[ タマシギ ]
- タマシギ Greater Painted Snipe
干潟では、もうすでに渡りのシギ・チが入って来ているようで、田んぼの様子が気になり出かけてみた。数年前までは、7月末になると、ポチポチとではあるが、シギ・チが入り始め、汗をふきふき田んぼ通いを好んでしていたものであった。
ところが、ここ1~2年、田んぼで見られるシギ・チが激減し、8月半ばに行われていたシギ・チ探鳥会もやむなく中止。何とも寂しく思っている。それでも諦めきれず、田んぼや蓮田に時折、足を運ぶ。
この日も、蒸し暑い日であったが、シギ・チが渡って来そうな田んぼを探し回っていると、突然、前方から、なにやら鳥が飛んで来た。大いに慌てて、レンズを向けると、どうやらジシギらしい。よくよく見ると、何とそれは、タマシギであった。ビックリするやらドッキリするやら。真夏の田んぼで、思いがけない嬉しい出会いであった。