タイトル:九羽の白鳥 とりどり日記

[ 巣立ちの頃 ]

2022/6/25 ツバメ

今の時期、鳥たちは、子育てで忙しい。たまたま足を運んだ河川敷で、黒い塊を見つけた。遠くから見ると黒い塊であったが、それらは、巣立って間もないツバメたちであった。

全部で10数羽いたので、一家族ではなく、二家族だったのかもしれない。アスファルトの道路に降りているツバメの群れを今までに、何度か見ているが、河川敷で見るのは、初めてである。

しばくぶりで見るツバメの巣立ち雛は、愛らしくて目を心を奪われた。

2022/6/24 ルリシジミ と ウラゴマダラシジミ

少し前の出会いになるが、ゼフィルスを探しに出掛けた里山で、面白い光景に出会った。イボタノキの花が、わずかに残ったところにウラゴマダラシジミがとまっていて、そこにルリシジミが飛んで来たのである。

ルリシジミもこの花が、気になっていたのだろうか。ウラゴマダラシジミは、しっかりとイボタノキの花にとまっているが、リリシジミは、何度も何度もウラゴマダラシジミのところにアタックしていたのだった。とても気になる、とても面白いシーンであった。

2022/6/23 コジュリン

♫チョッピチュリリリピッ♫涼やかな声が聞こえてくる。久しぶりに出掛けた田園地帯。5月に訪れたときは、麦が、青々としていたが、すっかり茶褐色に変わって、別世界を見るようである。

昨年までとは、環境が変わってしまったので、あれほど近くで見られたコジュリンだったが、かなり距離がある。それでも♫チョッピチュリリリピッ♫の声を聞いて姿を確認出来たときは、嬉しかった。

麦の収穫が終わった後は、更に光景が変わって、寂しくなってしまうのだろうか。また、訪ねてみたいものである。

2022/6/22 里山散歩

チョウとの出会いを求めて里山をゆっくりゆっくり歩いている。ここでは、ルリシジミに良く出会う。以前、この里山では、ヤマトシジミをたくさん見かけたのだが、ほとんど見かけなくなってしまった。そういえば、あれほどたくさんあったカタバミが見当たらない。タンポポの花で、吸蜜しているメスグロヒョウモンは、なかなか綺麗であった。

この日、嬉しかったのは、樹液の出ている木のところで、ノコギリクワガタを見つけたことである。樹液の出ているところでは、カブトムシやクワガタが見られることがあると聞いていたが、今まで一度も見たことがなかったので、とても嬉しかった。

里山散歩は、とても楽しみである。

2022/6/21 近隣散歩

ゆっくり歩く散歩道。ひとりで時間も気にせず、ゆっくりのんびり歩いてみると、色々発見があって、なかなか楽しい。気になっていたのは、ラベンダー畑。時期的には、程良いと思って歩いてみたが、まだ少々早かったようである。

コムラサキシキブは、あちこちで見頃を迎えていた。アジサイも色々咲いていたが、写真は、案外難しい。クチナシの花も甘い香りをはなって梅雨時に嬉しい花である。ギンバイカは、初めて見る花だが、これもまた良い香りがする。

ゆっくり歩く散歩道。ささやかな出会いを求めて、また出掛けてみたいと思う。

2022/6/20 ヒメキマダラセセリ

久しぶりに訪ねた公園は、野の草が生い茂っていた。一番多いのは、アザミであろうか。あちこちに紫色のアザミの姿を見かけた。続いて、アカツメクサ。ハルジオンもたくさん咲いていた。

アザミの上にとまっていたのは、久しぶりの出会いのヒメキマダラセセリ。昨年は、出会いの機会がなかったような気がする。翅も開いてくれて、ゆっくり観察することが出来た。少し場所を移動すると、今度は、イチモンジセセリがムシトリナデシコにとまっている。こちらの出会いも久しぶりである。

これからの季節。蝶たちとの出会いの機会が増すことだろう。

2022/6/19 ヒバリ

大好きな田園地帯を訪ねてみると、真っ先に出迎えてくれたのは、ヒバリであった。道路からは、かなり距離があったり近すぎたりと色々であったが、ヒバリを一体、何個体見たことだろう。かなりの数のヒバリに出会った。

