タイトル:九羽の白鳥 とりどり日記

[ 田んぼのひとこま ]

2021/5/17 トウネン Red-necked Stint

春の渡りのシギチを求めて、数回、足を運んだ。出会いを楽しみにしているのが、トウネン。今の時期は、綺麗な夏羽が見られるので、是非、会いたいと願っている。ヒバリシギに出会った蓮田には、20羽ほどのトウネンがいたが、別の蓮田で、さらに多くのトウネンを見ることが出来た。その数、50羽ほどであったろうか。

広い蓮田に点在するように小さなトウネンの姿がある。ただ眺めるだけであれば、美しく心和む光景なのだが、撮影となると、どのように切り取れば良いのか大いに悩ましいことである。撮影枚数は、半端ない数であったが、いざ、写真を選ぶとなると手元に残るのは、あまりに少ない。次回の教訓にしたいと思う。

2021/5/16 キョウジョシギ Ruddy Turnstone

キョウジョシギの画像

春の渡りのシギチに会いたくて、田園地帯に何度か足を運んでみた。今季は、低調で出会いは、少ないものの、一通りの出会いは、実現した。その中のひとつが、キョウジョシギである。いつものたんぼ道を走っていると、あぜ道に鳥影。20羽弱のキョウジョシギの群れであった。

到着して間もない様子で、畦の泥のかたまりを一生懸命転がすように格闘している。泥のかたまりの下にいる虫を探しているのだろうか。その様子が、あまりに真剣で、今まで何度も見て来たキョウジョシギの印象とは、異なって見えた。まさに英名の Ruddy Turnstone を彷彿とさせるシーンを見ることが出来たのである。

2021/5/15 キアシシギ Grey-tailed Tattler

キアシシギの画像

春の渡りで見られる代表選手とも言える4種。チュウシャクシギ、キアシシギ、キョウジョシギ、ムナグロ。この4種を見ないと、どうにも落ち着かない。そう思っていた矢先、広い広い田んぼに1羽のシギの姿を発見。キアシシギであった。広い田んぼに1羽のシギの姿は、少々寂しくもあり、胸にジーンと来るものがあった。

雨が降り出す前の少々暗い日であったので、辺りの雰囲気、色合いも違って見えたのかもしれないが、いつも見るキアシシギより、遙かに白っぽく見えた。撮った写真を見ると、見た目の印象と違って、白っぽさは、余り感じられず、あの時、何故、あんなに白さを感じたのだろうと不思議な感覚に襲われる。まだもう少し春の渡りを楽しめるだろうか。また、田んぼに足を運んでみたいと思う。

2021/5/14 ヒバリシギ Long-toed Stint

ヒバリシギの画像

田植えの準備が始まる頃、田園地帯には、春の渡りのシギチが姿を見せるようになり、シギチに関心のある私は、大いに胸を弾ませるのである。ところが今季、寂しい状況で、なかなか思うような出会いに恵まれなかった。今月の初め、知人からヒバリシギを確認したとの大変貴重で嬉しいニュースを教えて頂いたが、翌日、付近を探すも見当たらず諦めていた。

更に数日経過し、別の場所でヒバリシギが見られるとの情報をいただき、出掛けてみるとトウネンの群れと一緒に夏羽のヒバリシギの姿を確認出来たのだった。久しぶりに見るヒバリシギの姿は、まぶしくさえ見えた。嬉しい嬉しい出会いであった。知人に感謝、出会いに感謝である。

2021/5/13 キジ Common Pheasant

キジの画像

相変わらず、春の渡りのシギチを求めて田園地帯へ足を運んでいる。大きな出会いはなくとも田風を全身に浴びるだけで、元気になれる気がする。この日の出会いは、とても少なかった。そんなとき、救世主のように姿を見せるのが、キジである。

いつもは、車からの観察であるが、このとき、歩いていたので、こちらの姿が良く見えるはずであった。それにも関わらず、案外、近くで撮影出来たのである。流石に急ぎ足で、その場を離れていく様子を見ていると桃太郎のお供をしたキジの姿が目の前に浮かんで来るようで何とも楽しい気分に浸れたのである。

2021/5/12 チュウシャクシギ Whimbrel

チュウシャクシギの画像

田園地帯では、春の渡りに時にしか見られないのが、チュウシャクシギ。セブンホィッスルという独特の鳴き方で、きっちり7音で鳴く。遠くにいてもその存在を知ることが出来るので何とも有り難い。今回も鳴き声を聞き、田植えが済んで間もない田んぼの畦にいるチュウシャクシギを見ることが出来たのだった。

