タイトル:九羽の白鳥 とりどり日記

[ ミツユビカモメ ]

2017/4/25 春の海辺

寒い間、何回か足を運んだ波崎・銚子方面。日によって変動はあるものの、カモメは、ずいぶん数多く見かけた。日に日に暖かさを増し、今では、岸壁に並ぶカモメは、数えるほどになってしまった。

そのような中で、1羽のミツユビカモメを見つけた時は、嬉しかった。それも目の前で水浴びを始めたのである。あの黒い足もしっかり見える。バシャバシャバシャバシャ何度も何度も水滴を飛ばしながら、実に気持ち良さそうであった。体の大きなウミネコが、遠慮がちにミツユビカモメの後ろを通って行く。そんなほのぼのとした光景が、心に残る春の海辺のひとこまである。