タイトル:九羽の白鳥 とりどり日記

[ 晩秋の蓮田の思い出 ]

2018/11/21 ツルシギ Spotted Redshank

春の渡りの時は、お彼岸のころに姿を見せるツルシギ、その後、5月の連休の頃まで滞在し、真っ黒な夏羽を見せてくれたものであった。しかし、ここ数年、ずいぶん傾向が変わってしまい、春の渡りでツルシギを見かける機会は、少なくなってしまった。

ところが、秋の渡りの頃になると、ポツポツであるが、ツルシギを見かけるようになる。越冬して春先まで観察された方もおられるようである。秋に見るツルシギは、春に出会うツルシギとは、印象を異にして、別の美しさがある。ツルシギの羽衣をじっと見つめるとその美しさに心奪われるのである。

2018/11/20 アメリカコハクチョウ Whistling Swan

アメリカコハクチョウの画像

秋が深まって来ると、白鳥の里に飛来するコハクチョウたちの姿を心待ちにするようになる。初めてこの地を訪れた時、こんな身近なところにこれほどたくさんのコハクチョウが集まって来るのかと不思議に思ったものであった。地元の方々のご努力があってこそのコハクチョウやオオハクチョウの飛来なのだが、最初にコハクチョウの姿を見て、導かれた方のご努力には、本当に頭の下がる思いがする。

そのコハクチョウの中に、ごくたまに、アメリカコハクチョウの姿を見かけることがある。数多いコハクチョウの中から、すぐに見つけ出すのは、なかなか難しいが、この日は、とても分かりやすいところにいて、その姿を楽しませてくれた。今季も姿を見せてくれるだろうか。

2018/11/19 オオハシシギ Long-billed Dowitcher

オオハシシギの画像

初めてオオハシシギを見たのは、珍鳥オオキアシシギを観察に出掛けたときのことであるから、ずいぶん前のことになる。あの頃、シギチに関心を持つようになるとは、夢にも思っていなかった。オオハシシギの特徴を大先輩から教えて頂いたことだけが、鮮烈な記憶となって、私の脳裏に刻み込まれている。

寒さに向かって蓮田では、オオハシシギの姿を見かける機会が多くなる。しかし、最近は、少し傾向が変わって来ているのかもしれない。あの独特の嘴で採餌する姿は、何とも微笑ましくて心癒やされるものである。

今季も多数、越冬してくれるだろうか。その出会いを楽しみにしている。

2018/11/18 小春日和の散歩道

オシドリの画像

あの飛びきりの暑さを感じた夏、その少し前の季節から、関心を持つようになったチョウやトンボや植物。それまで、見過ごしていた自然の美しさ、命の輝き、そしてはかなさなど、ふと気がついて体に熱いものが走ったのである。

いつも、自宅近くの公園で、日光浴や足慣らしをしているが、数ヶ月ぶりに車で近くの田んぼに出掛けてみた。助手席に座って、次々に飛び込んでくる田園風景を眺めていると、力と元気が湧いて来るようであった。鳥との出会いは、ほとんどなかったが、暖かい日差しの中で、チョウが活発に動き、アキアカネの姿もあちこちで見かけ、何とも嬉しくなって来た。

ウラナミシジミ、ヒメアカタテハ、ヤマトシジミ、ベニシジミ、シータテハ、イチモンジセセリ、キタキチョウ、そしてモンシロチョウは、もう数え切れないほど飛んでいる。野の道で、こんなにたくさんのチョウとの出会い。車から、レンズを向け、久しぶりにシャッターを押す快感。嬉しく胸弾み、心癒やされる小春日和の散歩道であった。

2018/11/17 永井凱巳氏のカレンダー

永井凱巳氏のカレンダーの画像

鳥撮りの大先輩で野鳥写真家の永井凱巳氏の作品によるフクダ電子カレンダー「空高く 未来へ向かって」のご紹介です。永井凱巳氏の作品は、四季折々の風景の中で憩う野鳥たちの姿を優しいまなざしで見つめ描写したもので、情感あふれ心癒されます。ここをクリックすると、カレンダーの説明をご覧いただけます。雪の上の愛くるしいシマエナガを始め感動を呼ぶ作品ぞろいです。是非、ご覧ください。 カレンダーをご希望の方は、BIRDER 12月号 をご参照ください。

