2025/12/1 散歩道
ゆっくり歩く散歩道。季節の移ろいを感じつつ近場の自然と向き合っている。今、紅葉、黄葉が美しいが木の実もいろいろ楽しめる。真っ赤に色づいた小さな実。調べてみるとウメモドキのようである。びっしりと可愛い赤い実が初冬の青空に向かって何とも美しい。
これからの季節、木の実に目を向けて散歩を楽しもうと思う。
2025/12/3 散歩道
ゆっくり歩く散歩道。今の季節は、紅葉、黄葉が美しく、その出会いが楽しみである。数日前の出会いであるが、初冬の日差しを浴びて紅葉が色鮮やかに美しさを披露してくれた。その美しさにしばし足をとめて、ため息交じりに観賞させて頂いたのだった。今年は、夏の暑さが長く続いたので、植物も大いに戸惑ったようである。それでも何のためらいもなく季節を感じさせてくれた紅葉には、感謝の気持ちでいっぱいである。
2025/12/6 今年最後の満月
昨夜の月は、実に美しかった。今年最後の満月と友人に教えていただき、暖房のきいた部屋から一歩ベランダに出てみると外気温の肌を刺すような寒さに一瞬たじろぐ。思い切って身を乗り出してみると煌々と輝くお月さまの姿が目に飛び込んで来た。
冴ゆる月。何と美しいことだろう。かぐや姫の話が思い浮かんだ。心に残る満月であった。
2025/12/7 散歩道
今日は、早、大雪という。12月を迎えてから急速に寒さがしのびよってきて朝夕の冷え込みは、体に染み入るようである。
少し前の出会いから、紅葉まっさかりの写真があったので、改めて見直している。大きな銀杏の木は、すでに大方、葉を落とし、紅葉があちらこちらで美しさを競い合っているようであった。初冬の日差しを浴びて紅葉の裏側から見ると実に美しかった。もう見頃を過ぎてしまったことであろう。来年もまた、美しい紅葉が見られることを願っている。
2025/12/10 「ちょっと失礼!」
久しぶりに訪れた沼のほとり。例年、師走を迎える頃に飛来するカモたち。今季は、いつもの年にも増してトモエガモがたくさん飛来しているとのことであった。
沼のほとりに立ってみると噂の通り、たくさんのカモの群れ。オナガガモも多いが、トモエガモの数の多さに驚くばかりである。
その群れの中の一羽が、オナガガモの上を「ちょっと失礼!」と言いながら飛んで行った。ほのぼのと心和む光景であった。
2025/12/13 沼のほとり
沼のほとりで出会ったのは、トモエガモの群れ。かなり大きな群れが見られると聞いてはいたが、その光景は、実に壮大であった。羽音と共に飛び立つシーンには、胸打つものがある。年々、その数を増しているように聞いてはいるのだが、まさに圧巻というにふさわしいシーンであろう。故郷へ旅立つ日まで、ゆっくり過ごして欲しいものである。
2025/12/15 沼のほとり
久しぶりに訪れた沼のほとり。会いたかったのは、モモイロペリカンのカンタ君。相当高齢であると思われるカンタ君。元気でいてくれるだろうか。車を降りて沼のほとりに立つとオナガガモやヨシガモ、トモエガモなどの群れが一望できる。
少し離れたところにあるボートを見ると白い塊が見えた。よくよく見るとモモイロペリカンのカンタ君である。ああ!元気でいてくれた!ホッとして安堵感が胸いっぱいに広がった。
2025/12/18 メジロとザクロ
ずっと気になっていた自宅近くの散歩道。重い腰を上げてゆっくり歩いてみることにした。歩き始めてほどなく小さな鳥の声が聞こえて来た。声のする方角に進んで行くと小さな鳥影が見える。声の主は、メジロとコゲラ。それにシジュウカラとエナガの群れのようである。
鳥たちは、すっかり葉を落した木々の間を飛び回っているのだが、逆光でよく見えない。その様子をじっと待って観察していると数羽のメジロがザクロの木にやって来た。今度は、順光で見えやすい。何とザクロの赤い実を啄んでいる。ルビー色のザクロの実。久しぶりに見る小鳥の姿にワクワクした散歩道のひとこまである。
2025/12/19 ベランダバードウォッチング
朝のひととき、ベランダに出てみると、聞き覚えのある小鳥の声が聞こえてくる。そう!あの人懐っこい声の持ち主は、ヤマガラである。しばらくすると♫コンコンコンと木の実を打ち付けるような音。
朝日が眩しくて良く見えないのだが、何とかヤマガラの位置が分かった。しかし、小枝が邪魔をして、なかなか良い位置にには移動してくれない。一心に木の実(おそらくエゴノキの実)を打ち付けている。やっと木の実をつまむことが出来たようだ。そこにヒヨドリが邪魔に入り、今日のヤマガラの舞台は終わりである。
2025/12/20 ベランダバードウォッチング
朝のひととき、ベランダで繰り広げられたのは、ヒヨドリの登場によってヤマガラは、退場せざるをえなかったひとこまである。もう少しヤマガラのシーンを撮影したかったのだが、いつもヒヨドリは、憎まれ役である。
しかし、パソコンに取り込んでヒヨドリの表情をよくよく見てみると何とも愛らしい目をしている。鳥との出会いの少ない昨今、ヒヨドリとの出会いにも感謝である。
2025/12/29 散歩道
少し前のことになるが、自宅近くをほんの少し歩いてみたことがある。歩くことが少々難しくなってきているので、一歩一歩を大切にゆっくり歩いている。そのおかげで、ほんの些細な出会いでも心豊かになれるような気がする。
師走も半ばというのに紅葉がとても綺麗であった。その紅葉の一枚一枚が美しい。わずかに残った黄葉が冬の青空に一枚かすかに揺れている様は、なんとも愛おしい。また、ゆっくり歩いてみたいものである。
2025/12/31 散歩道
今年もいよいよ余すところ後数時間となりました。家にいることの多かった1年ですが、自宅近くを歩いたり、時には、大好きなシギチのポイントに足をのばしたこともありました。大好きな鳥見の時間が大幅に減って何とも寂しい限りですが、何とか一日一日を過ごしていけることに感謝しつつ来る年も平安であることを願っております。
このとりどり日記を訪問くださる皆様のお力に支えられ「九羽の白鳥」の更新が続けられましたことに心から感謝の意を表したいと思います。くる年もどうぞよろしくお願い致します。