水田の中には、10数羽のチュウシャクシギの群れを見ることも出来た。到着して間もないのだろうか。急ぎ足で、水田の中を歩き、餌取している様子であった。もうしばらく滞在してくれることであろう。ゆっくり羽を休めて欲しいものである。

2021/5/11 バン Common Moorhen

バンの画像

相変わらず春の渡りのシギチとの出会いを求めて田園地帯へ足を運んでいる。春の渡りの代表選手とも言えるムナグロ、チュウシャクシギ、キョウジョシギ、キアシシギには、一通り会えたのだが、真っ赤な夏羽のオグロシギなどに会えたらと夢見て足を運んでいる。

鳥との出会いは、偶然であることが多いので、その折々の出会いを大切にしたいと常々思っている。この日、久しぶりにバンに出会った。若緑の芽が見える蓮田での出会いである。今の時期のバンは、とても美しい。夏羽の鮮やかな色合いを存分に楽しむことが出来たのだった。

2021/5/10 ムナグロ Pacific Golden Plover

ムナグロの画像

春の渡りのシギチを求めて田園地帯に足を運んでいる。体調が今ひとつなので、以前のように足繁く通うわけには行かないが、それでも今季、数回、足を運ぶことが出来て幸せである。春の渡りで定番のムナグロ、チュウシャクシギ、キョウジョシギ、キアシシギ。せめてこの4種には、会いたいと思っている。

その思いが通じたのだろうか。田植えの済んだ田んぼにムナグロの群れを見ることが出来た。最初、田んぼの奥の方と遠くの畦で休息しているムナグロの姿を見るばかりであったが、徐々に近づいて来てくれた。少々距離はあったが、1羽が水浴びを始めたので、レンズを向けてみた。長旅の疲れが、これでとれただろうか。ゆっくり羽を休めて欲しいものである。

2021/5/9 エナガ Long-tailed Tit

エナガの画像

久しぶりに訪れた近くの公園。ずいぶん足が遠のいていたが、手入れの行き届いた公園には、ネモフィラ、ヤグルマギク、オルレアなどが咲き誇り、清々しい風が吹き抜けて行く。散歩の人もまばらで、安心して辺りの光景をゆったりと眺めることが出来る。

そよ風が吹いて、小さな声が聞こえて来た。♬ジュリジュリジュリ♬エナガの声である。桜の木の中から聞こえて来るようだ。新緑が辺りを覆っていて、なかなか姿が確認出来ない。風が吹いて葉がめくれあがり、わずかにエナガの姿が見えた。エナガの雛は、全部で何羽いるのだろう?親鳥が、餌を運んで来た。何とか3羽の雛の姿が見えた。嬉しい朝の散歩道の出来事である。

2021/5/8 アオスジアゲハ

アオスジアゲハの画像

春の渡りのシギチを求めて出掛けた蓮田地帯。あまりにも寂しい状況で、途方に暮れるほどであった。車をとめて小休止。ふと、すぐそばの草むらを見るとチョウが飛んでいる。アオスジアゲハである。今季、初めての出会いで嬉しくなり、レンズを向けてみた。

ハルジオンにとまって吸蜜しているようだ。黒いアゲハの類は、なかなかとまらず、撮影する機会が少ないが、アオスジアゲハは、ゆったりとしている。シギチとの出会いが少なくてガッカリしているのを哀れんでくれたのだろうか。ひととき、この出会いを楽しみ、元気になれたのだった。

2021/5/7 カイツブリ Little Grebe

カイツブリの画像

少々早起きして、近くの公園に出掛けてみた。目的は、朝の散歩である。だんだん歩くことが大変になり、痛みもあって、出掛けるのが億劫になって来ている。朝の爽やかな空気を吸って、少し元気になればと出掛けた次第である。

朝早いので、草木にも朝露が光り、何とも清々しい。木々の緑も爽やかである。少し歩いて水辺にたどり着くとオオバンの姿が目に入った。ゆったりと羽繕いをしている。すぐ近くにカイツブリも姿を見せてくれた。ブルブルと体を揺すらせた姿が何とも愛らしい。こんな光景を見ていると痛みも忘れてしまう。これからも早朝散歩を楽しみたいと思っている。