監修:叶内拓哉氏  撮影:永井凱巳氏

2018/11/17 オシドリ Mandarin Duck

オシドリの画像

秋の深まりと共に、馴染みの公園に姿を見せてくれる鳥のひとつが、オシドリである。ここ数年、雄2羽~3羽、雌1羽が観察されているようである。まだ確認していないが、今季も、多分、飛来していることであろう。

鳥に関心を持ち始めた頃は、足取り軽く、どこにでも出掛けたので、明治神宮に良く足を運んだ。数羽のオシドリが、枯れた葉を踏みながら、歩いているのを見たこともあるし、風情のある樹木にとまっているオシドリの雄と雌を見たこともあった。あの頃のことが妙に懐かしい。

近くの公園でも、オシドリが見られるようになって、秋から冬に向かって、私には、大きな楽しみのひとつになっている。

2018/11/16 タカブシギ Wood Sandpiper

タカブシギの画像

田んぼで見られるシギチが大好きで、千葉や茨城の蓮田や田んぼには、良く足を運んで来た。その蓮田で、一番出会いの機会が多かったのが、タカブシギだろうか。1年を通してタカブシギとの出会いはあったのだが、近頃は、ずいぶん数を減らしているようで、出会いの機会が少なくなっているのが現状である。

タカブシギは、蓮田で見かけることが多いので、環境は、決して綺麗ではなく、撮影は、案外難しい。晩秋に出会ったタカブシギの画像を探してみたのだが、なかなか納得出来るものがなかった。いつかまた、機会があったら、もっと丁寧に撮影したいと思っている。

2018/11/15 クロサギ Pacific Reef Heron

クロサギの画像

海水浴で賑わう海辺は好きではないが、人気のないひっそりとした海辺には、心惹かれるものがある。静かに寄せる波の音に耳を傾け、浜辺に腰を下ろして、ボーッとしている時間が大好きである。

気が向いて、静かな浜辺に出掛けてみると2羽のクロサギに出会った。2羽は、それぞれに動き回って、上手に魚を捕らえたり、砂浜を歩いたりして、しばらくの間、楽しませてくれた。あのとき、周りにどなたもいなくて、本当に静かな静かな海辺であった。静かな海辺に、いつかまた行ってみたいものである。

2018/11/14 アカアシシギ Common Redshank

アカアシシギの画像

秋が深まっていくと、蓮田や田んぼは、ずいぶん殺風景になってしまう。それでも、その光景に心惹かれるのは、シギチとの出会いを少なからず期待しているからであろう。その蓮田で、忘れられない出会いのひとつがアカアシシギである。

いつもは、遠くにいるアカアシシギを何とか撮影したいと、そっとそっと観察したり、じっと我慢したりして撮影するのだが、このときのアカアシシギは、サービス精神旺盛で、グングングングン近づいて来る。もう来ないで!と言いたくなるくらいであった。脚の赤い色も鮮やかで、そのときの色が今でも目に焼き付いている。

また、いつか会いたいものである。

2018/11/13 ヤマガラ Varied Tit

ヤマガラの画像

留守にしている間に、ベランダからの眺めは、すっかり変わってしまって、エゴノキの実は、なくなってしまった。9月の半ば過ぎ、聞こえていたヤマガラの声は、全く聞こえなくなってしまい寂しい限りである。

秋を迎えると、その出会いを楽しみにしている野鳥のひとつがヤマガラ。あの愛嬌のある顔立ち、甘えたような鳴き声。私は大好きである。馴染みの公園では、ヤマガラを良く見かけた。エゴノキの実を見つけると、さっと降りて来て、器用に啄み、どこかへ運んで行く。貯食をしているようだが、隠した場所を覚えているのだろうか。体調が回復したら、是非、ヤマガラのいる公園に出掛けてみたいと思っている。

2018/11/12 オグロシギ Black-tailed Godwit

オグロシギの画像

春の渡りと秋の渡りでは、出会うシギチも違い、羽衣も違っているので、何かと楽しみが多い。最近は、あまり見られなくなったが、収穫の済んだ田んぼや、枯れた葉や茎が残っている蓮田にたくさんのオグロシギが集まって、その姿を楽しむことが出来た。

