2016/1/17 久しぶりに
1年に一度、恒例となっている都内の庭園の訪問。いつの間にか10年以上続いている。初めて訪れたのは、鳥に関心を持ち始めて、まだ日が浅い早春のことである。出会う鳥が、どれも新鮮で眩しかった。この時の人と鳥との出会いが、野鳥の世界の深みに嵌り込むきっかけになっている。
静かな庭園をぐるっと回って最後に思い出の場所にたどり着くと、にこやかに「クロジが出ていますよ。」と声をかけてくださる方がある。昨シーズン、会うことが叶わなかったクロジ。久しぶりの出会いに胸が弾む。数年前には、もっと黒いクロジが居たとのこと。いつか真っ黒なクロジに会ってみたいものである。