かった。ここで見られるトンボは、ほぼシオカラトンボかオオシオカラトンボである。ごくまれにギンヤンマやオニヤンマを見かけることがあるが、止まっている姿を見ることは稀である。
朝のひととき、小さな公園でのひとこまである。
2024/8/5 散歩道
久しぶりに訪れた公園では、ささやかな出会いながら、色々な植物を見ることが出来て、感謝、感謝である。車を降りてすぐに目に入ったのは、ノゲイトウ。何とも涼し気で良かった。もう一つが朝顔。どこででも見られるような気がするが、案外、見かける機会が少ない。公園の一角に朝顔がたくさん見られて何とも嬉しさがこみあげて来た。
脚が少々不自由であるが、何とか頑張ってこれからも散歩を続けていきたいと思っている。
2024/8/4 散歩道
久しぶりに訪れた公園では、正直に言えば、チョウトンボとの出会いを期待していたのだが、その出会いは、皆無であった。ごくごく少数のコシアキトンボ、シオカラトンボ程度で、例年見られていたショウジョウトンボなどは、一切姿を見せてくれなかった。それでもシオカラトンボの雄も雌も見ることができたのだから喜ぶべきであろう。
2024/8/3 散歩道
久しぶりに訪れた公園でヒマワリや、アカバナユウゲショウを見た後、木道に沿って歩を進めると優しく揺れている白い花が目に入った。この公園を夏に訪れると必ず見る白い花である。名前は、ガウラ。白くて小さくて優しい雰囲気の花で大好きである。更に歩を進めると今度は、赤い花が目に飛び込んで来た。モミジアオイである。この花も夏によく見かける花で、この公園を訪れると必ずと言ってよいほどレンズを向けていた。存在感のある花であるが、撮影には、少々苦労をした。
2024/8/2 散歩道
久しぶりに訪れた公園でヒマワリの群落を見た後、木道に沿ってゆっくりゆっくりと歩を進めることにした。実は、1週間ほど前、散歩中に転倒し、少々怪我をしてしまったのである。いつも散歩の折には、かなり慎重に歩いているつもりであったが、あの日は、暑さもあって、気が緩んでいたのだろうか。痛む足をかばいつつ、ほんの少しだけ歩いてみた。
足元のアカバナユウゲショウが目に留まった。小さくて可愛く優しい花である。近くのムクゲの葉には、セミの抜け殻がびっしりとついていて、少々驚く。ささやかな出会いに胸躍らせる散歩道であった。
2024/8/1 散歩道
早いもので、今日は、もう八月。うだるような暑さが、ずっと続いており、この先、どうなるのだろう?という不安が時に襲ってくる。そのような中ではあったが、ずっと気になっていた公園に少々早起きして出かけてみた。
最初に目に入ったのは、ヒマワリの群落であった。小ぶりのヒマワリであったが、全部で50本ほどはあっただろうか。みんな微笑んでくれていうようで嬉しかった。近くの柳の木には、コシアキトンボがとまって何とも詩情あふれる光景を見せてくれた。
2024/7/31 田園風景
自宅から30分ほどのところにある田園地帯。この暑さのなかでは、なかなか出かける気力が湧かないが、所用の帰りに立ち寄ってみると期待通りのみどりが一面に広がって見えた。何とも嬉しい限りである。みどり・緑・みどり。この爽やかな色にどれほど力を与えられたことであろう。チュウサギが飛び、足元にはツユクサが涼を告げている。田んぼの風景は、いつ見ても見飽きることがない。
2024/7/30 ハス
ずっと気になっていた古代蓮。そろそろ花の時期と思ったのが、6月の末。何かと所用に追われ、とうとう7月の終わりに近くなったある日。やっと蓮池を訪れることが出来た。
蓮の花は、美しい姿をたくさん見せてくれた。程よい具合に咲いているもの。すでに実をつけているもの。それも褐色に変わっているものもあったり、まだ青々としているものもあったり、実に多種多様である。蓮池の散歩は、爽やかで実に楽しかった。
2024/7/29 アオサギとカルガモ
自宅から30分ほど車を走らせると爽やかな田園風景が広がって来る。以前は、かなり頻繁に訪れていたのだが、だんだん出足が鈍くなり、今では、月にせいぜい一度か二度程度である。暑さの中で緑が一面に広がってくると嬉しくなる。用水路には、一羽のアオサギの姿が見られた。それも二か所で見られて嬉しくなってくる。田んぼの風景は、実に気持ちが良い。
