蝶との出会いの中で、特に楽しみにしているのがゼフィルスの時期である。昨年は、体調が整わず、残念な思いをしたので、今年こそはと心待ちにしていた。その中で、一番気になっていたのが、ミドリシジミとの出会いである。翅を閉じた状態のものは、何とか撮影しているのだが、開翅を何とか見たいものだと思い続けていた。
ミドリシジミが観察出来ると教えて頂いた公園に朝早く行ってみると、まだ、どなたもいなくて、どこを探せば良いのかさっぱり分からない。しばらくすると熟知された方が、次々に到着され、ミドリシジミを見つけてくださった。何と有り難いことに「こっちにいますよ。」と声をかけてくださる。
感謝しながら、レンズを向け、念願のミドリシジミの開翅シーンを撮影出来たのだった。今度は、雌に会ってみたいものである。