2021/5/6 ウズラシギ Sharp-tailed Sandpiper

ウズラシギの画像

田んぼに飛来するシギチに関心を持つようになって10数年。初期の頃は、休耕田探しから始まって、渡りの時期を迎えるとソワソワと胸が弾んだものであった。1枚の田んぼに、多種類のシギチを見たのは、もうずいぶん前のことになるのだろうか。ここ数年、あまりにも寂しい状況で、春の渡りでツルシギを見る機会もほとんどなくなってしまった。

出会いが少ないとは言いながら、やはりいつの間にか蓮田地帯に足を運んでいる。この日、嬉しいことに2羽のウズラシギの姿を見ることが出来た。最初は、あまりに遠くにいて、ベテランの方に誘導して頂かなければ、居場所が分からなかった。しかし、少し待つと事態が好転し、ぐんぐん近づいてくれて、私の小さなカメラでも何とか撮れたのである。嬉しく胸弾む出会いに感謝である。

2021/5/5 タカブシギ Wood Sandpiper

タカブシギの画像

春の渡りのシギチに会いたくて、蓮田地帯を訪ねてみたが、何とも寂しい状況であった。いつも回っている蓮田地帯を一通り見て回り、最後の蓮田地帯にさしかかかった時、1羽のシギの姿が見えた。蓮田ばかりを見て回っていたが、田植えが済んで間もない田んぼにタカブシギの姿を見つけたのだった。タカブシギは、絶滅危惧種に指定されるほど、数が減少しているという。幸いなことに、私が足を運ぶ田園地帯、主に蓮田地帯では、多いときには、30羽ほどの群れを見ることもある。

この日の出会いは、とても少なかったので、この1羽のタカブシギの姿が、眩しく輝いて見えたのである。嬉しい嬉しい出会いであった。

2021/5/4 コブハクチョウ Mute Swan

コブハクチョウの画像

私の鳥見の原点は、手賀沼のコブハクチョウとの出会いである。2003年の5月手賀沼遊歩道を歩いていると前方に大きな白い鳥が見えて来た。ずいぶん大きなアヒルがいるなあと思って驚いていると、すぐ近くに居た男性が、「これは、アヒルではなくて、コブハクチョウと言うんだよ。」と親切に教えてくださった。当時、私は、カラスとスズメくらいしか鳥を知らなかった。このとき出会ったのが、9羽のコブハクチョウであった。コブハクチョウが、可愛い雛を背中に乗せる姿を見て、ますますコブハクチョウへの感心が高まり、手賀沼通いをしたのだった。

コブハクチョウより、田んぼに飛来するシギチへの思いが高まり、久しく手賀沼のコブハクチョウを訪ねる機会がなかったが、雛の誕生を教えてくださる方があり、久しぶりに出掛けてみた。母鳥と7羽の雛。何とも心和む光景である。父鳥は、すぐ近くで温かい視線で見守っている。家族の絆を感じるひとこま、ひとこまを見ることが出来て満ち足りた気分に浸ることが出来たのである。外来種とひと言で片付けられてしまうのは、何とも悲しいことである。

2021/5/3 エナガ Long-tailed Tit

エナガの画像

いつものように新緑を楽しみながら、ゆっくりゆっくり林の中を歩く。相変わらずウグイスの声が響き渡っている。シジュウカラの囀りも賑やかである。木漏れ日が降り注ぐ、林の中を歩いていると小さな小さな声が聞こえてくる。♬ジュリジュリジュリ♬ジュリジュリジュリかなり距離があるようだったが、どんどん近づいて来るのが分かった。

ジッと待っていると小さな鳥が飛んできた。紛れもないエナガである。大好きなエナガ。急いでレンズを向ける。動きが速くて、思うようにいかないが、とにかくシャッターを切る。かなり高いところだが、2羽、姿が見えた。どうやら親子らしい。嬉しくて夢中になってシャッターを切った。

2021/5/2 散歩道

キジの画像

歩行練習を兼ねて、出来るだけ散歩に出掛けるようにしている。野の花や、小鳥のさえずりに癒やされながら、ゆっくりゆっくり歩く。一番多く聞こえて来るのは、ウグイスの声。続いてシジュウカラとホオジロだろうか。いつものコースを歩いていると、目の前に姿を見せたのがイタチである。こちらを見つめ、振り返りながら急ぎ足で姿が消えた。