2024/7/28 ハス
自宅から1時間ほどのところにある蓮池。古代蓮がたくさん見られると聞いていたのだが、いつも時期が少々早かったり、遅かったりで、なかなかタイミングが合わなかった。今回は、どうやら良い時期に訪れたようで、蕾の状態のものもあれば、満開の花もあり、実に多様でたっぷり楽しむことが出来たのだった。
2024/7/27 チュウサギ
久しぶりに訪れた田んぼは、清々しい緑が一面に広がり、何ともさわやかな光景が広がっていた。こんなに優しい緑が広がる光景を今まで見たことがあっただろうか。いつも早苗が揺れるころには、何度となく足を運ぶ田園地帯であるが、この暑さの中では、探鳥どころではない。
そんなことを考えながら車を走らせているとあぜ道に真っ白な鷺の姿が見えた。どうやらチュウサギのようである。緑の田んぼを背景に純白のチュウサギの姿は、この上もなく美しいものに見えた。
2024/7/26 稲の花
猛暑が続いて、なかなか出かける気力が湧かないが、家族の協力で隣県に出かけてみることにした。一番好きな田んぼの風景を見るためである。自宅近くの田んぼは、緑一色で、まるで緑の大海原が広がっているような感じであるが、驚いたことに隣県に入ると稲穂が揺れている。それもあちこちの田んぼで稲穂を見かけて驚いた。さらに稲の花も数か所で見ることが出来た。どうやら今年も豊作のようである。
2024/7/25 スイレン
蓮の花を見に行った蓮池には、スイレンが赤と白。数か所で見られた。少し小ぶりのスイレンで、自宅近くの公園で見るスイレンとは、大きさが違うようである。そのひとつひとつをよくよく見ていると色々な発見があり、なかなか楽しい。短い時間ではあったが、ひととき暑さを忘れ楽しむことが出来たのだった。
2024/7/24 散歩道
ゆっくり歩く散歩道。自宅近くを時々ゆっくり歩いている。暑さが厳しい日が続くので、なるべく朝早くにと思っているが、なかなか実行できないことが多い。
この日は、雨の後だったので、何とも気持ちが良い。ミソハギやコムラサキなど優しい色合いの花に心癒されたのだった。クチナシの純白の花は、だいぶ前に終わっていたが、それが実になっていた。散歩道は、のどかである。
2024/7/23 ハマナス
気になっていた蓮の花を見たところには、ハマナスがびっしり実をつけていた。今まで、こんなにたくさん実をつけている状態を見たことがなかったように思う。真っ白な花も数輪咲いていて、何とも清々しい。ハマナスを初めて見たのは、北海道だったので、北の大地で見る花と思っていたが、散歩道で見かけたこともあったし、結構、あちこちで見られるようである。
そのハマナスにシオカラトンボがゆったりととまっている姿が印象的であった。
2024/7/22 ハス
蓮の花が見たいとずっと気になっていた。何かと用事がつまっていて何とか都合をつけて出かけることにした。目的地の蓮池に行くのは、1年ぶりである。駐車場は、ほぼ満杯。三々五々、蓮の花を観賞している人の姿が見える。スケッチブックを広げている人の姿も。
久しぶりに間近に見る蓮は、実に清楚で美しい。ほっと心和む思いがする。ほんのひとときではあったが、満ち足りた時間を過ごすことが出来たのだった。
2024/7/21 シオカラトンボ
久しぶりに車に乗って蓮池に向かった。ずっと気になっていた蓮の花だが、時期的にどの程度咲いているか分からない。期待半分、不安半分で現地に到着。駐車場から見渡すと一面に蓮の花が咲いているのが見えてほっとする。
目の前を横切ったのは、シオカラトンボのようである。蓮の花を観賞する前に、久しぶりの出会いのトンボのことが気になり、トンボの行方を追った。蓮の葉先にとまってくれてやれやれである。雄と雌の交尾シーンまで見ることが出来た。
2024/7/20 散歩道
自宅近くの散歩道。ゆっくりゆっくり歩いている。その散歩道でユリの花をいくつか見かけた。そのひとつがオニユリであった。種のようなものを分けて頂いてベランダのプランターに蒔いたところ、発芽し今年で3年目になるだろうか。花をつけた。3本咲いてくれた。
