タイトル:九羽の白鳥 とりどり日記

[ 蓮田のひとこま ]
  • ハクセキレイ
  • ハクセキレイ
  • ハクセキレイ
  • ハクセキレイ
  • ハクセキレイ
  • ハクセキレイ
  • ハクセキレイ
  • ハクセキレイ
  • ハクセキレイ

2022/1/22 ハクセキレイ

越冬しているシギチに会いたくて、時折、足を運んでいる蓮田地帯。少しお遅めに家を出たのだが、気温が、かなり低めだったようで、蓮田が、部分的に凍っている。

そこに姿を見せたのが、ハクセキレイ。枯れた蓮の茎に器用にとまって、体操選手のようにジャンプをし、別の蓮の茎に飛び移ったりしている。実に軽快な足取りで、見ていても気持ちが良い。さらに氷上をスイスイと歩き始めた。

寒さをひととき忘れるハクセキレイのフィギュアスケートであった。

2022/1/21 スズメ・他

3年前に体調を崩し、歩くことが大変になってから、今まで以上に近隣を歩くようになったように思う。田園地帯を訪ねるのも大好きだが、近隣の散歩は、いろいろ発見があって、なかなか楽しい。

今まで、気がつかなった植物に目を向け、名前が分からないと自分で調べたり、知人に教えて頂いたりしている。四季折々、いろいろな植物に出会うことで、心も豊かになっているように思う。2月になれば、梅の花もほころび、春の野の草が、あちこちで姿を見せてくれることだろう。

2022/1/20 エリマキシギ

越冬しているシギチとの出会いを求めて蓮田地帯に時折、お邪魔させて頂いている。前回、訪問の折は、あまりにも鳥たちとの出会いが少なく、がっかりして帰路についたのだが、今回は、どんな出会いが待っていてくれるだろうか。

収穫の済んだ蓮田が、あちこちに見受けられるようになって来たので、シギたちとの出会いも期待出来るだろうか。いつもタカブシギを良く見かける蓮田に差し掛かるとタシギが、数羽飛び立った。目を凝らして良く良く見ると、タカブシギ、タシギ、コチドリが蓮田の奥の方に見える。さらに目を凝らすと赤い足のエリマキシギが見えた。

かなり厳しい距離であったが、大好きなエリマキシギに会えた嬉しさで、たくさんたくさんシャッターを押してしまった。

2022/1/19 タカブシギ

私は、田園地帯の風景が大好きで、時折、車で田んぼ回りをしている。秋の渡りの頃、蓮田地帯は、賑わったが、初冬を迎え、ひっそりしてしまった。丹念に探せば、まだまだ出会いはあるようだが、体力に限界があり、そこそこで引き上げている。

そのような私を慰めるように姿を見せてくれるのがタカブシギである。全国的には、かなり数を減らしているというタカブシギ。だが、隣県の蓮田地帯では、実に良く出会う。

タカブシギの羽模様は、シックだが、とても美しい。惚れ惚れ眺めながら、いつもレンズを向けている。

2022/1/18 シジュウカラ

朝早くから降り出した雨は、本格的になり、音立てて降っている。雨の一日になることだろうと部屋の片付けを始めて程なく、外がずいぶん静かになったように思った。カーテンを開けると雨があがっている。薄日も差し始めたようだ。

久しぶりに近隣を歩いてみることにして、外に出た。木々に水滴がついて、そこに光があたり、キラキラ輝いて美しい。そんな光景に見とれていると、鳴き声がしてシジュウカラが、姿を見せてくれた。小枝にとまったシジュウカラ。良く見ると足元にしっかりご馳走をつかんでいる。何とも心和む光景であった。また、ゆっくり歩いてみたいものである。

2022/1/17 コアオアシシギ

田んぼに飛来するシギチに関心を持つようになって、どれくらいになるだろうか。春の渡り、秋の渡り、そして越冬。その折々に出会いを楽しみにしているが、今季、越冬組は、ずいぶん少ないように感じている。

少し前の出会いになるが、おそらく越冬するであろうと思われるコアオアシシギ2羽 に出会った。最初、身を寄せ合うようにじっと動かずにいたが、少しずつ少しずつ動き始めた。優しい感じのコアオアシシギ。この地で、冬を乗り切り、故郷へ無事に帰って欲しいものである。

2022/1/16 ヤマガラ

今季、ベランダから見える位置にあるエゴノキの実が、不作のようで、あっという間に実がなくなり、ヤマガラの姿を見る機会もほとんどなかった。近隣には、エゴノキが数本あるが、そこは、たくさん実がついていたので、ヤマガラは、そのエゴノキの実を啄んでいたのだろうか。

そんなことを考えながら、散歩道を歩いていると一瞬、ヤマガラの声が聞こえたような気がした。そら耳かな?と思ったが、何と目の前に姿を見せてくれた。何やら足で器用に掴んでいたのは、エゴノキの実だったのだろうか。また、ゆっくり姿を見せて欲しいものである。

2022/1/15 ハシビロガモ

今季、あまりカモたちに出会っていないことに気がついて、馴染みの公園の池を訪ねてみることにした。この池には、例年、たくさんのハシビロガモが姿を見せてくれるので、きっと出会えるであろうとの思いで出掛けてみた。

予想通り、ハシビロガモは、雄も雌も複数姿を見せてくれた。円陣を作って、グルグル回る独特の採餌風景も見ることが出来た。コガモもたくさん姿を見せてくれた。予期していなかったのは、ミコアイサである。雌が1羽で距離もあったが、嬉しい出会いであった。また、近いうちに訪ねてみたいものである。

2022/1/14 モモイロペリカン

雲がどんよりと広がり、暗い日であった。モモイロペリカンのカンタくんに会いたくなって出掛けた沼のほとり。カンタくんは、いつもの船に乗り、愛想良く出迎えてくれた。羽繕いをしたり、羽を膨らませてみたり、一流のモデル、顔負けである。

すぐ近くでは、ヨシガモが大集合していた。湖岸にある枯れ草のところで食事中のようである。湖面に浮かんでいるヨシガモの姿しか見たことがなかったので、少々驚きながら、新鮮な出会いを楽しんだのだった。

