2017/10/8 嬉しい朝 ♪ピョーピョーピョー♪哀愁を帯びた声が蓮田を通り抜けて行く。何度聞いても胸に迫るこの声は、アオアシシギの声である。西行の「心なき身にもあはれは知られけり鴫立つ沢の秋の夕暮れ」この歌が、決まって脳裏をよぎる。 収穫の済んだ田んぼに水がたっぷり入り、そこに2羽のアオアシシギが姿を見せてくれた。1羽が、思いがけず目の前で水浴びを披露してくれたので、羽の細部までも観察することが出来た。嬉しい朝のひとこまである。