葉が枯れた蓮田の奥の方から、ごそごそとオグロシギが、数羽、姿を見せてくれた日のことが妙に懐かしい。かなりの数のオグロシギが、飛んだ姿も印象深い。飛翔シーンでは、オグロシギ独特の尾羽の様子が分かり、その美しさにハッとすることもあ る。

秋の深まりの中で出会ったオグロシギ、また、会いたいものである。

2018/11/11 ノビタキ Common Stonechat

ノビタキの画像

秋の深まりと共に、あの暑さの中で、勢いを増していたセイタカアワダチソウも少し元気がなくなってくる。あの鮮やかな黄色が、遠くからでも良く目立つ。鳥たちにとっては、程よいお休みどころになっているのだろうか。スズメの群れや、モズなどがとまっているのを時折見かけることがある。

この日は、ノビタキが、タイミング良くとまってくれて嬉しい出会いとなった。以前は、収穫の済んだ田んぼで、良く見かけたノビタキだが、ここ数年、出会いの機会がずいぶん少なくなったように思う。当地では、春の渡りの頃には、ノビタキに出会う機会は、なかなかないのだが、秋に出会うノビタキは、シックで、心癒やされる思いがする。

2018/11/10 ケリ Grey-headed Lapwing

ケリの画像

数年前まで、秋を迎えると楽しみにしていたケリの飛来地。現在では、物流施設がたくさん建ち並び、すっかり環境が変わってしまった。コミミズクで賑わったこともある場所だが、今は、もうその面影もない。何年も足を運んでいただけに寂しさは、ひとしおである。

収穫の済んだ田んぼは、ケリの姿を隠すには、程よかった。一見、何もいないように見える田んぼに、ケリの姿を見つけたときの嬉しさは、格別である。ちょっと近づきすぎると飛び立ってしまうが、その飛翔姿の何と美しいことだろう。あの日の光景が、今でも鮮やかに思い出される。

2018/11/9 アメリカウズラシギ Pectoral Sandpiper

アメリカウズラシギの画像

夏の暑い日差しの中で、青々と茂っていた蓮田は、秋を向かえる頃には、すっかりその姿が変わっている。なんとも殺風景になってしまうのだが、それがまた、ひと味もふた味も秋らしさ、秋の深まりを感じさせ、私には魅力的に映るのである。

その蓮田に、アメリカウズラシギが2羽、姿を見せてくれた。警戒心の非常に薄い個体で、こちらの姿が全身見えているはずなのに、一向に気にする気配がなく、2羽で、一心に採餌していた姿が忘れられない。あの蓮田は、今は、もうなくなってしまったが、寒さを感じるようになると思い出す光景である。

2018/11/8 ホシムクドリ Common Starling

ホシムクドリの画像

シギチに会いたくて、何度も何度も足を運ぶ茨城・千葉周辺の蓮田や田んぼ。以前は、出掛ければ出会えたシギチだが、ここ数年、ずいぶん傾向が変わって来て、何も出会えない日も多い。そのような中で、思い出深いのが、ホシムクドリとの出会いである。

牛舎付近の電線にホシムクドリが姿を見せるようになったのは、何年前になるだろう。初めてホシムクドリを見たのは、神奈川県であるが、その後、鹿児島県でも出会いがあり、初めての出会いではなかったが、馴染みのフィールドで見るホシムクドリは、とても新鮮に思えた。

電線どまりばかり見ていた私の目の前、そうシギチに会いたくて何度も足を運んでいる蓮田にホシムクドリがいたのである。背景にとけ込んで、すぐには、その存在を知ることが出来なかったが、その姿を見つけたときは嬉しかった。懐かしい思い出のひとこまである。

2018/11/7 タヒバリ Buff-bellied Pipit

タヒバリの画像

秋の深まりと共に田園地帯で良く見かけるのが、タヒバリである。耕された田んぼにいるタヒバリは、土の色と同化して、見つけるのがなかなか難しい。何もいないと思っていた田んぼから10数羽のタヒバリが飛び立って驚いたことが何度もある。

蓮田では、タヒバリの姿を見つけるのは、比較的容易である。それも枯れた蓮の茎にとまっていてくれることもあり、なかなかサービス精神旺盛な面もあって嬉しくなってくる。冬羽のヒバリシギが、少し離れたところで採餌しているところで、タヒバリに出会った。辺りをしきりに見渡して、警戒している様子であったが、ヒバリシギは、のんびりと食事をしていたので、やはりタヒバリは、警戒心が強いのであろうか。

