タイトル:九羽の白鳥 とりどり日記

[ シメ ]

2017/4/26 旅立ち間近

すっかり花の散った桜に、時折、小鳥がやってくる。それは、シジュウカラだったり、コゲラだったり、アトリだったり、シメだったりする。緑の葉が、辺りを覆い、小鳥たちの姿は、見え隠れしている状態。そのような中で、比較的見えやすいのは、シメかもしれない。

シメのがっしりした嘴が、すっかり鉛色になり、時には、鈍い光を放って、何とも重厚感がある。四月も残りわずかとなり、シメの旅立ちも近いことだろう。園内の木々は、ますます緑の色を濃くしていく。