タイトル:九羽の白鳥 とりどり日記

[ 稲穂を啄むカルガモ ]

2017/8/16 のどかな田んぼ

お盆を過ぎると、田んぼを吹き渡る風にも秋の気配を感じるようになってくる。稲田は、すっかり黄金色になり、収穫の時を待つばかりである。真夏の田んぼで、良く出会うのは、カルガモとキジ、スズメ、ツバメ、カワラヒワと言った顔触れだろうか。

カルガモは、大抵、畦道で数羽、休んでいることが多い。時には、水の入った休耕田で見かけることもある。この日出会ったのは、美味しそうな新米に飛びつくカルガモであった。思いっきり背伸びをしている姿が、微笑ましくて、思わずレンズを向けた。赤い足が、まるでハイヒールのようにも見えた。真夏の田んぼのひとこまである。