その中でも印象的なのは、ヨモギなどの草の上に、乗っかってゆったり寛いでいるヒバリの姿であった。余程、居心地が良いのだろう。その表情は、優しくて満足そうに見える。道路際の草地で見かけることの多いヒバリだが、草の上が、お休み処のようであった。

2022/6/18 ミズイロオナガシジミ

少し前の出会いになるが、里山に蝶散歩に出掛けた日。いつの間にか草丈が、自分の背を越すくらいになっていて、これでは、蝶を探すのも困難と諦めて、帰路に着きかけたとき、目の前にヒラヒラと飛んで来た蝶がいた。ヤマトシジミかな?それともルリシジミかな?と思って見ていると、すぐ目の間にとまった。良く良く見ると何と会いたいと思って探していたミズイロオナガシジミであった。

嬉しさいっぱいで、夢中でシャッターを押した。また会えるかもしれないと数日後に訪ねてみると全く気配がなく、他の蝶の姿もかなり少なくなっていた。いつかまた、出会ってみたいチョウである。

2022/6/17 里山散歩

チョウとの出会いを求めて、静かな里山に足を運んでいる。一番出会いの多いのは、ヒカゲチョウの仲間のようである。続いて、ベニシジミであろうか。以前、この里山で、一番多く見かけたのは、ヤマトシジミであったが、何故か、まったく姿を見かけない。

橋のところで、何か小さな鳥がとまっていると思ったら、カワセミであった。すぐ近くの林の方では、賑やかな声がして、シジュウカラの巣立ち雛が数羽、動いているのが見えた。

里山は、とても静かで心休まるところである。また、近いうちに訪ねてみたいものである。

2022/6/16 ルリシジミ

野鳥との出会いが少ない時期には、蝶や昆虫、植物に目を向けることにしている。幸い、今の時期は、蝶との出会いの機会が多くて、感謝しながら、レンズを向けている。

自宅付近で良く見かけるのがヤマトシジミであったが、今季は、あまり出会いの機会がない。似たようなシジミチョウでルリシジミがいるが、これは、林縁部で見られるとのこと。出会いを期待しつつ、出掛けてみると、なるほど、4カ所で、ルリシジミに出会った。

いずれも開翅してくれなかったが、じっくりゆっくり観察することが出来て満足である。

2022/6/15 ツバメ

ふと立ち寄った河川敷で見かけたのは、ツバメの巣立雛であった。たった1羽で、どうしたのだろうか。辺りを見渡してみるが、他には、姿が見当たらない。しばらく様子を見ていると、可愛い口を精一杯開けている。

左手の方から飛んで来たのは、親鳥であった。お食事タイムだったのだろう。親ツバメは、一瞬、雛に何かを口渡しにすると、あっという間に飛んで行ってしまった。

親鳥を追いかけるように、ツバメの雛は、全力で飛び立って姿が消えていた。

2022/6/14 アカシジミ

ずっと心待ちにしていたゼフィルスのシーズン。5月の末頃から、気にかけていたが、、アカシジミには、数回、出会いの機会に恵まれた。

最初は、アカツメクサの葉の上、次回は、栗の花咲くところ、ネムノキにもとまってくれた。アカシジミは、存在感があって美しい。今季、まだ、チャンスはあるだろうか。栗の林をもう一度,探して見たいと思う。

2022/6/13 キジ♀

田園風景が大好きで、以前は、四季を問わず、田んぼに何度も何度も足を運んでいた。しかし、年齢と共に、だんだん、体がきつくなり、田んぼへ通う回数も、かなり減って来ている。

それでも、みどりの田風が恋しくて、時折、田んぼに足を運ぶ。この日、あぜ道にキジの雄と雌の姿が遠くから見えた。車で、そっと近づいてみると、雄と雌は、別行動のようである。雄に出会う機会は多いが、雌との出会いは、案外少ないので、雌にレンズを向けることにした。

