冬の蓮田地帯では、シギたちとの出会いは、限られているのだが、気になって出掛けてみることにした。タシギの群れを見た後、回った蓮田で待っていてくれたのは、アボセット(ソリハシセイタカシギ)であった。かなり距離があったので、出会いの記念に数枚、シャッターを押し、他の蓮田を回ってみることにした。
2時間ほど経って、戻ってみると、朝、見かけたところより、ずっと近くにいて、水がたっぷりの蓮田で採餌中であった。見ている限りでは、あまり食料は、豊富とは言いがたい状況であったが、一心に採餌している姿には、胸打たれるものがあった。