タイトル:九羽の白鳥 とりどり日記

[ バードバス ]

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2016/1/13 バードバス

冬鳥の飛来が少ないと嘆きの声が聞かれる中、小鳥たちが好んで集まる場所があると聞き、出掛けて来た。そこには、木の切り株にくぼみがあり、水を張っておくと、小鳥が次々に水浴びにやってくる。いわゆるバードバスが小鳥たちの人気スポットになっているのだった。

最初に姿を見せたのは、ビンズイ。豪快な水浴びを何度も何度も繰り返し、羽の水滴を振り払うように、ポーンとジャンプする。そして丁寧に羽繕いをする。近づいて来た シジュウカラに睨みをきかす場面も あって、ビンズイは、見掛けによらず気が強いらしい。ビンズイの水浴びが済むのを待つようにシジュウカラが現れ、さらに続いてメジロが2羽、バシャバシャと元気良く水浴びを楽しむ。

梅の木や松の木を飛び回っていたオジロビタキもバードバスに現れた。ゆっくり水を飲んだり、様子を伺ったり、どうやら、このバードバスが気に入ったようだ。オジロビタキに続いて姿を見せたのは、シメ。 強面のシメだが、神妙な面持ちで水を飲んでいる。

日によって、時間によってキクイタダキも水浴びにやってくると言うが、この日は、残念ながら松の木の中を飛び回るだけであった。