散歩道に行ってみると親ともいえるオニユリが、元気な姿で微笑んでくれた。力をもらったようで何とも嬉しい気分であった。
2024/7/19 散歩道
自宅近くの散歩道。時々ではあるが、ゆっくり歩いている。鳥見に出かけることもままならなくなり、近隣の散歩は、自然とのふれあいにかかせなく、心を潤す大きな力となっている。
鳥見に熱中していたころは、目もむけなかった植物にレンズを向け、帰宅後、その名前を調べる楽しみ。ここ1~2年で、ずいぶん植物の名前も覚えることが出来た。すべて時の流れに逆らわず自然の流れである。出会いに感謝の日々である。
2024/7/18 散歩道
雨上がりの散歩道。痛い足をかばいながら、ゆっくりゆっくり歩いてみる。出会いは少ないものの、いろいろな気づきがあり、心洗われる思いがする。たわわに実ったエゴノキの実は、ずっしりと重そうであった。もう少しすれば、熟してヤマガラのレストランになることであろう。
エゴノキの実を見た後、ほんの少し歩いてみると真っ白なユリが目に入った。どうやらカサブランカのようである。雨のあとの散歩道。ゆっくりゆっくり歩いている。
2024/7/17 散歩道
昨日、たっぷり雨を降らした大地は、潤ってみずみずしいことであろう。痛い足を労りながら近隣をゆっくり歩いて見る。まだ一部に雨のあとが残り、木々の緑は、鮮やかである。
最初に目についたのは、イヌビワ。円みのある実がいくつかついて葉には、水滴が残っている。続いてサンゴジュ。赤い実がビッシリ実っている。ヒルガオは、二つ並んで優しく微笑んでくれた。
散歩道は、のどかである。
2024/7/16 散歩道
今年の夏の暑さは、いったいどうなっているのだろうか。連日の暑さに辟易しているが、何とか涼を求めてと思い、涼しい時間帯に近隣を歩いてみる。足も腰も痛くて歩くのが辛いが、それでも少しばかり歩いてみる。一番に目についたのがアジサイであった。さわやかな藍色が何とも言えず、涼を運んでくれる。
自宅に戻ってみるとベランダでは、コオニユリが待っていてくれた。華やかな色合いで、涼感には程遠いが、元気を運んでくれそうである。
2024/7/15 散歩道
ずっと気になりながら、なかなか足を運ぶことが出来なかった蓮田地帯。秋の収穫まで、まだまだ時間がかかることであろう。緑の大きな葉を拡げ、真っ白な花を咲かせている蓮。秋の渡り、春の渡りの時には、しばしば足を運んでいたが、今では、シギたちとの出会いの機会が少なく、蓮田地帯へ足を運ぶことが、ほとんどなくなっている。
しかし、写真に撮ってみると、色々な発見があり、また訪ねてみたいと思ったことである。
2024/7/14 散歩道
自宅近くの散歩道。ゆっくりゆっくり歩いている。歩き始めて程なく目についたのが、ザクロのまだ青い実である。数日前には、確か花が咲いていたように記憶している。これから完全に熟するまで、しばらく時間がかかることであろう。
近くの団地のフェンスには、ノウゼンカズラが鮮やかな花をつけていた。自宅近くの散歩道。ゆっくりゆっくり歩いている。
2024/7/13 散歩道
自宅近くの散歩道。ゆっくりゆっくり歩いている。目につく植物にレンズを向けて、それが何よりの楽しみである。自宅からほんの数分、歩いたところにエゴノキが数本ある。その1本には、びっしり実がついていて、初秋を迎える頃には、ヤマガラが姿を見せてくれることであろう。今から楽しみである。
さらに歩くとコムラサキが薄紫の綺麗な花をつけていた。鳥との出会いはなかったが、すっきりさわやかな散歩であった。
2024/7/12 散歩道
自宅近くの散歩道。ゆっくりゆっくり小一時間かけて歩くことしばしばである。この日、目にした植物は、ヒメヒオウギスイセン。近頃、あちこちで目にするようになった。鮮やかなオレンジ色で遠くからでもその存在が分かる。続いてギボウシ。このギボウシもあちこちで見かけるようである。
リョウブも近頃、よく目にする。さわやかな雰囲気で私は、好きである。手入れの行き届いた庭園の入口近くには、マサキが花をつけていた。散歩道は、のどかである。
2024/7/11 チョウトンボ