ブルブルと体を震わせる仕草が、何とも可愛かった。地味ではあるが、キジの雌は、大好きである。

2022/6/12 ルリタテハ

時折訪ねる近くの公園。小さな池もあり、夏場には、トンボも数種、見ることが出来る。今の時期は、ごく少数の蝶を見かけることがある。

この日も所要の帰り、立ち寄ってみると、杭のところに1頭の蝶の姿を発見。久しぶりに見るルリタテハであった。なかなか動こうとせず、心配したが、しばらく待つと、飛び立って1本の大きな樹のところに行き、樹液を吸っているようであった。近くに姿を見せたのは、サトキマダラヒカゲ。こちらの蝶も吸蜜しているように見えた。

ちいさな公園ののどかなひとこまである。

2022/6/11 カラスアゲハ

ゼフィルスの時期を迎え、昨年、残念な思いをしたので、今年こそはと色々探している。そのひとつが、ウラゴマダラシジミであった。イボタノキに集まるとのことで、まだ見たことのない、イボタノキを探していたのだが、遠くから見ると白い花が目につき、近づいてみると、何とそれがイボタノキであった。

最初に目についたのが、カラスアゲハであった。ブルーの光沢があり、とても魅力的に見えた。続いて飛んで来たのが、オレンジ色の蝶であった。ミドリヒョウモンかと思ったが、帰宅後、調べてみるとメスグロヒョウモンであることが分かった。

肝心のウラゴマダラシジミは、この後、登場したのだが、イボタノキに出会ったお陰で、初めての出会いのカラスアゲハやメスグロヒョウモンの雄に出会えて嬉しい限りである。

2022/6/10 キジ

時々訪れる田園地帯。最近の田んぼは、ひとつの田んぼが、大きすぎて、畦もなく、何とも殺風景になっている。しかし、私が好んで訪れる、この田園地帯は、昔ながらの田んぼで、ひとつひとつの田んぼが小さい。あぜ道には、ハルジオンなど、野の花が咲いて、何とものどかで大好きである。

その田んぼのあぜ道で出会ったキジの雄と雌。ドラマを見ているようで、何とも楽しくほのぼのとした気分に浸ることが出来た。雄のいる方向に向かって雌が、急ぎ足が向かったのだが、何と、雄の前を素通り。呆気にとられているキジの雄の表情が、実に楽しかった。

雌が、急ぎ足で、雄の前を素通りした理由は、何なのだろう?男女の仲が、何とも複雑であるのは、人間界ばかりではないようである。

2022/6/10 ミドリシジミ

蝶との出会いの中で、特に楽しみにしているのがゼフィルスの時期である。昨年は、体調が整わず、残念な思いをしたので、今年こそはと心待ちにしていた。その中で、一番気になっていたのが、ミドリシジミとの出会いである。翅を閉じた状態のものは、何とか撮影しているのだが、開翅を何とか見たいものだと思い続けていた。

ミドリシジミが観察出来ると教えて頂いた公園に朝早く行ってみると、まだ、どなたもいなくて、どこを探せば良いのかさっぱり分からない。しばらくすると熟知された方が、次々に到着され、ミドリシジミを見つけてくださった。何と有り難いことに「こっちにいますよ。」と声をかけてくださる。

感謝しながら、レンズを向け、念願のミドリシジミの開翅シーンを撮影出来たのだった。今度は、雌に会ってみたいものである。

2022/6/9 アサマイチモンジ

初夏は、色々な花が目につき、散策が楽しい。特に白い花をあちこちで見かけ、今まで、それほど気にもとめていなかったが、名前が分かると親近感が湧き、嬉しさが増す。

思いがけず見つけたウツギの花。♬卯の花の匂う垣根に 時鳥(ほととぎす)早も来鳴きて♬とうたわれた「夏は来ぬ」の卯の花とは、このウツギの花のことだったのだと、しみじみ思う。

そのウツギの花は、チョウ達に大人気。この日は、キタテハとモンシロチョウ、それにアサマイチモンジが吸蜜に来ていた。アサマイチモンジは、今まで、あまり出会いの機会がなかったので、特に嬉しく心に残るものとなった。

2022/6/8 オオヨシキリ

まだ枯れた葦がたくさん見られる草原の一角。ところどころ緑色の草も見えて、初夏の装いになりつつある。声も無く音も無く、静かに姿を見せた鳥がいる。オオヨシキリのようである。あの賑やかな囀りは、全くなく、少しの間、枯れた葦にとまって、すぐに飛び去った。

