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網走国定公園にある能取湖、その南岸の卯原内付近にサンゴ草の大群落がある。サンゴ草が深紅のじゅうたんを敷き詰めたように広がるころ、北の大地には秋が訪れる。サンゴ草は、塩分の多い湿地に生える葉のない一年草で10〜20cmくらいの高さである。昼夜の寒暖差が大きくなる8月下旬頃、緑から赤へと色を変え始める。サンゴ草は、別名、アッケシ草とも呼ばれる。 |
そのサンゴ草の大群落にシギたちが訪れることがある。昨年は、エリマキシギとツルシギに出会い至近距離で撮影できた。今回、9月21日には、アカエリヒレアシシギ、9月22日には、ホウロクシギと出会う機会に恵まれた。昨年は、ユリカモメも近くで撮影出来たのだが、今回は鳥がなかなか姿を現してくれない。ユリカモメもずいぶん待ってようやく撮影できた。サンゴ草に絡めて今年も鳥たちを撮影できたのは、幸運であったようだ。 |
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