タイトル:九羽の白鳥 とりどり日記

[ 秋ケ瀬の鳥たち ]

2017/3/22 弥生の公園

吹く風にも、降り注ぐ柔らかな日差しにも、春の気配を感じる日々を迎え、気になっていた公園に出掛けてみた。一番期待していたのは、レンジャクだが、ヤドリギの実は、たくさんあるものの、鳥影が何とも薄い。遠くの樹間を横切ったのは、アカゲラ。聞き覚えのある声を残して、あっという間に姿を消してしまった。

シロハラは、愛想良く出迎えてくれ、今季初めての出会いのアカハラも姿を見せてくれた。エナガは、2羽で、巣材探しのようで、頻繁に飛び回っていた。モズは、木陰ながら、ゆったりと羽を休め、モデルの役を務めてくれた。池の畔では、カワセミが、何度も何度もダイビング。見事にエビをゲットし、悠々と食事を楽しんでいるように見えた。トラツグミ、カワラヒワ、アオジなどにも出会ったが、最後に出会ったアリスイが、鳥影の少ない中で、心に残るものとなった。