2022/1/14 アオジ

モモイロペリカンのカンタくんに会いたくなって、沼のほとりを訪ねてみた。橋の上から眺めるとヨシガモが、たくさん集まっているのが見える。雄も雌も大集合である。

ふと目を転じると、小枝に小鳥がとまっている。今季、なかなか出会いの機会がなかったアオジである。しばらくじっとしていたが、羽繕いを始めた。その姿が、何とも愛らしい。春を待ちわびる木の枝にちょこんと止まったアオジ。アオジも春を待っていることだろう。

2022/1/13 ジョウビタキ

今季、なかなか出会いの機会のなかったジョウビタキ。不思議なもので、一度出会えると二度、三度。雄にも雌にも出会いの機会が巡って来た。

一瞬の出会いで、すぐに姿が見えなくなってしまったが、写真を撮ることが出来て大満足である。それぞれ別の場所での出会いであるが、ジョウビタキは、人懐っこい鳥なので、また日を改めて出会った場所を訪ねてみたいと思っている。今度は、ゆっくり姿を見せてくれるだろうか。

2022/1/12 コハクチョウ

例年、10月の終わりから11月に始めにかけて飛来するコハクチョウ。ずっと気になりながら、なかなか都合がつかず、一日延ばしになっていたが、やっと重い腰をあげて白鳥の郷を訪ねてみた。

朝早くに現地着であれば、多数のコハクチョウやオオハクチョウ、アメリカコハクチョウなども見られるようであるが、体力的に無理であるので、ゆっくり出掛け現地着が、10時を回っていた。ほとんどのコハクチョウが、すでに田んぼの方に採餌に出掛けているようで、50羽ほどのコハクチョウと多数のオナガガモが見られるだけであった。

そのコハクチョウが、次々に飛び立って行く。その光景を見られただけで大満足であった。北帰行の前に、もう一度、白鳥の郷を訪ねてみたいものである。

2022/1/11 オオハシシギ

小雨の降る暗い日であった。越冬しているシギチとの出会いを期待して回った蓮田地帯であったが、ほとんど出会いがなく、がっかりしての帰り道。最後の蓮田に差し掛かると、2羽のシギが飛んで来た。シルエットから、おそらくシギであろうと判断した。

暗かったのと少々距離があったので、とりあえずワンカットだけ撮って、液晶画面を見てみると、どうやらオオハシシギらしい。確かに2羽着地したのだが、もう1羽は、見失ってしまった。数枚撮って移動すると、今度は、タシギ10数羽が目に入ってきた。飛来当初は、多数見かけたタシギだが、何故か、見かけなくなっていた。久しぶりに見るタシギに少々興奮しレンズを向けると、そのタシギが飛び立ってしまった。帰宅後、PCに取り込んで見ると足跡?がくっきり写っている。何とも不思議なことであった。

2022/1/10 ヒヨドリ

1月6日の朝、ずいぶん冷えるなあと思っていたら、粉雪が舞い始め、あっという間に、辺りは、銀世界。東京では、4年ぶりに10センチの積雪とのこと。子どもの頃は、雪が降るとワクワクしたが、今は、路面の凍結が何より怖い。

翌日の朝、近隣を歩いて、雪景色を撮影したいと思ったが、足元がおぼつかなくて諦めた。諦めきれずベランダに出て見るとヒヨドリが鳴きながら飛んできた。こちらの気持ちを汲んでくれたのか、程良い位置に止まり、しばし、モデルになってくれた。

2022/1/9 メジロ

雨上がりに近隣を久しぶりに歩いてみることにした。水滴のついた木々があちこちに見られ、何とも清々しい気分に浸りながら、ゆっくりゆっくり歩いてみた。今まであまり気にもとめなかった木々や草花が、みずみずしくてより新鮮に見える。

ずっと気になっていたザクロ。真っ赤に熟れた頃に撮影しようと思いながら、ずいぶん経ってしまい、黒々として無愛想な顔をしている。それでも写真に撮ってみようかなと思った途端、メジロが飛んで来た。割れたザクロに顔を突っ込んで、美味しそうに啄んでいる。まだ食べるところが充分にあるらしい。

程なくもう1羽のメジロが飛んで来て、2羽になり、ザクロのレストランは、満員御礼。心和む散歩道のひとこまである。

2022/1/8 ツグミ

冬の田んぼは、土色ばかりが続き、何とも殺風景であるが、何故か心惹かれるものがあり、時折、車で回っている。数年前までは、こんなに乾ききった田んぼではなかったように思うのだが、雨でも降らない限り、からから状態である。

それでもあぜ道には、野の花が咲いているところもあり、嬉しくなってくる。今季、なかなか出会いの機会のなかったツグミに田んぼでようやく出会うことが出来た。1羽だけであったが、ツグミの姿を確認出来たときは嬉しかった。これから数を増すのであろうか。鳥たちとの出会いの機会が年々少なくなり寂しい限りである。

2022/1/7 散歩道

暖かい季節には、週に何度か近隣を歩いていたのだが、寒さを迎えた頃から、腰が重くなり、ほとんど近隣を歩く機会がなくなってしまっていた。雨の上がった後は、それほど寒くもなく、久しぶりに歩いてみることにした。

嬉しいことに紅葉がまだ残っていて、心和ませてくれた。子どもの頃、プロペラと呼んでいたものも目にとまり、嬉しくなってくる。早春に可愛い花を楽しませてくれる河津桜の木肌が、とても美しく見えた。ヤツデが、何カ所で目にとまり、コムラサキシキブやトウネズミモチの実が彩りを添えてくれた。

近隣にもいろいろな植物があり、コゲラも姿を見せてくれる。また、暖かい日を選んでゆっくり歩いてみたいものである。

2022/1/6 ホシムクドリ

越冬しているシギチとの出会いをかすかに期待して出掛けた蓮田地帯。やはりと言うべきか当然と表現すべきなのだろうか、全くシギチの姿を見ることがなかった。タイミングが悪かっただけだと思いたいが、過去には、エリマキシギや多数のオオハシシギ、コアオアシシギ、アオアシシギ、オジロトウネンなどを見ているので、何ともやり切れない気分であった。

