タイトル:九羽の白鳥 とりどり日記

[ セッカ ]

2017/7/4 朝のひととき

鳥との出会いの少ない昨今だが、相変わらずの田んぼ巡り。緑・緑・緑。一面に広がる緑の稲田に心癒やされる思いがする。以前は、緑の稲田に白いサギが、たくさん集まり、遠くから見ると、まるで白い花が咲き誇っているかのようで美しかった。あのような光景は、望むべくもないが、あまりに寂しい昨今の田んぼである。

耕されず、草地になったところに1羽のセッカがとまっていた。かなり距離があり、鳥が多ければ見落としていたのだが、何が幸いするか分からない。遠くにとまった小さなセッカに、思わず心躍る朝の田んぼの光景であった。