タイトル:九羽の白鳥 とりどり日記

[ アビ ]

2017/3/21 出会いは思いがけず

今季、何度か足を運んだ波崎や銚子方面の海辺。昨シーズンは、かなり遅くまでシロエリオオハムをたくさん見る機会があったのだが、今シーズンは、何故か、オオハムが多く、シロエリオオハムが極端に少ない。そのような中で、アビを見たいと望んだところで、恐らく無理であろうと半ば諦めていた。

オオハム2個体を観察した後、右手にもう1羽、オオハムらしい姿が見えたので、一応撮影しておこうとレンズを向けたところ、程なく飛び立ち、あっという間に姿が見えなくなった。画像を確認すると、オオハムとは羽が違うし、嘴も明らかに違う。数冊の図鑑で確認するとアビのようである。長い間、会いたいと願っていたアビ。束の間の出会いであったが、思いがけない嬉しい出会いであった。