上空を見るとチョウゲンボウが、ホバリングしている。ほどなく葦原に急降下。何か獲物を見つけたのだろうか。近くの枯れ枝には、モズがとまった。まだ若い個体のようである。静かな静かな草原のひとこまである。

2022/6/8 テングチョウ

5月の末頃になると栗の花が、あちこちで目につくようになる。栗は、独特の香りを放つので、遠くからでもその存在が良く分かる。栗に集まる蝶も多いので、気を付けて観察すると、思いがけない出会いが待っていることがある。

この日、1本の栗の木を遠くから眺めて見ていたのだが、上の方に、見慣れない蝶らしき姿を発見。双眼鏡を覗いてみると、姿、形から、どうやらテングチョウのようであった。なかなかその場を動かなかったが、飛び立ったところが、辛うじて1枚撮れていた。思いがけない嬉しい出会いであった。

2022/6/7 キジ

春から初夏にかけて、田園地帯で出会いの機会の多いのが、キジである。3月の末頃から田んぼ回りをするとキジ、特に雄のキジに良く出会った。母衣打ちを撮影したいと思っていたのだが、何度かチャンスはあったものの、タイミングが合わず、なかなか実現しなかった。

この日、少し足を伸ばして、田んぼ回りをしたのだが、全く出会いがなく、帰路、地元の田んぼに立ち寄ってみると、緑の田んぼに鮮やかな雄のキジの姿が目に飛びこんで来た。光線も程良く、カメラを向けると何とタイミング良く母衣打ちをしてくれたのである。何度も何度も残念な思いをしていたので、この出会いは、ことのほか嬉しかった。緑の田んぼに鮮やかな雄のキジの姿は、とても美しく目に心に残るものであった。

2022/6/6 ウラゴマダラシジミ

昨年、体調不良のため、楽しみにしていたゼフィルスを探しに出歩くことが出来なくて、とても寂しい思いをしたので、今季こそはと、楽しみにしていた。

アカシジミは、思いがけずムラサキツユクサの上に乗っかっている姿を間近に見られたが、後が続かない。そう思っていたところ、今度も思いがけずイボタノキを見つけることができて、初見のウラゴマダラシジミに会えた。

イボタノキには、色々なチョウが飛んで来たが、ルリシジミが、2頭で、頻繁に姿を見せていた。最初、それをウラゴマダラシジミと勘違いしていたが、本物の登場で、その大きさの違いが、とてもよく分かった。

初見は、嬉しいものである。イボタノキの花は、もうほとんど終わりかけていたので、今度会えるのは、来季となることだろう。出会いに感謝である。

2022/6/5 コムラサキ

自宅からそれほど離れていないところに、いくつかの公園がある。それぞれ小さな公園なのだが、心落ち着くところなので、時折、足を運んでいる。

久しぶりに訪ねた公園の一角で、ふと見上げた樹のところに1頭の蝶がとまっていた。裏翅しか見えなかったが、コムラサキであることが、分かった。レンズを向けていると、さらに1頭、飛んで来た。こちらもコムラサキのようである。どうやら樹液が出ていて、それをお目当てに姿を見せたようだ。

帰宅後、PCに取り込んでみると、2頭のコムラサキは、雄と雌のようであった。思いがけない嬉しい出会いであった。

2022/6/4 シジュウカラ

夜半から降り始めた雨が、朝も残り、辺りは、しっとりと濡れている。雨の日は、窓越しに見る光景は、何とも寂しいものである。小鳥の声が、だんだん近づいて来るのを感じて、窓を開け、ベランダに出てみた。

声の主は、シジュウカラであった。巣立って間もない雛たちのようである。数羽の姿がチラチラ見えたが、茂みの中に入ってしまって、その姿を確認するのも難しい。1羽が、良く見えるところに姿を見せ、大きな口を開けた。どうやら給餌の時間のようで、親鳥が、ご馳走を運んで来たようだ。ほんの一瞬、あっという間の出来事であったが、何とか写真を撮ることが出来た。

