2016/9/8 田んぼは、秋の気配
たわわに実った稲穂が、一面に広がる光景は、心が伸びやかになり、何とも美しい。その稲田も、刈り入れが順調に進み、刈り取った後の切り株だけが残り、寂しい光景に変わってしまった。収穫が、まだまだ先になる田んぼもあるが、役目を終えたという印象の田んぼには、侘びしさが漂う。
その田んぼで、チュウジシギに出会った。今にも雨が降りそうな薄暗い日であったので、見落としそうになったが、刈り入れの済んだ田んぼで、隠れるように、じっとしているジシギを見つけた。肩羽が、タシギのそれとは、明らかに違う。おそらくチュウジシギであろう。
田んぼの光景は、寂しくなったが、これからタシギとの出会いも楽しみである。