その日の帰り道、ムクドリの集団に出会った。電線にとまっていたムクドリたちが、次々に乾ききった田んぼに降りて来る。見るともなしに、その光景に目をやると、1羽の鳥が、かすかに光って見えた。ドバトの首の所の輝きにも似た色である。ムクドリの中にドバトが1羽?と思ったが、良く見るとホシムクドリである。予想外の出会いで、嬉しさに胸が弾んだ。出会いに感謝である。

2022/1/5 マガモ

前回、今にも雨が降り出しそうな時に出掛けた公園。一瞬だけ姿を見せてくれたシロハラやアオジやクロジなど。気になる小鳥たちとの出会いを期待して、青空の日に出掛けてみることにした。

同じコースをゆっくりゆっくり歩いてみるが、さっぱり小鳥たちの声がしない。時折、ウグイスの地鳴きが聞こえるが姿は見せてくれない。小鳥たちとの出会いは、諦めて池の方に回ってみるとマガモが数羽、冬の日差しを浴びてのんびり泳いでいる。その中の1羽が、水浴びを始めた。

マガモの水浴びは、今まで見たことがなかったので、思わずレンズを向け、その様子を撮影した。気持ち良さそうに水浴びするマガモ。もう1羽が近づいて来て、真似をするように水浴びを始めた。冬の日差しが優しく降り注ぎ、辺りは、幸せな空気に包まれているように見えた。

2022/1/4 ヤマガラ

雲も厚く、今にも降り出しそうな空模様であったが、少し歩いてみようと家を出た。車で目的地まで移動し、そこからゆっくり歩いてみる。すぐ目の前に鳴きながら飛んで来て、ほんの一瞬、着地し飛び立ったのは、シロハラ。今季初めての出会いであったが、レンズを向ける猶予もなかった。

すっかり葉を落とした木立の中から聞こえてくるのは、ヤマガラ。どうやら3羽いるらしい。ヤマガラの声が、一段と賑やかになって、目の前に姿を見せてくれた。我が家のベランダからも見ることが出来たヤマガラだが、今季は、出会いの機会があまりに少なく寂しく思っていたところだったので、この出会いがことさら、嬉しく思われた。

2022/1/3 散歩道

朝から降り始めた雨だったが、お昼近くになって青空が見え始めた。久しぶりに近隣を歩いてみようと家を出た。自宅を出て程なく、植栽の豊かなお住まいがあり、それらを眺めていると可愛い声が聞こえ、遠くにメジロが数羽、姿を見せてくれた。

広いお庭の道路に面したところだけでも、いろいろ多彩で、しばらく見とれてしまった。ドウダンツツジは、陽当たりの良いところは、すっかり枯れてしまっていたが、日陰のところは、まだ真っ赤である。季節外れのシモツケも1カ所だけ咲いていた。赤い実が色々あるが、名前の分からないものも多く、調べる楽しみがある。

また、近いうちにゆっくり歩いてみたいものである。

2022/1/2 ホオジロガモ

寒さを迎えると楽しみにしているのが、カモたちとの出会いである。良く出会うのが、オナガガモ、マガモであろうか。コガモやヒドリガモ、ハシビロガモにも良く出会う。反対に私の住む地域で出会いの機会の少ないのが、ホオジロガモである。以前、冬の北海道を何度か訪れた時には、ホオジロガモを良く見かけた。

久しぶりにホオジロガモに会いたいとの願いが通じたのだろうか。湖畔沿いに車を走らせていると目の前にぽっかり浮かび上がって来たカモがいる。それは、ホオジロガモの雄であった。あまりにも突然の出会いで、ビックリ!!!慌ててレンズを向けたが、あっという間に遠ざかって行った。

束の間の出会いであったが、思いがけない胸弾む出会いであった。

2022/1/1 オオハシシギ

ちょうど1年前になるが、蓮田でオオハシシギとタシギが寛いでいる光景に出会った。3羽のオオハシシギと1羽のタシギである。新春のまばゆい光を浴びて、満足そうなオオハシシギとタシギ。シギチが大好きな私には、何とも嬉しい光景であった。

わずかの時間であったが、オオハシシギとタシギの様子を観察していると、中央付近の2羽のオオハシシギが羽を広げ、まるで新年の挨拶をしているような光景を見せてくれたのである。年齢と共に、行動が限られて来ているが、今年も蓮田地帯への訪問が続けられるよう心から願っている。

2022/1/1 新年のご挨拶

新しい年を迎え、静かに2021年を振り返ってみますと、色々な鳥たちとの出会いが思い出されます。特に心に残るのは、大好きな田んぼや蓮田で出会ったシギたちの姿です。例年より田んぼや蓮田を訪れる時期も遅く、また回数も少なかったのですが、思いがけずコアオアシシギの群れに出会ったり、キリアイを間近に観察出来たり、ツルシギには、数カ所で出会い、深く心に残る思い出となりました。

今年も思い出に残る鳥たちとの出会いを願っております。皆様方のお力添えを頂きながら、ほのぼのとした雰囲気のHP「九羽の白鳥」の更新が続けられるよう健康に留意しながら努力して参りたいと思います。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2021/12/31 2022年のカレンダー

今年も残すところ後わずかとなり、この1年を振り返ってみますと色々なことが思い出されます。三年前の秋に体調を崩しましてから今までのような鳥見をすることが難しくなり、家族に支えられながら、ささやかな出会いを大切に、何とか今年も鳥見を続けることが出来ました。家族を始め、支えてくださった皆様に心から感謝致しております。

鳥たちとの出会いの中で、特に印象深いのは、田んぼに飛来する春の渡り、秋の渡りのシギチとの出会いでしょうか。隣県の蓮田地帯にお邪魔させて頂くのが、何より楽しみなのですが、今季は、出掛ける時期も遅くなり、回数も少なくなりました。にもかかわらず、多くの出会いに恵まれましたこと、本当に嬉しく有り難く思っております。特に秋の渡りで、ツルシギには、何度も出会いの機会に恵まれました。お陰で換羽状況も分かり嬉しく思っております。

田んぼで出会うシギたちに支えられ、そしてこのHPを訪問してくださる皆様のお力に支えられ、今年も「九羽の白鳥」の更新を何とか続けることが出来ました。心より感謝致しております。来る年もどうぞよろしくお願いいたします。