2018/11/6 秋色いっぱい散歩道

散歩道の画像

ここ2ヶ月近く、痛みに悩まされ、外に出る機会が少なかったが、少し落ち着いて来たので、久しぶりに自宅近くの公園に出かけてみた。元気な時なら徒歩で行ける距離の公園である。

チョウやトンボとの出会いは、ほとんど期待せずに出かけたのだが、駐車場から見える位置にアキアカネの姿がある。さらに3頭ほどアキアカネが、その近くを飛んでいる。シジミチョウは、実にたくさん飛んでいるが、なかなかとまってくれず、多分ヤマトシジミであろうとの推測しか出来なかった。池のほとりの草むらには、ツマグロヒョウモンの姿。花壇のところには、モンシロチョウ。何ともこの出会いは嬉しい。

真っ赤な実をつけたハナミズキが、秋晴れの青空に映える。仰ぐように見ていると、緑色の何かが目に入った。どうやらカマキリのようである。越冬するのだろうか。今の時期にカマキリの姿を見るのは、初めてである。近くでは、ボケの花が、可憐な姿を見せ、心和ませてくれた。

まだカメラを持つ体力がなく、撮影は、専属カメラマンの夫によるものです。

2018/11/5 タシギ Common Snipe

タシギの画像

秋の深まりを感じる蓮田で、その姿を見かけるとほっとするものの一つがタシギである。あの長いくちばし。独特の顔立ち。時には、ひとつの蓮田に30羽近くのタシギが集まっているのを見たこともある。もちろん刈田での出会いも数多いが、蓮田で出会うタシギのほうが、私には、警戒心が薄いように感じられ、ゆっくり観察できるように思っている。

今季も蓮田や刈田にタシギが、たくさん飛来しているだろうか。暖かくなる春まで、ゆっくり滞在し、その姿を楽しませて欲しいものである。

2018/11/4 タゲリ Northern Lapwing

タゲリの画像

11月は、霜月と言われるように、時にかなり冷え込む朝もあり、少し早めに田んぼに向かうと青々とした野菜の上に霜が降りて、真っ白になっていることがある。秋の深まりを感じると共に、冬将軍が近づいているのを実感するのである。

11月の田んぼや蓮田では、タゲリとの出会いが楽しみである。あの独特の金属光沢が何とも美しく、歌舞伎役者風の顔立ちも、たなびく冠羽も魅力的で、たくさんのファンがいることと思う。蓮田一面が赤い藻のようなもので埋まっているところに1羽のタゲリが舞い降りた。このような背景での出会いは、初めてであったので、とても印象深く、目に焼き付いているひとこまである。

2018/11/3 ハマシギ Dunlin

ハマシギの画像

秋の深まりと共に、蓮田やその周辺の田んぼに姿を見せ始めるシギのひとつがハマシギである。寒さが増してくると、その数も増えて来る。多いときには、200羽から300羽の群れを見たこともあるが、ここ数年、数を減らしているようである。

干潟では、決して珍しくないハマシギの群飛だが、田園風景の中で、ハマシギの群飛は、ひときわ美しい。蓮田で休息しているハマシギの姿もまた美しい。風のない日、蓮田の水面に映ったハマシギの姿には、心惹かれるものがある。

2018/11/2 エリマキシギ Ruff

エリマキシギの画像

冬羽のヒバリシギに出会った蓮田は、今は、もうない。その蓮田では、色々なシギとの出会いがあった。エリマキシギもそのひとつである。シギチの中で、一番好きなエリマキシギ。あの端正な顔立ちとスタイル、羽の美しさに心惹かれるものがある。蓮田で出会うエリマキシギには、時に気品さえ漂う。

春の渡り、秋の渡り、そして越冬することもあるエリマキシギ。その姿を蓮田や田んぼで見かけると、嬉しくてドキドキしてしまう。この冬もエリマキシギは、越冬してくれるだろうか。

2018/11/1 ヒバリシギ Long-toed Stint

ヒバリシギの画像

体調を崩し、しばらく更新が出来ませんでした。ご訪問頂きました皆様には、ご迷惑をお掛け致しまして申し訳ございませんでした。フィールドに出るのは、まだまだ時間がかかりそうですので、過去の思い出画像の中から、更新させて頂きたいと思います。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