菜の花畑を過ぎた頃、キジの姿に気がついて、レンズを向けたが、間に合わず飛ばれてしまった。何とかレンズを向けたところ、飛んでいる姿が写っていた。木々の緑が日に日に色濃くなっているのを眺めながら歩いているとカタツムリにも出会った。散歩道は、実にのどかである。

2021/5/1 コアオアシシギ Marsh Sandpiper

コアオアシシギの画像

田んぼで見られる春の渡りのシギたち。今季は、どのような出会いがあるだろうか。毎年、田んぼに水が入り始める頃、ちらほら春の渡りのたよりを聞くようになる。

久しぶりに蓮田地帯を訪ねてみると、2羽のシギの姿が見えた。最初は、遠くにいてよく分からなかったが、再度、その場所に戻ってみると2羽のコアオアシシギの姿がハッキリ見えた。換羽中で、秋の渡りのとき出会うコアオアシシギとは、印象が異なり、すぐには、コアオアシシギとは思えなかった。しばらく滞在してくれるだろうか。長い旅の疲れをゆっくり癒やして欲しいものである。

2021/4/30 ツグミ Dusky Thrush

ツグミの画像

久しぶりに訪れた公園。ひっそりとしてどなたの姿もない。桜の花が美しく咲いている頃、訪れて以来だから、辺りの景色が新緑に染まって、ずいぶん印象が違う。柳も春の風にゆらゆら揺れている。聞き慣れない声がして辺りを見渡すと、モズの姿があった。久しぶりに聞くモズの声は、ずいぶん印象が違っていて、何の鳥か分からなかった。

木立の中に鳥の動く気配があり、良く良く見るとツグミがとまっている。緑の中で、なかなか美しいと思い、レンズを向けてみた。新緑の中のツグミ。そろそろお別れの時期だろうか。

2021/4/29 散歩道

ツバメシジミの画像

4月も残りわずかとなったが、日によっては、汗ばむ日もあったり肌寒さを感じる日もあったりで戸惑っている。いつも良く出掛ける散歩道。チョウ達の姿を見かけるようになったので、ゆっくり辺りを見渡しながら、チョウを探してみた。

最初に目についたのが、ベニシジミ。シロツメクサにゆったりと止まっている。すぐそばには、オオイヌノフグリやキュウリグサの可愛い花が咲いている。ヒラヒラ飛んで来たのは、キタキチョウ。久しぶりの出会いである。すぐ近くには、ヤマトシジミの姿も見える。菜の花畑の近くでは、モンキチョウが飛んできた。桑の木の近くで出会ったのは、コミスジ。ツバメシジミもヒラヒラ舞っている。

のどかな春。ゆったりと時間が流れていく。

2021/4/28 モズ Bull-headed Shrike

モズの画像

♬キィーキィー♬キィーキィーキィー♬ずいぶん賑やかな声が聞こえて来る。どうやらモズが近くにいるようだ。少し歩を進めると朝の光の中にモズの姿がくっきりと見えて来た。♬キィーキィー♬キィーキィーキィー♬2カ所から聞こえて来る。近くで繁殖しているらしい。1羽の姿は見えたが、もう1羽は、声がするだけである。

木にとまったモズは、時折、喉を膨らませて、♬キィーキィー♬キィーキィーキィー♬の声を発している。もしかすると近くに雛がいるのかもしれない。そっと草地の中の様子を見に行くと、木陰に1羽のモズの姿が見えた。枝かぶりで何とも撮影困難であったが、何とか1枚撮ることが出来た。あの鳴き声は、警戒音だったのだろうか。

2021/4/27 エナガ Long-tailed Tit

エナガの画像

ささやかな出会いを楽しみに朝の散歩を続けている。下草に朝露が降りているので、下草の上を歩くと靴がぐっしょり濡れてしまう。しかし緑が濃くなった林の中は、清々しくて何とも気持ちが良い。その清涼感に惹かれて少しずつ歩を進める。

立ち止まって辺りの景色を楽しもうとしたとき、何やら気配を感じた。何とすぐ目の前の木にエナガがとまっている。あまりにも近い距離である。どうやらご馳走を見つけたらしく、こちらの気配には、動じない。一心にご馳走を振り回しながら、口の中に運んでいた。自分で食事の調達が出来るようになったようだ。鳥たちの成長は、驚くほど早い。