暑い季節を迎えると会いたくなるのが、チョウトンボ。翅のきらめきが魅力的なトンボである。昨年までは、すんなり出会えていたのだが、今年は、出掛ける機会が少なくなったのもあって、なかなかその機会が巡って来ない。
重い腰を上げて昨年、チョウトンボに出会ったところに出掛けてみることにした。もちろん家族の協力なくしては成り立たない話である。
現地についてみると予想を遙かにこえてチョウトンボが飛び回っている。何と目の前にとまって、じっとして動かないチョウトンボもいる。一瞬、交尾シーンも見ることが出来たが、撮影には至らなかった。おそらく羽化したばかりなのではないだろうか。驚くほどの数のチョウトンボが飛び回っていた。
2024/7/10 散歩道
久しぶりに車を走らせ蓮田地帯へと向かった。右も左も蓮田が広がり何とも気持ちが良い。白いハスの花が所々に見える。鳥との出会いは、期待出来ないが、風景を楽しみたいと出掛けて来たので、この光景は、何とも嬉しい。やがて霞ヶ浦が広がって来る。水のある風景は、何とも嬉しい。久しぶりに心落ち着くひとときを過ごすことが出来たのだった。
2024/7/9 散歩道
久しぶりに訪れた干拓地帯。車をゆっくり走らせると鳥たちの声が聞こえて来る。まずは、元気いっぱいのオオヨシキリ。続いて雲雀の声も元気いっぱいである。何とすぐ近くでコジュリンの声が聞こえて来た。車をとめたすぐ近くの杭のところにいる。こちらを警戒して逃げることがないように、そっとそっと観察する。
こんなにも至近距離で出会ったのは、初めてであろうか。思いがけない嬉しい出会いであった。
2024/7/8 散歩道
久しぶりに訪れた蓮田地帯。一面に大きな蓮の葉が広がり、真っ白な蓮の花がところどころに見える。ピンクの蓮の花もあるのだが、見かけたのは、純白の蓮の花ばかりであった。
その蓮田を眺めていると一羽の真っ白なサギが飛んで来て支柱にとまった。急いでレンズを向ければ、飛翔シーンを撮れた可能性もあるのだが、野鳥の撮影からかなり離れてしまったので、どこに降りるか見届けようとぼんやり眺めていた。そのサギは、蓮田の支柱にとまった。足元を見ると黄色い。久しぶりに見るコサギであった。ささやかな出会いではあるが、嬉しい出会いであった。
2024/7/7 散歩道
時折、目先を変えてゆっくりゆっくりの散歩を楽しんでいる。こんもりとした林が前方に見えて来た。この日の目的地は、数年前には、たくさんの蝶が見られた場所である。到着してガッカリ。草がしっかり刈り取られ自然らしさが残っていない。これでは、蝶との出会いは無理であろう。仕方なく、場所を変更する。林の中を進むと前方に赤い花。ヒメヒオウギズイセンのようである。少し離れたところでは、真っ白な花が微笑んでいる。どうやらインドハマユウのようである。近くでは、今季初めての出会いのオオシオカラトンボも見られた。
2024/7/6 散歩道
沼のほとりのカンタくん。いつもゆったりとしていて気持ちが良い。久しぶりに訪ねてみると漁師さんの船でお休み中。目覚めを待って撮影したのである。カンタくんは、相当の高齢であるが、とても元気である。遠くにアオサギが見えた。なかなか良い雰囲気。手前には、蓮の花。少し離れたところでは、コムラサキが舞っていた。ゆっくりゆっくり楽しんでいる。
2024/7/5 散歩道
家人の協力を得て車で1時間ほどのところに出掛けて来た。冬季には、カモ類が飛来し、ハシビロガモなどで賑わうところである。シーズンオフということであろうか。今は、ひっそりとして人に会うこともない。少し離れたところでブルーベリーを栽培しているところがあり、レンズを向けてみた。真っ白な花をつけていたウツギも実を付けている。
ひょっこり姿を見せたのは、ニホンアマガエル。大きな目が印象的であった。湖畔を飛び回っていたのは、ホタルガ。今日もまた色々な出会いが待っていてくれた。
2024/7/4 散歩道
ゆっくり歩く散歩道。ずっと気になって合歓の花にやっと会うことが出来た。自分ひとりで出掛けることが困難なため、なかなか合歓の花を見る機会がなかった。近くの公園にもあるのだが、贅沢を言うようであるが、なかなか写真向きではない。優しい雰囲気、優しい色合いが好きである。