鳥たちは、子育ての季節。遠くからそっと見守りたいものである。

2022/6/3 アカシジミ

今年もゼフィルスの時期を迎え、ソワソワと落ち着かない。3年前に初めてゼフィルスと言う言葉を知り、アカシジミ、ウラナミアカシジミ、ミズイロオナガシジミ、ミドリシジミの4種に出会って、大いに胸ときめいたものであった。

昨シーズンは、体調が不調だったこともあって、全く出会いが叶わなかった。今季は、何としても1種でも会いたいと思っていたところ、朝早く訪れた公園で、嬉しい出会いが待っていてくれた。

アカツメクサの葉にとまったアカシジミである。羽化してそれほど時間が経過していないのだろうか。全身が、とても新鮮で、翅の傷みも全くなく、大いに感動したのだった。出会いに感謝のひとこまである。

2022/6/2 ウツギの花と蝶

遠くから見ると、真っ白な花で覆われたように見える1本の木。近づいて見るとウツギの木であった。その花の蜜を求めて、チョウが集まって来る。

一番多いのは、キタテハのようである。続いてモンシロチョウとアオスジアゲハ。皆、忙しく飛び回っていて、なかなかじっとしていてくれない。あんなに忙しく動き回って、蜜が吸えるのだろうか。時折、大きめの蜂が飛んでくるので、警戒しているようである。

ウツギは、今、花盛り。チョウたちの楽園のようである。

2022/6/1 散歩道

いつものように、ゆっくり歩く散歩道。汗ばむほどの日もあったり、吹く風がひんやりする日もあったりで、今の時期は、天候が落ち着かない。

早いもので、今日は、もう水無月。田んぼでは、連休の頃に植えられた早苗が、すくすく育って、薫風に揺れていることだろう。散歩道では、テントウ虫など、昆虫が目につくようになり、植物も色とりどりである。久しぶりに見る2種類のテントウ虫、羽化したばかりと思われるオオミズアオ。一際目立つのは、シモツケのピンク色の花。見上げるとザクロの花も咲いていた。

ゆっくり歩く散歩道。ささやかな出会いを求めて、また歩いてみたいものである。

2022/5/31 チュウシャクシギ

今年の春の渡りでは、シギチとの出会いが、極端に少なかったが、これが最後と思える日に、チュウシャクシギ、ムナグロ、キョウジョシギ、キアシシギの群れに出会えたことは、何とも嬉しいことであった。

少ない少ないと言いながらも、チュウシャクシギには何度か出会っている。畦で休んでいるチュウシャクシギのところにまるで家族のようにキアシシギが並んだ光景は、見ていて、心が和んだ。

今度、シギたちに会えるのは、秋の渡りだろう。渡りの中継地としての田んぼや蓮田の環境が、変わることのないよう、願うものである。

2022/5/30 コジュリン

新緑の季節の5月。とは言え、葦原は、まだ枯れ草色が広がっている。そこで出会ったのは、コジュリンの雄と雌。♫チョッピチュリリリピッ♫の声が、そよ風に乗って、時々聞こえて来る。

別の場所でも、コジュリンに出会っていたが、ここは、コジュリンとの距離が近い。肉眼でもはっきりその姿を見ることが出来て感激であった。雌は、かなり距離があったが、それでも何とか写真を撮ることが出来た。

葦原が、もう少しすれば、緑色に変わることだろう。その頃、また訪ねてみたいものである。

2022/5/29 散歩道

いつも良く歩いている近隣コースとは、ちょっと趣を変えて、車で少し足を伸ばし、そこからしばらく歩いてみた。一番期待していたのは、コチドリだったが、残念ながら全く姿を見ることがなかった。代わりにヒバリが、姿を見せてくれて軽やかな足取りを披露してくれた。

辺りには、ヤマフジがたくさん咲いていて、近くにあるアカツメクサと共に、なかなか美しい眺めであった。アカツメクサには、モンシロチョウがとまってくれた。のどかな初夏の昼下がり。心地良い風が、吹き抜けていった。

2022/5/28 キョウジョシギ

田んぼの春の渡りで、期待しているシギのひとつがキョウジョシギである。秋の渡りでは、ほとんど見る機会がない。そのキョウジョシギだが、今季は、なかなか出会いの機会が巡って来なかった。