2021/4/26 アオジ Black-faced Bunting

アオジの画像

歩くことが大変になってしまい、歩行練習を兼ねて、時折、散歩に出掛けることにしている。一歩一歩が大変だが、外の空気に触れると元気になれる気がして、なるべく出掛ける機会を設けている。近くの林の中を歩いてみたら、♬チッチッ♬チッチッとかすかな声がする。

アオジの地鳴きかもしれないと思いながら、辺りを良く良く見ながら歩を進める。草が伸びて、視界が悪いが、前方で何やら鳥が飛んで木の枝にとまった。レンズを向けてみる。やはりアオジであった。ちょうど撮りやすい位置にとまってくれて、何とも有り難いことである。ささやかな出会いを楽しみに、また歩いてみたいと思う。

2021/4/25 ホオジロ Meadow Bunting

ホオジロの画像

菜の花畑が一面に広がる散歩道。最盛期を過ぎているが、今でも、まだまだ楽しめそうで、時々散歩に出掛けている。鳥との出会いは、期待していなかったが、何と到着と同時に2羽の鳥が飛んで来て、菜の花にとまった。逆光気味で、はっきりしないが、どうやらホオジロらしい。1羽は、菜の花にとまったが、もう1羽は、菜の花畑の中に潜ってしまった。

しばらく様子を見ていると、2羽とも飛び立ってしまって、後は、菜の花が揺れるだけ。さらにしばらく様子を見ていると、またホオジロが飛んで来て、菜の花にとまり囀りを披露し始めた。春爛漫。菜の花畑は、ホオジロの囀りで、さらに華やかさを演出しているようである。

2021/4/24 スズメ Eurasian Tree Sparrow

スズメの画像

少々風のある日だった。川沿いの道を車でゆっくり走ってみた。辺りの景色は、まだ冬色を残しているところもあり、何とも寂しい光景である。目の前の枯れた葦原のところに10羽近いスズメの群れが飛んで来た。

枯れた葦は、ゆらゆら揺れて何とも止まりにくそうである。にもかかわらず、群れで飛んで来て、また飛び立って行く。そんなスズメたちの姿を見ていると何とも微笑ましくて心がほっこり温かくなってくる。鳥たちとの出会いの少ない昨今、スズメとの出会いも貴重である。

2021/4/23 散歩道のひとこま

ブルーベリーの画像

数年前に比べると鳥たちとの出会いの機会が少なくなり、何とも寂しい限りである。昆虫や植物にも目を向けるようになって自然の豊かさに気がついたことが幸いである。

時折、出掛ける散歩道。新緑の季節を迎え、いろいろな野の草や、木々の緑に目を向けるとき、思わぬ発見もあって大きな刺激を受けている。チョウの姿を見かける機会が多くなって来たが、この日、ベニシジミに良く出会った。飛び立った瞬間の翅の形に妙に新鮮な感動を覚えたのも自然に目を向ければこそと思う。ブルーベリーの花やアケビの花、シャガなど、いろいろな植物にも心和ませてもらって、この日の散歩は、終了した。

2021/4/22 コゲラ Japanese Pigmy Woodpecker

コゲラの画像

一瞬、季節を間違えたかと思えるほど真っ赤なモミジ。チシオモミジと言うのだろうか。その鮮烈な赤い葉の色に見とれていると1羽の鳥が飛んできた。コゲラである。するするとモミジの枝を身軽に登って行く。その動きの何と軽やかなことだろう。

春の紅葉と言われるという真っ赤なモミジ。そこに姿を見せてくれたコゲラ。傍らには、桜の花も咲いている。思いがけない嬉しい出会いに胸が高鳴った。春の日に心に残るひとこまである。

2021/4/21 タヒバリ Buff-bellied Pipit

タヒバリの画像

しばらく田んぼに足を運んでいないと辺りの景色が一変していて驚くことがある。4月に入って間もなく田植えが済んでいるところがあるし、全く水が入っていない田んぼもあるので、どうやら場所によって田植えの時期は、様々なようである。

そんなことを考えながら田んぼを回っていると、鳥の動く気配に気がついた。良く良く見るとタヒバリのようである。もう移動したと思っていたが、まだ滞在中のようで6~7羽のタヒバリの姿が見えた。草の影に入ってしまったり、なかなかすっきりと姿を見せてくれなかったが、換羽中の様子が分かって嬉しかった。間もなく旅立ちであろう。また来季、元気な姿を見せて欲しいものである。