近くの草地では、小さな蝶も見ることが出来た。ヤマトシジミであった。今季は、蝶との出会いが少ないため嬉しいひとときを過ごすことが出来たのである。
2024/7/3 散歩道
自宅近くの散歩道を時折、ゆっくり歩いている。雨上がりの朝であったので、程良く水滴がつき、潤いのある散歩となったのである。まず目に入ったのは、エゴノキの実。可愛い実がびっしりとつき、そっと揺れる姿は、何とも愛らしくドキドキしながらレンズを向けたのだった。ザクロは、赤い花が咲き、実になりかけているものもあって楽しむことが出来たのである。他には、リョウブ、キンシバイ、テイカカズラなどとの出会いがあった。散歩道は、いつも温かく迎えてくれ有り難いところである。
2024/7/2 コジュリン
毎年、シーズンを迎えると会いたくなるのがコジュリンである。例年、5月には一度、足を運ぶのだが、今年は、体調優れず見送りになっていた。以前は、麦畑が広がっていた地域であるが、今は、すっかり稲田になってしまった。環境の変化もあって、コジュリンとの出会いは、かなり減ってしまい残念である。
今回、かなり距離はあったが、何とかコジュリンの姿を撮影することが出来たのは、何より嬉しいことである。
2024/7/1 散歩道
以前は、しばしば足を運んでいた田園地帯。体調を崩してからずいぶん足が遠のいている。家族の協力を得て、久しぶりに田んぼに出掛けてみた。田んぼも機械化が進み、畦がほとんどなくなり、広い広い田んぼになってしまった。それ故、あぜ道で寛ぐサギたちの姿を見る機会がずいぶん少なくなってしまった。
今の時期は、稲田の緑が色濃くなって、一面に緑の絨毯を敷き詰めたようである。その稲田でチュウサギが数羽寛いでいるシーンを見ることが出来た。緑の田に真っ白なサギの姿。なかなか美しい。
今日は、早、7月。1年の半分が過ぎてしまった。
2024/6/30 散歩道
梅雨に入ったものの雨の日が案外少なくて、少々戸惑っている。そのような中で、まさに梅雨と思える日があった。その日の翌朝、近隣を散歩してみると、青葉雨に濡れた植物のいくつかを見ることが出来て、何とも清々しい気分にひたることが出来たのだった。
まずは、くちなし。さらにギボウシ、ツワブキ、ヤツデ、アジサイなどなど。散歩道では、たくさんの植物が、生き生きとした表情で迎えてくれたのである。
2024/6/29 散歩道
ゆっくりゆっくりの散歩で蜻蛉にも出会った。その名は、ハグロトンボ。日陰を好むようで、暗く湿ったところでの出会いであった。こどもの頃もこの蜻蛉を良く見かけたものである。ハグロトンボを見るとこどもの頃の夏休みを思い出す。
蝶も蜻蛉も幼少期を思い出し、懐かしさが溢れていて胸がいっぱいになる。
2024/6/28 ムラサキシジミ
時折、目先を変えてゆっくりゆっくりの散歩を楽しんでいる。足腰の痛みで、歩くことがやや困難になってきているので、限られた場所ではあるが、理解ある家族とともに散歩を楽しむことが出き幸せである。
今年、出掛ける機会も少ないのだが、蝶との出会いが極端に少ない。ゼフィルスも全くダメであった。この日、嬉しいことに実に美しいムラサキシジミに出会った。まだ羽化して間もないのだろうか。欠損は、全くない。実に美しい蝶であった。出会いに心から感謝している。また、ゆっくりゆっくりの散歩を続けたいと願っている。
2024/6/27 散歩道
自宅近くの散歩道。時折、ゆっくり歩いている。その折々に、何かしら出会いがあるのは、何とも有り難いことである。この日は、ナンテンの花が綺麗だった。マサキの花もビッシリと小さな花をつけていた。
足元では、ネジバナが可愛いお花を見せてくれ、アジサイやヤマアジサイも彩りを添えてくれた。散歩道は、のどかである。
2024/6/26 田んぼのひとこま
今、田んぼは、早苗が程良く伸びて緑の海が広々とどこまでも続いているようである。その田んぼに心地良い風が吹き渡るとき、心は満ち足りて体に元気がもどってくる。
車の窓からその田んぼを見渡していると一羽のヒバリの姿が見えた。近距離でヒバリを見るのは、久しぶりである。口をいっぱいにあけて囀りを聞かせてくれた。これから子育てであろうか。田んぼをわたる風は、実に気持ちが良い。