2021/12/30 ユリカモメ

10月から11月頃に集団で飛来してくる渡り鳥。その名は、ユリカモメ。現在では、東京都の「都民の鳥」に指定されているようである。公園の水辺などで、たくさん群れ飛んでいるユリカモメを見る機会は、しばしばあることだろう。私が出会ったのは、近隣の公園の水辺で、1羽ポツンとしているユリカモメであった。近くにあるメタセコイアの紅葉が、水辺に写り込み、何とも風情のある佇まいに嬉しくなってレンズを向けた次第である。見慣れた鳥も背景によって、ずいぶん印象が違ってくるようだ。これからも折々の出会いを大切にしていきたいと思う。

2021/12/29 ミヤマホオジロ

晩秋の林の中で、見え隠れしている鳥がいる。どうやらミヤマホオジロらしい。カシラダカには、良く出会うが、ミヤマホオジロとの出会いの機会は、かなり少ない。何とかミヤマホオジロの写真を撮りたくて、しばらく様子を見ることにした。どれくらい時間が経過しただろうか。程良い位置にミヤマホオジロが姿を見せてくれた。慎重に慎重にシャッターを押した。晩秋の林の中に差し込む光が微笑みかけているように思えた。嬉しく心に残るひとこまである。

2021/12/28 アカアシシギ

私は、田園地帯の光景が大好きで、四季折々、今まで足を運んで来た。特に春の渡り、秋の渡りで姿を見せるシギたちの姿に恋い焦がれ、何度足を運んで来たことだろう。場所は、隣県の蓮田地帯が主である。シギチに関心を持ち始めた頃は、7月から8月が秋の渡りであったが、だんだん時期が遅くなり、今では、10月から11月頃まで秋の渡りが展開されているようである。このアカアシシギは、鮮烈な赤い色の脚が印象的で、目に焼き付いている。また、ゆっくりアカアシシギに出会ってみたいものである。

2021/12/27 シマフクロウ

バードウォッチングのツアーを利用して、何度か北の大地を訪れている。その中で、特に印象深いのがシマフクロウであろうか。今は、ストロボが禁止されているが、私が訪れた頃は、ストロボなくしてシマフクロウの撮影は、考えられなかった。9月に参加したツアーは、能取湖のサンゴソウと羅臼のシマフクロウがメインであった。能取湖では、サンゴソウに絡めたホウロクシギを撮影出来、その日、羅臼に向かった。シマフクロウは、夜間に姿を見せる。夕飯もそこそこにスタンバイ。シマフクロウが姿を見せるまでの時間の長いこと、長いこと。何とか撮れたのが、この1枚である。

2021/12/26 ツミ

毎年、夏を迎えると出会いを楽しみにしている鳥がいる。ツミである。初めてツミに出会ったのは、近隣の公園で、犬の散歩に来られている方に教えて頂いた。町中の公園に猛禽がいるというので私には、衝撃的であった。その後、ずいぶんあちこちでツミに出会っている。今年は、残念ながらいつもの公園にツミが姿を見せてくれなかった。数年前の出会いであるが、特に印象深かったシーンをご紹介させて頂こうと思う。来年の夏には、姿を見せてくれるだろうか。今から楽しみである。

2021/12/25 チョウゲンボウ

例年、7月には、アオバズクの雛の巣立ちが楽しみで、ポイントに何度も足を運ぶのだが、今年は、とうとうアオバズクの姿を見ることがなかった。諦めて、田園地帯に何度か足を運んだのだが、嬉しい出会いが待っていてくれた。チョウゲンボウを至近距離で見ることが出来たのである。あまりの近さに戸惑ったが、車中からの観察なので、警戒心がなかったようである。正面から見ると、何とも愛らしい顔で、見ていて心が和んで来る。今まで経験したことのない新鮮な感動であった。

2021/12/24 フクロウ

子どもの頃、自宅にフクロウの剥製があったが、子ども心に、それは、とても怖いもので近づくことを避けていたのだった。野鳥に関心を持つようになって、一番心惹かれる鳥になるとは思ってもいなかった。5月の連休の頃、フクロウの雛の巣立ちのニュースを良く耳にする。今年も数カ所でフクロウの雛が巣立ったようだ。すでに時期を過ぎて遅いかなと思いながら出掛けた場所で、思いがけずフクロウの親鳥に出会った。まだ若い親鳥のようで、あまり警戒心もなく、ゆっくり姿を見せてくれたのである。フクロウに出会うと何故かワクワクしてしまう。子どもの頃の思い出とは、ずいぶんかけ離れた存在になっているフクロウが、こちらを見つめていた。

2021/12/23 キアシシギ

田園地帯の光景が大好きな私は、時折、車で田んぼを回っている。とりわけ春の渡り、秋の渡りで見られるシギチとの出会いが楽しみで、予期せぬ出会いを求めつつ、田んぼ回りをしている。春の田んぼは、路傍の草、野の花が彩りを添えてくれるので、一層楽しみが増す。あぜ道に咲いているのは、菜の花だろうか。黄色が目に優しく何とも嬉しい。その黄色い花のところにいるのは、どうやらキアシシギらしい。嬉しくなって迷わずレンズを向けた。風薫る季節に出会ったキアシシギ。思い出が大きく膨らんだ。

2021/12/22 コゲラ

ふと立ち寄った公園の桜が、まだわずかに残っていて、嬉しくなって歩みを進めると真っ赤なモミジが目に飛びこんで来た。春なのに紅葉?何も知らない私は、ただただ驚いた。その紅葉を愛でていると何とコゲラが飛んで来た。それもモミジの木にとまったのである。するすると上って行くので、コゲラの姿が見え隠れするが、写真は、なかなか難しい。無我夢中でなんとかシャッターを押し、春の紅葉とコゲラを写真に収めることが出来た。帰宅後、春の紅葉を調べてみると、どうやら猩々紅葉と言うらしい。思いがけない嬉しい出会いであった。

