少し涼しくなるのを待って夕方の時間、近隣を歩いてみる。思いがけない発見があったり、出会いがあったり、楽しみながらの散歩である。一番の目的は、歩行のトレーニングであるが、自然に恵まれた環境に住んでいることに大いに感謝している次第である。
見上げるとザクロがいくつか実をつけていて、小さな公園は、ドングリがいっぱい実をつけている。木陰に入ってみると蜻蛉がふわりと飛んだ。「とまってね!」と心の中で念じると、思いが届いたようである。どうやらこの蜻蛉は、ナツアカネらしい。すぐ近くでは、カリンがたくさん青い実をつけている。足元には、キキョウが涼しげである。散歩道は、のどかである。