[ 春の渡りのシギ・チドリ ]
- キアシシギ Grey-tailed Tattler
- キョウジョシギ Ruddy Turnstone
- キョウジョシギ Ruddy Turnstone
- ウズラシギ Sharp-tailed Sandpiper
- ハマシギ Dunlin
- ハマシギ Dunlin
- トウネン Red-necked Stint
- ムナグロ Pacific Golden Plover
例年、春の渡りを観察している稲敷方面の蓮田や田んぼが、今季は、なぜか不調で、ほとんどシギ・チを観察することが出来なかった。少し離れた水田地帯を訪れてみると、キョウジョシギを筆頭に、トウネン、ハマシギ、ムナグロ、チュウシャクシギなどの群れを見ることが出来た。それも鳴きながら、群れで飛んでいる。畦で休んでいるシギのところに、別の群れが飛んで来て合流し、大きな群れになる。その様は、胸に迫るものがあり、「これぞ渡りだ!」と実感したのだった。
その日の印象が、あまりに強く、再び、水田地帯を訪れてみたが、チュウシャクシギ2羽とコチドリを観察しただけであった。あの日のシギの群れは、今頃、どこを飛んでいるのだろう。