2021/12/21 マヒワ・イスカ

まだ雪の残る高原で出会ったのは、マヒワとイスカ。マヒワの黄色とイスカの赤。それにドイツトウヒの緑との組み合わせが鮮烈で、今でもその出会いの瞬間の感激が、鮮明に浮かんでくる。マヒワには、それまでに何度か出会いの機会があったが、イスカとの出会いは稀なので、この日の、この時間の思い出は、深く心に残るものである。イスカもマヒワもそれぞれ、思い思いに行動するので、こちらの意図するような位置には、姿を見せてくれなかったが、これで充分過ぎる思い出となって嬉しい限りである。

2021/12/20 ノスリ

空は、気持ち良く晴れ渡っていたが、高原は、まだまだ寒い。あちこちが雪で覆われて平地では、考えられない光景がずいぶん見受けられる。突然、聞き慣れない声が小高い山の方から聞こえて来た。何の声だろう?辺りを見渡してもすぐには、その正体が分からなかった。しばらくして姿を見せたのは、何とノスリ。田園地帯では、何度も見ているが、ノスリの声を聞いたことがなかった。雪が残る高原で、思いがけない嬉しい出会いであった。

2021/12/19 コミミズク

コミミズクを初めて見たのは、10数年前のことである。知人に案内していただき、大きな川沿いの草むらに隠れているコミミズクの金色の目を見たのが、初めての出会いであった。それから数年後、小鳥を探しに出掛けた田園地帯で、偶然コミミズクに出会った。あまりに突然の出会いでビックリしたが、嬉しさも加わって、何度も足を運んだ。そのときのコミミズクの姿が、とても鮮やかに私の脳裏に刻みつけられている。

思い出のアルバム作成にあたって

今まで、何度も触れておりますが、私が野鳥に関心を持ったきっかけを作ってくれたのは、手賀沼の9羽のコブハクチョウです。2003年5月3日、手賀沼遊歩道を歩いているとき、ビックリするほど大きな白い鳥に出会いました。当時、鳥には、全く関心がありませんでしたので、大きなアヒルがいると思ってしまいました。ご親切な方にコブハクチョウという名前を教えて頂き、遊歩道で見られるジョウビタキやベニマシコなどにも関心を持つようになって深みにはまっていったわけです。折角ですので、その年に出会った印象深い鳥をモチーフにカレンダーを作ろうと思い、2004年から手作りカレンダーを作り始めました。今年も悩みながらなんとか作成致しましたので、ご紹介させて頂きたいと思います。なお3年前に体調を崩しましてから、近場の探鳥のみですので、当年の画像だけでなく、過去の画像も含めての作成となっております。

2021/12/18 タカブシギ

9月、10月、11月に秋の渡りのシギチに会いたくて、何回か蓮田地帯に足を運んで来た。だんだん体力がなくなり、歩くことも大変になって来たので、1年前に比べると回数は、かなり少ない。それでも、折々に色々なシギたちとの出会いがあり、嬉しい限りである。

一番出会いの機会の多かったのは、タカブシギだろうか。全国的には、数を減らしているというタカブシギ。そのタカブシギに何度も出会いの機会があるというのは、何とも有り難いことである。

刺し子に似た羽模様が大好きなタカブシギ。またの出会いを楽しみにしている。

2021/12/17 ハシビロガモ

鳥に関心を持つようになった頃、手賀沼のほとりで、冬になるとハシビロガモを良く見かけた。円陣を作ってグルグル回っている姿が印象的であったが、いつの間にか、あのような光景を見ることがなくなってしまった。手賀沼の水質が改善され、プランクトンが少なくなってしまったことによるらしい。

散歩道の公園で、今季もハシビロガモを見かけた。例年よりずいぶん数が少ないが、それでも出会えたことに感謝である。雄の頭部の緑色の光沢は、年が開ける頃には、もっと輝きを増すことだろう。

2021/12/16 コゲラ

今年は、不思議なことに、ベランダから鳥見をする機会に結構、恵まれた。ヤマガラは、ここ数年、夏の終わり頃になると姿を見せてくれたのだが、今季は、エゴノキの実が不作で、あまり出会いの機会がなかった。

その代わり、今までほとんど姿を見せたことがなかったコゲラが、何度か姿を見せてくれている。この日も、♬ギィーという声がしたので、ベランダに出てみると1羽のコゲラが、おやつを物色中のようであった。

何しろ、ベランダから見える植え込みの中に姿を見せてくれるので、楽して鳥見が出来て、何とも有り難いことである。

2021/12/15 ツルシギ

田園地帯で見られる秋の渡りのシギチは、大分前に姿が見えなくなってしまったが、秋の渡りで飛来したらしいシギが、一部残って越冬してくれそうな気配である。

そのひとつがツルシギである。2羽のツルシギが、仲良く寄り添っている姿を何度か目撃し、写真にも収めることが出来てラッキーだった。幼羽から第1回冬羽への換羽の様子が観察出来たことが何より嬉しい。元気に冬を乗り越え、無事に郷里に帰れるよう心から願っている。

2021/12/14 モモイロペリカン

久しぶりに沼のほとりを訪ねてみた。駐車スペースがないと困ると思って心配したが、車は、3台とまっているだけで、ゆっくり駐車出来て一安心。

到着してすぐに湖面を見下ろすと、カンタくんの姿が見える。漁師さんと一緒に船に乗ってご帰還のようである。本当は、船が出るところを撮りたいのだが、朝早くは無理なので、なかなかそのようなシーンを見る機会がない。

初冬の沼のほとりで、何とものどかな光景を見ることが出来て、心が和んだ。

2021/12/13 シジュウカラ

例年、夏の終わりの頃から年末くらいまで、エゴノキの実を求めて、ヤマガラが姿を見せてくれる。ところが、今季は、エゴノキの実が不作で、流石にヤマガラもなかなか姿を見せてくれなかった。それでも10月の半ば頃には、数回、姿を見せてくれたのである。

そのヤマガラの代わりに姿を見せてくれたのが、シジュウカラである。恥ずかしがり屋さんなのだろうか。こちらを振り向いてくれなかったが、後ろ姿を撮影することが出来た。

メジロは、時々、複数で飛んで来て、込み入った植え込みの中を動き回っている。逆光であることが多いのと、植え込みの中を動き回るので、写真は、案外難しい。何とか数枚撮れただけでも満足である。

