[ オオヨシキリの雛 ]
- オオヨシキリの雛 Oriental Reed Wabler
沼のほとりで出会ったのは、オオヨシキリの雛。雛と言っても、ずいぶんしっかりした顔立ちだったから、幼鳥と表現した方が、適切かもしれない。母親が、せっせと餌探しに出かけ、帰って来る気配を感じると葦原の中が、騒がしくなる。葦が遮って姿が見えないのだが、葦原の中に数羽のオオヨシキリの雛がいるらしい。
その中の飛びきり元気な子が、葦原から飛び出し、一瞬、姿を見せてくれた。母鳥が運んできた朝食は、カエルであった。葦原は、また静かになり、しばらくすると騒がしくなる。沼のほとりのひとこまである。