田んぼに飛来するシギチに関心を持ち、茨城・千葉の蓮田や田んぼに四季折々、足を運んで来た。思い出は、たくさんある。その中で、印象深いのが、冬羽のヒバリシギとの出会いである。春の渡り、秋の渡りで出会うヒバリシギとは印象を異にして、このシギは、一体何者?と思ったものであった。それも5羽並んで蓮田に姿を見せたこともあり、ドキドキしながらの観察であった。このような出会いをまたしたいものである。

2018/9/26 コチドリ Little Ringed Plover

コチドリの画像

私が好んで足を運ぶ田んぼで、夏の終わりから秋、冬を経て春の連休の頃まで姿を見る機会が多いタシギ。それに負けず劣らず、姿を見る機会が多いのがコチドリだろうか。金色アイリングが愛らしく、独特の歩き方が、何とも愛おしい。

♫ピピピピュー♫広々とした田園地帯に響き渡る声。あっ!どこかにコチドリがいる!そう思って辺りを見渡す。何度出会っても、いつ出会ってもコチドリとの出会いは、嬉しいものである。

2018/9/25 タシギ Common Snipe

タシギの画像

今季、残念ながら足を運べない蓮田や田んぼ。今まで、鳥見のほとんどが、田園地帯であったので、思い出はたくさんある。その中で、一番出会いが多かったのが、タシギかもしれない。オオジシギ、チュウジシギに続いて姿を見せてくれるタシギ。たわわに実った稲穂が刈り取られ、ちょっと寂しくなった田んぼで、姿を見かけることが多い。

嘴の長さと言い、あの独特のプロポーションは、秋の刈田に似合っていると思う。是非、また会いたいものである。

2018/9/24 タマシギ親子 Greater Painted Snipe

タマシギ親子の画像

シギチを探しに出かけた蓮田。肝心のシギチの姿は、まばらであったが、蓮田の隣にある稲田で、思いがけずタマシギ親子の姿を見ることが出来た。まだ生まれたてのようで、何ともおぼつかない足取りが、印象に残っている。

残念なことに、こちらに向かって来るのではなかったので、雛の姿は、後ろ姿だけである。それでも、このようなシーンには、なかなか出会えない。嬉しくてドキドキしながら撮影したことであった。

2018/9/23 エリマキシギ Ruff

エリマキシギの画像

馴染みのフィールドのシギチの動向が気になっているが、所用で、なかなか足を運ぶのが難しい。過去の出会いの中から印象に残っているものを紹介させて頂きたいと思う。

収穫の済んだ蓮田は、渡り途中のシギチにとって、絶好の栄養補給の場である。今季も複数で見られているというエリマキシギ。私の大好きなシギであるが、このときタカブシギと一緒に姿を見せてくれた。殺風景な蓮田が、ひととき華やいだようで、胸弾んだものである。一昨年の蓮田の思い出である。

2018/9/22 散歩道

あの厳しい暑さの中、何度も足を運んだ水辺公園。しばらくぶりに足を運んでみると、期待以上の出会い。散歩の人もまばら、昆虫少年の姿もなく静かな雰囲気の中で、ゆったり過ごすことが出来た。

気になっていたコブシの実は、薄い皮が破れて、真っ赤な実が顔を覗かせている。タイサンボクには、ノシメトンボがとまり、ミソハギには、ベニシジミの姿。小さな池の畔の草には、真っ赤なショウジョウトンボ。草むらでは、アジアイトトンボが飛び回っている。真っ白なハナニラの花のところでは、イチモンジセセリが、全部で5頭も姿を見せてくれた。スイレンの池では、ギンヤンマも飛んでいた。

ささやかな出会いを求めて足を運んだ水辺公園。嬉しい出会いの数々に感謝である。

2018/9/21 コウノトリ Oriental Stork

コウノトリの画像

初めてコウノトリに出会ったのは、2004年12月末のことである。まだ鳥に関心を持ち始めて日が浅い頃であったので、あの日のことは、鮮明に覚えている。結構、長い間滞在し、行動範囲も広く、記録を取る人は、大変だったようである。