ベランダ バードウォッチング。私にとっては、貴重な鳥見の場である。

2021/12/12 ヨシガモ

久しぶりに訪ねた沼のほとりで、ヨシガモを見ることが出来た。頭部の緑色が、輝くように撮影したかったのだが、なかなか難しい。それでも波に乗って、ゆらゆらとこちらに向かって来るヨシガモの姿を見ることが出来て嬉しかった。

数日後、もう一度、沼のほとりを訪ねてみると、ヨシガモが数羽、かなり近くで浮かんでいるのが見える。浮かんでいると表現したが、どうやら眠っているのでゆらゆらプカプカ浮かんでいるように見えたようだ。このときは、緑色の光沢が出て、とても美しく輝いているように見えた。

寒い冬の間、この沼のほとりで、しばしばヨシガモの姿が見られることだろう。

2021/12/11 セグロセキレイ

大好きな田園地帯にこりもせず、時折、脚を運んでいる。シギチとの出会いが少ないのは、覚悟の上だが、スズメやカワラヒワ、ヒバリなどの姿を見かけることも、ほとんどない。

同じ所を二度、三度。時間を変えて回ってみたところ、やっとセイタカシギに会えた。今まで、シギチをたくさん見た蓮田は、時間を変えて回っても、全く出会いなし。諦めて引き上げようとしたとき、草むらから飛び立った鳥がいた。コンデジで夢中で追いかけたが、撮れていたのは、1枚だけ。どうやらハイタカらしい。

小さな池では、セグロセキレイが、慰めるように姿を見せてくれた。

2021/12/10 エナガ

今まで、自宅に居ながらにして、いくつかの鳥たちの姿を見る機会があった。一番出会いの機会の多かったのは、ヤマガラだろうか。今季は、残念ながらエゴノキの実が、不作で、ヤマガラは、ほんの数日、姿を見せてくれただけであった。

今年は、メジロの親子を見る機会にも恵まれた。メジロの雛を見るのは、初めてだったので、大いに感激し感謝した次第である。

声は、聞いたことがあるが、写真を撮るまでの展開には恵まれなかったのがエナガである。そのエナガを辛うじてであるが、撮影することが出来た。本来ならヤマガラが姿を見せるはずのエゴノキにエナガが、姿を見せてくれたのだった。大好きなエナガが、目の前にいる。胸の鼓動が大きく大きくなり、カメラを持つ手も震えるほどであった。

2021/12/9 トモエガモ

久しぶりに訪れた沼のほとり。オナガガモがかなりの数、まとまって浮かんでいる光景も見ることが出来たが、何とその中にたくさんのトモエガモがいたので驚いている。画像をチェックしていて、初めて気がついた。10数羽もトモエガモが写っていた。

日を改めて、数日後、沼のほとりを訪ねてみると、今度は、トモエガモの数が更に増えたようで、双眼鏡で見ると雄だけでなく、雌の姿もはっきり見ることが出来た。今まで、トモエガモには、何回も出会っているが、これほどまとまった数を見た記憶はなく、何とも嬉しいことであった。

2021/12/8 チョウゲンボウ

初冬の日差しが柔らかく降り注ぐ散歩道。のんびりゆっくり歩いてみると色々な発見があり、嬉しくなってくる。最初に目にとまったのは、電柱の上のチョウゲンボウ。何を見つめているのだろうか。少し歩くとコセンダングサにとまったキタテハの姿が目に飛びこんで来た。そっと近づいたつもりだったが、すぐに飛んでしまう。警戒されたのだろうか。

林のところには、カラスウリが真っ赤な実を誇らしげにつけている。足元を見るとタネツケバナ。あれあれ。どこから来たのだろうか。アメリカザリガニも登場した。ヤマトシジミやヒメアカタテハもまだまだ健在である。散歩道には、初冬の日差しが、柔らかく降り注いでいる。

2021/12/7 オオバン

時折、訪ねる小さな公園。ブランコなどもあるが、しばらくの間、こども達が使っている光景を見たことがない。コロナの影響もあって親御さんが慎重になっているのかもしれない。

小さな池もあるので、いつも何か居ないかしらと覗いて見る。この日は、オオバンが1羽、姿を見せてくれた。片足で器用に立っている。水鳥が、片足で立つのは、保温のためと聞いたことがある。池のほとりの枯葉がたまっているところには、ツマグロヒョウモンが翅を広げている。まだまだ陽だまりでは、チョウが姿を見せてくれるようだ。

のどかな散歩道。また、ゆっくり歩いてみたいものである。

2021/12/6 コガモ

ずいぶん足が遠のいていた公園。久しぶりに出掛けてみるとコガモが数羽、飛来していた。コガモの雄の緑色は、光があたると何とも美しい。ゆったりと泳ぐコガモの雄と雌。のどかな光景に心癒やされる思いがする。池の水面の色が、茶色っぽくて、何とも冴えない感じだが、出会いに感謝してレンズを向けた。

また、ゆっくりこの公園を訪ねてみたいものである。

2021/12/5 アオアシシギ

田園地帯の風景が大好きで、時折、田んぼや蓮田に足を運んでいる。蓮田地帯では、春の渡り、秋の渡りに飛来するシギたちとの出会いが楽しみであるが、秋の渡りは、すでに終わり、蓮田地帯は、ひっそりしている。それでもごくわずかなシギたちとの出会いが期待出来るので、相変わらず、時折、足を運ぶことになるのである。

広い広い蓮田の奥の方に、シギの姿が見えた。双眼鏡で見るとアオアシシギのようである。少しずつ近づいて、何とか写真を撮ることが出来た。驚いたことに大きなカエルをゲットしたようで、アオアシシギの顔が嬉しさで、輝いているように見えた。晩秋の蓮田のひとこまである。

2021/12/4 カワラヒワ

時折出掛けるみどりの公園。程良い広さの池があり、カルガモやアオサギを見かけることがある。カワセミが鳴きながら飛んでいるのを数回、目撃しているが、なかなかとまっているシーンに出会わず、まだ一度も写真が撮れないでいる。

公園に着いて程なく、聞き覚えのある声が聞こえて来た。カワラヒワの声である。高い柳の木の上を見上げると、カワラヒワがとまっている。久しぶりに見るカワラヒワに嬉しくなって、迷わずレンズを向けた。