2024/6/25 散歩道
自宅近くの散歩道を時々歩いている。それは健康維持のためであり、歩くことが出来なくなることへの恐れからでもある。自宅近くは、自然環境に恵まれ、少し歩いただけで何かしら植物に出会う。鳥との出会いは、ほとんどないが、メジロやシジュウカラとの出会いは、稀にある。
この日は、コムラサキ、サンゴジュ、ヒメヒオウギズイセン、リョウブなどを見ることが出来た。また、ゆっくり歩いて見たいと思っている。
2024/6/24 散歩道
鳥たちとの出会いの少ない昨今であるが、気になっていた田んぼを車で回ってみた。以前は、田んぼを回れば、必ずと言って良いほどキジに会えたのであるが、しばらく出会いの機会が全くない。キジに会いたいとの思いもあって回ってみた。結果は、全くキジの姿を見ることがなかった。しかし、ダイサギやチュウサギには、会えたので良しとしなければと思っている。緑の田んぼに真っ白なサギ。美しい光景であった。
白さぎの一羽翔ちたる田はみどり
2024/6/23 散歩道
ずっと気になっていたタイサンボクの花。久しぶりに公園を訪ねてみると、いくつかタイサンボクの花が見えた。しかし、高いところにあるので、花が開いた様子を撮影することが出来ない。残念であったが、横から数枚撮ってみた。昨年は、眼線で撮影することが出来たので、もう少し足を運べば出会いは可能であろうか。また、公園を訪ねてみたいものである。
2024/6/22 コジュリン
例年、麦の秋が見られる頃、コジュリンの里を訪ねていた。そこは、麦畑や雑草の茂る草地が広がり、昔ながらの田んぼの光景が見られたのである。しかし、農業も近代化が進み、麦畑は、広々とした水田に変わってしまった。コジュリンは激減し、鳴き声は、わずかに聞こえるものの近くでの撮影は、かなり難しい。この日、やっとの思いで遠くのコジュリンを撮影したのが、この画像である。
遠くのヨモギにとまったヒバリを見ることも出来たが、あまりにも距離があった。
2024/6/21 散歩道
6月に入ると気になっている花がいくつかある。そのひとつがクチナシである。純白のウエディングドレスを纏った女性をイメージする花で大好きである。自宅近くの散歩道にあるのだが、なかなか見に行くことが出来なかった。やっと出掛けてみると期待通り、純白のクチナシが一輪咲いていた。もう少しすれば、数輪見られることであろう。今年もクチナシの花を見られたことに感謝である。
2024/6/20 散歩道
自宅近くの散歩道に、立派なエゴノキがある。数本並んでいるが、1本が特に実つきが良く、青々とした小さな実がビッシリ水無月の風に揺れている。晴れている日は、鑑賞には問題ないが、写真は難しい。曇の日を選んで写真を撮ってみた。案外、難しいものである。その労をねぎらうように可愛いロボットが目の前にあらわれた。芝刈りロボットである。トコトコ、トコトコ。その動きがたまらなく愛らしい。作業を終えると所定の場所に収まって、これがまた何とも愛らしい。
2024/6/19 散歩道
6月を迎えると気になっている花がいくつかある。そのひとつがギンバイカである。3年前、初めてその木のことを知り、是非、一度見て見たいと思っていたところ、あっさり実現したのだった。何とギンバイカが散歩道に咲いていたのである。純白で清楚な感じが大好きで、今年も心待ちにしていた。ところが、なかなか体調整わず、時期が少々遅くなってしまったようである。でも、見られただけでもよしとしよう。写真が撮れたことに感謝である。
2024/6/18 散歩道
久しぶりに訪ねた里山。昨年は、ずいぶんたくさんの蝶に出会った記憶があるが、今回は、地味な蝶ばかりであった。サトキマダラヒカゲ、ヒカゲチョウ、モンシロチョウ、コミスジと言ったところである。ささやかながら竹林があり、その根元には、たくさんのドクドミが咲いていた。静かな静かな里山。また、機会があったら訪ねてみたいと思っている。
2024/6/17 散歩道
ずっと気になっていたアカソバ畑。体調を崩してなかなか出掛けることが出来なかったが、何とか少しだけ歩けそうなので、家人の車で出掛けることにした。県内のさして遠くない場所であるが、今の私には、なかなか難しい。
