タイトル:九羽の白鳥 とりどり日記

[ ツルシギ ]

2020/1/4 田んぼのひとこま

秋の渡りが済んだ後の田園地帯は、シギチの姿がすっかり少なくなり、何とも寂しい限りであった。それ故、自然と足が遠のき、田んぼや蓮田を見回る機会がぐ~んと減ってしまったのが実情である。しかし、もしかしたらとの思いで出掛けてみると何とも嬉しい出会いがあった。

大好きなツルシギが、すぐ目の前に姿を見せてくれたのである。越冬中のツルシギには、沼のほとりでも出会っているが、場所が変われば、また印象が違う。あのスラリとした長くて赤い脚が、冬の日差しを浴びて一層美しく見えた。