鳥たちの広場

[三宅島とりどり旅行記(その1)]

ウチヤマセンニュウの写真 イイジマムシクイの写真 アカコッコの写真
オーストンヤマガラの写真 オーストンヤマガラの写真 アカコッコの写真
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初めて三宅島を訪れたのは、2005年7月、アカコッコ館再開の直前であった。鳥についての知識は、それほど多い訳ではなかったが、鳥に対する探究心は、今の私よりも強かったかもしれない。竹芝桟橋を夜10時半に出港し、翌朝5時前に、三宅島に到着した。船の到着を待つように待機していたバスに乗り、アカコッコ館に向かった。伸び放題の草むらを分け入るようにして水場に向かった、あの夏の日が懐かしい。

その三宅島に再び訪れる機会が巡ってきた。5月25日の夜、竹芝桟橋で船に乗り、日頃、鳥見でお世話になっている方々と総勢9名で三宅島に向かった。

最初に訪れたのは、ウチヤマセンニュウのポイントである。海岸近くのポイントに着くと、柔らかな朝の光を浴びてウチヤマセンニュウは、高らかにさえずっていた。しばらくさえずっては、飛び去り、また戻って来ては、高らかにさえずる。前回、時間の都合で断念したポイントであるだけに、ウチヤマセンニュウとの初めての出会いは、嬉しかった。

アカコッコ館の水場は、3年前と変わりなく、鳥たちの声を除けば、静寂そのものであった。イイジマムシクイの声とホトトギスの声が辺りを包み、時折、アカコッコ、タネコマドリ、モスケミソサザイ、オーストンヤマガラの声がする。

水場に頻繁に現れたのは、イイジマムシクイである。アカコッコ、オーストンヤマガラ、シチトウメジロも何回か現れ、水浴びしていた。ここで観察した多くの鳥は、標識をつけていることが多かった。

民宿の庭先にも、アカコッコ、オーストンヤマガラ、イイジマムシクイ、シチトウメジロなどが姿を現し、私達を楽しませてくれた。

三宅島は、鳥たちの元気な声で、満ち満ちている。

三宅島の鳥たち
三宅島の鳥たち
三宅島旅行記1
三宅島旅行記1
三宅島旅行記2
三宅島旅行記2
三宅島旅行記3
三宅島旅行記3
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