2021/12/3 ヒヨドリ

久しぶりに訪れた公園。その公園の片隅にある木にたくさんの実がついている。青空に映えてとても美しい。おそらくセンダンの実であろう。しばらく眺めているとヒヨドリが飛んで来た。

次々に飛んで来て、すぐに飛び去って行く。飛んで来たヒヨドリの中の1羽が、その木に残って、何やら物色中。どうやら食べ頃の実を探していたらしい。何とも美味しそうに、口を大きく開けて、一心に啄んでいる。幸せそうな表情が、目に心に残るひとこまであった。

2021/12/2 タゲリ

今季、何度か田園地帯を回っても、なかなか出会いの機会に恵まれなかったタゲリ。シギチに会いたくて出掛けた蓮田で、数羽のタゲリが待っていてくれた。

太陽の光があたると美しく輝くタゲリの羽。ちょうど程良い位置に居てくれたので、タゲリの羽の美しさを見ることが出来た。羽を広げたり、飛ぶシーンを撮影したかったが、今回は、そのような展開にはならず、少々心残りである。次回の出会いを楽しみにしたいと思う。

2021/12/1 ツルシギ

田園地帯の風景が大好きで、ずいぶん前から、田んぼには良く足を運んで来た。体調を崩してから、その回数は大幅に減ったが、それでも時折、家人の車で蓮田地帯に出掛けることがある。

今年の秋の渡りは、他の方より少々遅めに出向いたのだが、それでも何かしら出会いがあり感謝している次第である。とりわけ気になっていたツルシギには、何度も出会いの機会に恵まれた。

水のたっぷり入った蓮田を横目に見ながら、車を走らせていると遠くに2羽のシギらしい姿が目に入った。車からでは遠すぎるので、少しだけ歩いてみることにした。かなり大きな蓮田で、2羽のツルシギが、眠っていた。しばらく様子をみていると、2羽が動き出し、この日のモデルになってくれたのである。

2021/11/30 ヤマガラ

例年、夏の終わりの頃になると可愛い声がして、程なく姿を見せる鳥がいる。毎年、出会いを楽しみにしているヤマガラである。ところが今年は、その時期を迎えても、全くヤマガラの気配がなかった。原因は、大好物のエナガの実が、極端に少ないからである。

諦めていたところ10月の半ば頃に、かすかな声が聞こえ、その数日後、ヤマガラが姿を見せてくれた。そのヤマガラを良く良く観察しているとエゴノキの実をくわえて、どこかに隠そうとしているのが分かった。いわゆる貯食という行為であろう。話には、聞いていたが、ベランダから、その行為が見られたことに大いに驚き、かつまた大いに感謝している次第である。

2021/11/29 タヒバリ

秋も深まり、日差しが恋しい季節を迎えている。少し足が遠のいていた公園に足を運んでみることにした。松林の奥の方で、動く鳥影。少し、また少しと近づいていくとタヒバリの姿が見える。環境からするとビンズイのように思ってしまうが、詳しい方にお尋ねしたところ、やはりタヒバリで間違いないという。

今季、初めての出会いのタヒバリ。田んぼで見かけることの多い鳥だが、馴染みの公園で今季は、初めての出会いとなった。

参考までに、草地で見かけたヒバリの画像も掲載させて頂きます。

2021/11/28 コゲラ

リビングにいると小鳥の声が聞こえて来ることがある。それは、大抵、メジロの声であることが多い。この日の朝は、いつもの声とは違っていた。聞き覚えのある懐かしい声。そう。コゲラの声である。

姿が見られるかな?と思いながらベランダに出てみると、ちょうど正面に見える植え込みの中から、1羽の鳥が左の方角に飛び去った。あれ?残念!と思ったが、良く良く見ると左手の植え込みの中にコゲラの姿が見える。それも撮りやすい位置。思いが けない嬉しい鳥見となったのである。

2021/11/27 クサシギ

2年ほど前まで、蓮田地帯に出掛けると良く出会ったシギがいた。それは、クサシギである。ところが、昨年からぱったり出会いが途絶えてしまい、クサシギの姿を全く見かけなくなってしまった。

あれほど出会いの機会が多かったシギだけに、何とも不思議でたまらない。そのクサシギにようやく出会えた。タカブシギ数羽の群れの中に、ポツンといて、すぐには分からなかった。クサシギと分かって、一安心。この蓮田地帯でも、まだクサシギが見られると言う嬉しさが胸いっぱいに広がった。

2021/11/26 永井凱巳氏のカレンダー

鳥撮りの大先輩で野鳥写真家の永井凱巳氏の作品による2022年フクダ電子カレンダー「見つめる先に、輝く未来」のご紹介です。永井凱巳氏の作品は、四季折々の風景の中で憩う野鳥たちの姿を優しいまなざしで見つめ描写したもので、情感あふれ心癒されます。

鮮やかな赤色のノイバラの実。その小枝に姿勢を正して品良くとまるアオジを始め感動を呼ぶ作品ぞろいです。カレンダーをご希望の方は、BIRDER 12月号をご参照ください。

監修:叶内拓哉氏  撮影:永井凱巳氏

2021/11/26 エナガ

久しぶりに訪れた近隣の公園。到着して程なく♬ジュリジュリジュリ♬と懐かしい声が聞こえて来た。大好きなエナガの声である。姿は見えなかったが、どうやら近くを飛び回っているらしい。

以前、たくさんのチョウを見かけたところに向かって歩き始めると栗の木の付近で、鳥影が見えた。小さくて見落としそうであったが、エナガのようである。しばらく様子を見ていると数羽のエナガが、枯れ枝のところに姿を見せてくれた。

それにしても動きが速い。何とか温和しく枝にとまってくれるエナガを探して、数枚撮ることが出来た。散歩道での出会いのひとこまである。

2021/11/25 散歩道のひとこま

久しぶりにゆっくりゆっくり歩いてみた。辺りの景色は、秋色がいっぱい。1枚の木の葉にも、季節の移ろいを感じる。歩くことがなかなか大変になり、出不精になっているが、時には、やはり外の空気を吸うと体に力がみなぎってくるように思う。