小雨の降る日、ムナグロと一緒にいる1羽のキョウジョシギの姿を見つけたときは、嬉しかった。かなり距離があり、近づいて来てくれることはなかったが、何とか撮影出来たことは、有り難いことで、感謝あるのみである。

2022/5/27 散歩道

近隣をゆっくり歩くと実に色々な発見があって、その度に驚いている。通りに沿って植えられているアジサイだが、すいぶん色々な種類があるものだと感心するばかりである。日陰のところで見つけたのは、トキワツユクサ。透明感があって、素敵な野の花である。

足元にばかり目をとめていたが、♬ジュリジュリジュリの声に林の中に目を転じると、エナガが、追いかけっこしている。あまりの速さに、とても撮影どころではないが、きっと兄弟なのだろう。今度は、もっとゆっくり撮影させて欲しいものである。

ゆっくり歩く散歩道。何度歩いてもその度に新鮮な出会いがあり、感謝するばかりである。

2022/5/26 ムナグロ

期待していた田んぼの春の渡り。例年訪れていた蓮田地帯には、都合で足を運べなかったが、近くの田んぼで、毎年見られていた、ムナグロ、キアシシギ、キョウジョシギ、チュウシャクシギには会えるだろうと、何度か足を運んだ。

しかし、早苗の揺れる田んぼが広がるばかりで、シギチだけでなく、鳥の姿が見られない。この地域に限ったことではなく、あちこちで鳥が少ないようだ。

そのような中で、嬉しい出会いがあった。小雨の降る日であったが、ムナグロ、キアシシギ、キョウジョシギ、チュウシャクシギに会えたのである。特にムナグロは、グングンぐんぐん近づいて来てくれて心に残る出会いとなったのである。

2022/5/25 散歩道

ゆっくり歩く散歩道。数日、間をあけると、草花の表情が激変しているのに、いつも驚いている。あの花は、どこに行ったの?と思うが、しおれてしまって見る影もなかったり、いつの間にか実になっていたり。驚くばかりである。

すっと気になっていた八重のドクダミ。1年ぶりに訪れてみるとひっそりとその姿を見せてくれた。こんなに小さな花だったかしらと驚きながらレンズを向ける。ヒルザキツキミソウの咲く畑のところには、カラスが2羽姿を見せてくれた。これは、ハシボソガラスだろうか。

帰り道では、ひさしぶりにハナイカダも見ることが出来た。ゆっくり歩く散歩道。また歩いて見たい散歩道である。

2022/5/24 コゲラ

久しぶりに訪れた公園。桜の木を良く見ると、小さいけれど、真っ赤なサクランボが、いくつか目についた。きっと鳥たちは、大喜びのことだろう。そう思って、桜の木を良く良く見るとコゲラがとまっている。コゲラは、サクランボには、見向きもしなかったが、木を少しだけ突いて、飛び去って行った。

その後、もう1羽のコゲラが飛んで来たが、葉陰に隠れて撮影は、断念した。4月のころ、真っ白なお花を見せてくれたホウキモモが、いくつも実をつけているのを見つけた。この実が熟れる頃、また公園を訪ねて見たいと思う。

2022/5/23 散歩道

ゆっくり歩く散歩道。その日の気分で、歩くコースを選んでいる。この日は、車を少し走らせてから歩くことにした。まわりには、ジャガイモ畑があって、真っ白な花が、見事に咲いていた。

歩き始めて間もなく、桐の花が咲いていることに気がついた。すでに終わりに近いようで、薄紫の花が、たくさん落ちていた。ヒラヒラ飛んで来てカタバミにとまったのは、ヒメウラナミジャノメ。オレンジ色に見えるチョウが、2頭飛んでいたが、ようやく1頭が、とまり、良く見るとサトキマダラヒカゲのようであった。

近隣の散歩では、あまり会えないチョウに会えて、何とも嬉しいことであった。

2022/5/22 コジュリン

♫チョッピチュリリリピッ♫懐かしい声が聞きたくなって、麦畑のある田園地帯に向かった。昨年までは、耕作されていない草地がたくさんあって、野の花も咲き、のどかな田園地帯であったが、すっかり様変わり。一面、麦畑と水田が広がっている。