野田市が、生物多様性のシンボルとしてコウノトリの舞う里を目指して江川地区に飼育施設「こうのとりの里」を作ったことは、とても嬉しいことである。そして平成27年度、28年度、29年度、30年度と次々に放鳥されている。しかし、胸の痛む事故もある。今年度放鳥された「だいち」が茨城県で蓮田に張られていたネットに絡まり、亡くなるという悲しい事故があった。

今年度放鳥の「きらら」にたまたま出会う機会があり、どうか逞しくそして末永く生き抜いて欲しいと強く強く思った次第である。

2018/9/20 チュウサギ Intermediate Egret

チュウサギの画像

夏の熱い日差しを受けて、見事に育った稲穂。田んぼによって稲穂の色が様々なのは、いつも不思議に思うことだが、それがまた、美しい光景を見せてくれて嬉しくなる。よく足を運ぶ田んぼは、ほぼ半分ほどが、収穫が進んでいる。

その田んぼで、良く出会うのがチュウサギ。ダイサギも時に見かけるが、チュウサギが多いようである。こんがりとして黄金色の稲田に、真っ白なチュウサギの姿は、なかなか美しい。トラクターの入っている田んぼでは、チュウサギがたくさん集まってひととき白い花が咲いたようであった。のどかな田んぼのひtこまである。

2018/9/19 散歩道

ずっと気になっていた散歩道。なかなか足を運べないでいたのだが、ようやく久しぶりに、その道を歩いてみた。アカメガシワの実は色づき、ゴンズイもたくさん実をつけている。

色鮮やかな黄色いチョウが飛んで来た。モンキチョウとは、ちょっと違う。キタキチョウであった。しばらく歩を進めると一面に鮮やかな色のお花畑が広がっている。センニチコウが、一面に咲いていたのである。そのお花畑にキアゲハ、ツマグロヒョウモン、ヒメアカテハ、イチモンジセセリ、ヤマトシジミ、モンシロチョウなどの姿が見える。今まで見たことのない光景であった。それほど広くないお花畑であるが、チョウたちにとっては、秘密の花園なのかもしれない。

しばし、心和み、嬉しいひとときを過ごすことが出来たのである。

2018/9/18 ヤマガラ Varied Tit

ヤマガラの画像

散歩道のあちこちでエゴノキの実をたくさん見かけるようになった。我が家のベランダから見えるところにも1本のエゴノキがある。青い実がたくさんついているのは知っていたのだが、まだまだ食べ頃ではないだろうと思っていた。

しばらく様子を見ていると手前のエゴノキに飛んで来た。しかし、葉が覆い被さり、ヤマガラの姿は、ちらちらするばかりである。ベランダの柵越しに何とかぶれぶれの証拠写真を撮ってみた。驚いたことにエゴノキの実は、もう真っ黒に熟していて、ヤマガラが啄んでいたようである。

2018/9/17 散歩道

野鳥だけでなく、植物や昆虫など自然に目を向けるようになって、観察する目が変わってきたように思う。小さなことにも目を向けるようになって、感動する場面にも数多く出会い、心癒やされることが多い。

コスモス畑に足を運んでみると、コスモスのピンクと白の花が優しく揺れ、ちょうど見頃。ノシメトンボとシオカラトンボがたくさん飛び回っていた。しかし止まるのはロープばかり。ゆっくりコスモス畑を回ってみるとピンクの花にイチモンジセセリがとまった。続いてベニシジミも発見。なかなか止まらなかったノシメトンボが、草の上にとまってくれた。

キバナコスモスの方に回ってみるとキアゲハが、数頭、ヒラヒラと飛んでいる。近くの柿の木は、色づき、秋の訪れを告げている。

2018/9/16 アマサギ Cattle Egret

アマサギの画像

黄金色の稲穂が揺れる田んぼは、心癒やされるものがあり、時折足を運ぶ。あの厳しい暑さを耐え、見事な黄金色の稲穂を見せてくれている。かなり収穫が進んでいる田んぼも多いが、まだまだこれからというところも多い。

ほとんど鳥との出会いのない日であったが、1箇所に白いサギが数羽、見えるところがあった。少しずつその田んぼに近づいてみたが、あまり警戒心がないようである。良く見ると、アマサギであった。夏羽の残った個体もいるが、すでに換羽し、真っ白になっている個体もいる。アマサギは、すでに渡去したものと思っていただけにこの出会いの嬉しさは、ひとしおであった。