[ キョウジョシギ ]
- キョウジョシギ Ruddy Turnstone (2017年5月 印西市)
早苗の揺れる頃、シギ・チの渡りは、最盛期を迎え、数年前までは、毎日のように田んぼ通いをしたものであった。ツルシギは、真っ黒な夏羽になるまで、滞在してくれたし、エリマキシギが、夏羽に換羽していく様を見ることも出来た。しかし、今季、一体どうしたことだろう。あまりにも寂しい稲敷方面である。
手賀沼周辺では、ムナグロ、キョウジョシギ、チュウシャクシギなどは、見られている。キョウジョシギは、干潟でもたくさん見られるが、田んぼで出会うと、また違った趣がある。ところが、このキョウジョシギ、田んぼの畦で、土の塊を崩すので、農家の方は、その補修が大変なのだそうである。シギ・チ大好きな身としては、何とも複雑な心境である。