昨年、一面に広がるアカソバ畑に感動し、その強烈な思い出が胸の中で渦巻いていた。何とかたどり着いたアカソバ畑であるが、大分縮小されて昨年の半分にも満たないくらいである。それでも、見られただけ良しとしなければと言い聞かせ、その場を離れたのだった。
2024/6/16 散歩道
久しぶりに出掛けた里山。気になっていた蝶との出会いはなかったが、いくつかの出会いがあり、まずまずの散歩であった。足元にたくさん落ちていた木の実を触ってみると、ベタベタと手に着く。大きな木を見上げてみるとビッシリと青い実がついている。どうやらオニグルミのようである。近くでは、コミスジ、キタテハ、サトキマダラヒカゲとの出会いもあった。ゆっくり歩く散歩道。また出掛けてみたいと思う。
2024/6/15 散歩道
ここ数年、6月に入ると蝶を探しに出掛けている場所がある。気になっていたが、少々出遅れてしまった。それでも蝶との出会いを期待して出掛けたのだが、何と全く出会いがなかったのである。環境が1年の間に変わってしまった様子で、それが原因なのかもしれない。
しかし、蝶との出会いは皆無であったが、色々な植物との出会いがあり、今回の散歩は、まずまずということだろうか。
2024/6/14 沼のほとり
大好きな沼のほとりを訪ねてみた。人気者のカンタくん。相変わらず、舟の上でゆっり寛いでいる。この光景がたまらなく好きである。広々とひろがる印旛沼の光景も大好きである。今の時期は、鳥に会う機会は少ないが、ゆったり広がる沼の光景を眺めていると心落ち着き、元気になれる気がしてくる。また、訪ねてみたい大好きな沼のほとりである。
2024/6/13 散歩道
時折、目先を変えてゆっくり歩く散歩道。この日は、木々の緑が楽しめる場所を選んだ。まさに緑したたる美しい季節。木々の緑が覆い被さるようであった。私は、あまり歩けないので、腰をおろして、辺りを見渡す。巣立ち雛の声だろうか。シジュウカラの群れの声が近づいて来た。
木々が込み入っていて、かなり暗い。樹幹をシジュウカラが飛び交う。何とか数枚シャッターを押すことが出来た。途中、コゲラの姿も見かけたが、写真は、無理であった。また、ゆっくり訪ねてみたいと持っている。
2024/6/12 散歩道
ナツツバキに出会った庭園では、ヒメシャラも見ることができた。ナツツバキは、沙羅樹とも言われることがあるが、ヒメシャラは、ナツツバキを小さくしたような花である。良く見れば花びらなどは、全く違うが、遠くから木全体を見るととても良く似た印象であった。
その庭園には、ハンカチの木もあった。訪れる時期が遅かったので、白いハンカチがヒラヒラするような光景は、見ること出来なかったが、ひとつだけ名残があった。来年、機会があれば是非、見たいものである。
2024/6/11 散歩道
ずっと気になっていた紫陽花。自宅のすぐ近くの散歩道でもいくつか見られるが、白色の紫陽花が多い。もう少し色のついた紫陽花も見たいものだと思っていたところ、出先で、見事な紫陽花に出会った。数は、少なかったが、何ともその紫陽花は、美しく調和しているように見えた。ひとつひとつが自分を主張することなく、実に見事な調和である。
ほんのひとときであったが、青梅雨空のもと、美しい紫陽花を堪能することが出来たのだった。出会いに感謝である。
2024/6/10 散歩道
自宅の近くに手入れの行き届いた寺院がある。自宅の近くと言っても車で出掛けなければ無理な距離である。色々な木々や草花が見られるので、度々訪れたいところであるが家族の協力なくしては無理なところである。野鳥への関心が薄らいだ訳ではないが、体力的にもかなり無理があり、今は、植物に目を注ぎ心和む日々を過ごしている。
その寺院には、たくさんのソシンロウバイがあり、今の時期、たくさんの実が見られる。その実をよくよく見るとひとつひとつに表情があり、何とも楽しくなってくる。近くには、ビョウヤナギもたくさん咲いていた。散歩道でのひとこまである。
2024/6/9 散歩道
