タイトル:九羽の白鳥 とりどり日記

[ ツルシギ ]

2020/1/14 蓮田のひとこま

越冬のシギチの姿を求めて、時折、冬の蓮田地帯に足を運んでいる。ひっそりと静かな蓮田地帯を回っていると1羽のシギの姿を見かけても胸弾む思いがする。逆光のため、土手から見るとシルエット状で、おそらくオオハシシギであろうとの予測しかつかなったが、順光側に回ってみると何と嬉しいことにツルシギとオオハシシギが2羽で仲良く並んでいる。

2羽は、ゆったりと休んでいて動く気配がなかったが、しばらく様子を見ることにした。ほどなくツルシギに動きが見られ、羽繕いを始めた。さらにその後、水浴びまで始めたのである。その間、10分くらいであったろうか。冬の柔らかな日差しを浴びてツルシギもオオハシシギも心地良さそうな表情を見せてくれ何とも心和む思いがしたのである。