嬉しいことに歩き始めて程なく、目の前をチョウが飛んだ。ひと目でウラギンシジミと分かったが、何と目の前にとまって、開翅してくれたのである。いつも裏翅ばかり見ることばかりで、翅を開いた姿を見たことがなかった。ささやかな出会いであるが、私には、とても大きな力を与えてくれた。

2021/11/24 タカブシギ

全国的には、数を減らしているというタカブシギ。いつも出掛ける蓮田地帯では、時に群れでタカブシギを見かけることがある。この日は、いつもシギチの影すらない蓮田に30羽近いタカブシギが集まっていた。蓮田の奥の方にほとんどが集まっていたが、1羽、かなり至近距離にいてモデルになってくれた。

収獲されなかったレンコンの上に乗って、羽繕いを始めた姿が何とも愛らしかった。刺し子模様のような羽衣が、何とも魅力的なタカブシギ。また、是非、会いたいものである。

2021/11/23 ヤマガラ

例年、9月に入る頃から、♬ニーニーニーという甘えた声が聞こえてくるのだが、今年は、なかなかその声が聞こえて来ない。ベランダから見えるエゴノキを見ると、エゴノキの実が、わずかに見えるだけである。昨年は、豊作で、びっしりと実がついていたのだが、今年は、どうやら不作らしい。

ある日の朝、かすかにヤマガラの声を聞いたような気がした。エゴノキを見ても姿はなかったが、どこか近くにいるらしい。数日後、洗濯物を干しにベランダに出てみると、エゴノキにヤマガラの姿が見えた。大急ぎでカメラを準備し、何とか撮影出来たのが、このシーンである。

今年もヤマガラに会えて嬉しい限りである。

2021/11/22 ツルシギ

秋の渡りで出会いを楽しみにしているシギのひとつ。ツルシギ。近距離での観察が可能であったので、似たようなシーンになってしまうが、改めてツルシギのご紹介をさせて頂きたいと思う。

春の渡りでは、真っ黒な夏羽に変化していく様が、何とも嬉しくて、ドキドキしながら、観察したものである。ここ数年、そのようなシーンに出会うことがなくて、誠に残念であるが、秋の渡りでは、冬羽に換羽していく様を観察することが出来る。夏羽に比べて地味ではあるが、興味深いものがある。

ツルシギは、もう少し滞在してくれるだろうか。またの出会いを楽しみにしている。

2021/11/21 アオサギ

大好きな田んぼには、時折、足を運んでいる。鳥たちとの出会いの少なくなった昨今だが、田んぼでは、アオサギを良く見かけることがある。1枚目のアオサギは、先月末の撮影だが、この姿が洗練されたモデルのような佇まいで、とても印象に残っている。

ハシボソガラスとトビが、向かい合っているシーンは、何を語り合っているのか、ほのぼのと心和むものがあった。ここしばらく田園地帯に向かっていないので、近いうちにまた出掛けてみたいものである。

2021/11/20 コアオアシシギ

今季、秋の渡りのシギチに会いたくて何度か足を運んだ蓮田地帯。遠かったり近かったり、一羽でいたり群れで姿を見せてくれたりと出会いの折々に形は、様々であったが、コアオアシシギには、何度か出会いの機会に恵まれた。

この日、シギチとの出会いの少ない日であったが、慰めるように姿を見せてくれたのが、このコアオアシシギである。2羽で、寄り添うように固まっていたが、こちらの視線に気がついたのか、一羽が動き出した。何とも愛らしい姿のコアオアシシギ。心に残るひとこまである。

2021/11/19 オオタカ

雲が厚く、今にも降り出しそうな日であった。大好きなシギチに会いたくて、いつもの蓮田地帯に向かった。一通り、ポイントの蓮田を見て回ったが、どうしたことか一羽のシギの姿も見当たらない。

諦めきれなかったが、今にも雨が降り出しそうな日であったので、早々と引き上げ、帰路に向かった。途中の田園地帯で、遠くの木に一羽の鳥の姿が見える。何とオオタカである。シギチに会えなかったのは、このオオタカが原因だろうか。そんなことを思いながら、レンズを向ける。久しぶりに見るオオタカにドキドキ胸を弾ませながら。嬉しい出会いのひとときであった。

2021/11/18 バン

夏の終わりの頃から、蓮田に数回、足を運んだ。その折、良く見かけたのがバンである。成鳥も若鳥も真っ黒な雛も見ることが出来た。写真を撮ることが出来たのは、ごくわずかであるが、その中で、印象深かった若鳥のご紹介である。

ピコ、ピコ、ピコ、ピコ。バンの若鳥が、尾羽を立てて蓮田の水面を移動していく様は、見ていて何とも楽しい。尾羽を真後ろから見ると、周りが真白で、中央が真っ黒。なかなかお洒落なデザインである。

近くでは、コチドリが、「私にも注目して!」と言っているように歩いていた。

蓮田のミズアオイも優しく美しい色合いであった。

2021/11/17 オオハシシギ

秋の深まりと共に、例年、姿を見せてくれるオオハシシギ。今年も10数羽のオオハシシギを観察することが出来た。不思議なことに、しばらくすると、姿が見えなくなり、新しい年を迎えると、また、姿を見せてくれるようである。

今季も、またしばらくすれば、オオハシシギの姿が見えなくなってしまうのだろうか。警戒心が比較的薄いオオハシシギなので、こちらの姿が見えても飛び去ることなく、採餌を続けていた。また、ゆっくり会いたいものである。

2021/11/16 イソシギ

鳥に関心を持ち始めてまだ日が浅い頃、川沿いの道で良く見かけたのが、イソシギであった。当時、自分がシギに関心を持つようになるとは、夢にも思っていなかったが、おそらく初めて見たシギがイソシギであったのだろう。

あの頃は、田んぼでも川沿いの道でも沼のほとりでもイソシギには、実に良く出会った。それが、昨今では、イソシギに会う機会がめっきり少なくなってしまった。

この日、2羽のイソシギを見かけた。1羽は、良く見かけるタイプのイソシギ。もう1羽は、ぽっちゃり丸みを帯びているように見えた。あの日以来、イソシギには、出会いの機会がない。寂しい限りである。