鳥との出会いは、極端に少なくなったが、せめて蝶に会いたいと散歩道で探していた。ごくごく身近な蝶であるヤマトシジミやベニシジミにもなかなか出会いの機会がない。ところが蝶に会いたいとの思いが通じたようである。嬉しいことにコムラサキに出会ったのである。昨年も一昨年もコムラサキには、出会っているが、何分にも出会いの少ない時期だけに嬉しさは、ひとしおであった。
光線が均一にあたれば、紫色が鮮明に輝くのだが、なかなかそう簡単には、いかない。何とか数カット紫色が出たので上出来としたいと思う。散歩道でのひとこまである。
2024/6/8 散歩道
久しぶりに出掛けた寺院に見事な花がたくさん咲いていた。純白で可憐な美しい花である。春先に訪ねたときに、この木の木肌が美しく目に心に残って気になっていた樹木である。足元には、たくさん純白の花が落ちていた。通りがかった方が、「ナツツバキが綺麗ですね」と声をかけてくださった。花の名前は知っていたが、ナツツバキは、まだ見たことがなかった。ずっと探していた花である。この花が夏椿なのだと分かり、嬉しさがこみ上げて来た。
ナツツバキは、一日花で、朝咲いて夕方には、ポトリと落ちてしまうということも教えていただいた。散歩道でのひとこまである。
2024/6/7 散歩道
鳥たちとの出会いが少なくなって何とも寂しい限りと思っていたが、久しぶりに訪れた公園で、数羽のスズメに出会った。スズメでさえも出会いの機会が少なくなり、この日の出会いは、格別嬉しいものであった。
嘴を見ると黄色味があるので、子スズメであろう。数羽のスズメが思い思いに飛び回っている光景は、何より心和むものであった。
2024/6/6 散歩道
ゆっくり歩く散歩道。目的地を少し変えながら折々の出会いを楽しんでいる。鳥たちとの出会いが極端に少なくなったので、目につくものは、大抵、植物である。この日は、ヒメウツギの白い花や、ムラサキツユクサの紫色が目に心に染み入った。
嫌われ者の外来種、アカボシゴマダラも久しぶりの出会いであった。
散歩道は、いつものどかである。
2024/6/5 散歩道
久しぶりに車で田んぼを回ってみることにした。今の時期、早苗が揺れる風景が何とも爽やかで大好きである。早苗もあまり伸びてしまうより、まだ水面が見える程度の光景が何とものどかで心惹かれる。
かなり広範囲に車で回ってみたが、見えるのは、早苗の揺れる田んぼばかり。やっとスズメを見つけたが、飛ばれてしまい撮影することが出来なかった。遠くにカルガモを見つけたときは、胸が弾んだ。あぜ道で寛ぐカルガモは、観ていて心和むものである。
2024/6/4 散歩道
いつもながらゆっくり歩く散歩道。時折、目的地を変えて目に映る風景、植物などを楽しんでいる。青々とした銀杏の木を見つけたので、のぞき込んでみるとまだ小さいながら実がびっしりついている。秋風が吹く頃になれば、たくさんギンナンが落ちていることであろう。
足元では、ムラサキカタバミが優しく微笑んでいた。散歩道は、のどかである。
2024/6/3 散歩道
相変わらずゆっくりゆっくりの散歩道である。この日の出会いは、嬉しいことに1年ぶりにイチモンジチョウに出会った。ヒラヒラヒラヒラ飛んでいる姿を見たときは、もしかしてアサマイチモンジ?と胸躍らされたのだが、写真を見るとイチモンジチョウのようである。いずれにしても、蝶との出会いの少ない昨今、久しぶりに胸躍る思いをしたのである。
2024/6/2 散歩道
久しぶりに訪ねた公園で、蝶との出会いを期待していたのだが、モンシロチョウを1頭見かけただけで他の蝶との出会いは、全くなかった。しかし、1年ぶりにサラサウツギを見ることが出来て心穏やかになれたのである。アザミの花とも久しぶりであったし、びっしりと実ったマグワの色とりどりの実も楽しかった。ささやかな出会いを求めてゆっくり歩いている。
2024/6/1 散歩道
数日前から気になっていた小鳥の声。おそらく巣立ったばかりのシジュウカラの声であろうと思いながら、その姿を確認することは出来なかった。朝日の降り注ぐベランダに出て見ると小さな鳥影が見える。予想通り、シジュウカラの巣立ち雛が姿を見せてくれたようである。小さな声が複数の場所から聞こえて来る。なかなか居場所を特定することは出来なかったが、何とか数枚、シジュウカラの巣立ち雛を撮影することが出来た。嬉しい朝のひとこまである。