このような環境で、コジュリンに会えるものだろうか。かれこれ10年以上も通った田園地帯である。あまりの変わりように言葉がない。車でぐるっと回ってみると、ようやく♫チョッピチュリリリピッ♫の声が聞こえて来た。距離はあるものの、やっとコジュリンの姿を確認出来て、一安心。

今度は、もう少し近くで出会いたいものである。

2022/5/21 ヒバリ

家を出るときは、どんよりした曇り空であったが、途中からポツリポツリと雨が降り始めた。このような日を選んで出掛けることもないのだが、なかなか都合がつかず、田んぼ道を車で走ってみた。

雨の日の利点は、ほとんど人に会わないことである。農家の人も雨の日には、姿を見かけることは、ほとんどない。この日、一番多く見かけたのは、ヒバリである。草の上にちょこんと乗っているヒバリは、何とも愛らしかった。草に隠れるようにしているヒバリもいて、それは、それで可愛かった。

一瞬、キジが飛んだので、一応、レンズを向けてみた。雨の日の田んぼも、なかなか良いものである。

2022/5/20 キアシシギ

田んぼで見られる春の渡り。今季は、近くの田んぼでみられるシギチの何と少ないことだろう。いつもは、群れで見られていたキアシシギだが、全く姿を見る機会がない。がっかりしていたが、思いがけないところで、キアシシギ数羽の姿を見かけた。

雨の降る暗い日であったので、視界が悪く、見落としそうであったが、あぜ道で休息しているシギの姿が目にとまり、車をとめてみるとキアシシギであった。近くには、チュウシャクシギもいて、一緒に行動しているように見えた。キアシシギは、4羽だけであったが、今季初めての嬉しい出会いである。

2022/5/19 散歩道のひとこま

雨の日が続いて、まるで梅雨時のようである。束の間の日差しを愛おしむように、時折、近隣を歩いている。野鳥に熱中していた頃は見向きもしなかった昆虫や植物にも目をむけるようになり、時折の散歩が、とても楽しみになっている。

名も無き野の花にしっかりとした名前がつき、毛嫌いしていた昆虫も帰宅後、ネットで調べてみる。季節の移ろいを肌で感じることが出来るのは、何とも幸せなことである。

2022/5/18 キョウジョシギ 他

渡りのシギチに会いたくて、何度か近くの田んぼに足を運んでいるが、今季は、渡りに異常があったのだろうか。見渡す限り、早苗の揺れる田んぼが広がるばかりである。例年だと、ムナグロ、キョウジョシギ、チュウシャクシギ、キアシシギは、苦労せずに見られたものであった。

やっと出会えたキョウジョシギ。かなり離れた田んぼの畦にたった1羽である。近くに姿を見せてくれたヒバリが、慰めてくれているように見えた。カワラヒワも賛助出演。今年の田んぼは、実に寂しい。

2022/5/17 散歩道

昨年の今頃、初めてブルーベリーの花を目にすることが出来た場所。ずっと気になっていたが、なかなかそこまで、脚を運べなくて、ようやく出掛けることが出来た。杏の実も気になっていたが、小さな実が、いくつもついていて、一安心。杏の花が咲く頃、訪れたかったが、花の時期は、見逃してしまった。

鳥との出会いは、皆無であったが、蝶には、いくつか出会うことが出来て、ホッとしている。ニワゼキショウやムラサキサギゴケなど野の花も優しく微笑んでくれた。また、ゆっくり歩いてみたい散歩道である。

2022/5/16 ムナグロ

田んぼで見られる春の渡りのシギやチドリ。その代表選手ともいえるのが、ムナグロだろうか。今季、なかなか出会いの機会に恵まれなかったが、距離はあるものの、何とか二度ほど出会いの機会に恵まれた。

飛翔シーンとまではいかないが、背後からの写真が撮れたので、ムナグロの羽の模様が良く分かって嬉しくなってくる。ムナグロの渡りのルートは、春と秋では、異なっているようで、春は、多数のムナグロを見る機会があるが、秋は、ほとんど出会いがない。

今季も出会えたことに感謝である。