タイトル:九羽の白鳥 とりどり日記

[ オオハシシギ ]

2017/12/8 蓮田も冬の気配

越冬のシギ・チとの出会いを期待して、相変わらず蓮田に足を運んでいる。出会いが少ないのは、承知の上なのだが、やはり現実の厳しさにがっかりすること、しばしばである。そのような中で、ずいぶん前に情報をいただいて、なかなか出会いの機会が巡って来なかったオオハシシギに会うことが出来た。

最初、目に入ったときは、シルエット状態で、草陰にいたので、それがオオハシシギであるとは、はっきり断定出来なかったが、特徴であるあの長い嘴を見た時は、ほっとして嬉しくなった。オオハシシギは、越冬して当たり前と思っていた考えは、通用しなくなり、寂しい限りである。冬の気配漂う蓮田で、2羽のオオハシシギと出会えたことは、心に残ることであった。