[ アメリカウズラシギ ]
- アメリカウズラシギ Pectoral Sandpiper
お天気は、今ひとつであったが、馴染みのフィールドである稲敷方面に向かったのは、昨年のクリスマス・イブのことである。今季、越冬のシギ・チは、あまり期待出来ないが、何か出会いはないかと蓮田を数カ所見て回ることにした。
最初の蓮田では、タシギが6~7羽、ゆったりモードで食事中。しばらくすると何かに驚いて一斉に枯れ草の茂みの中に隠れてしまった。次に回った蓮田は、ひっそりとしていて、時折、ハクセキレイが飛ぶのみ。蓮田をいくつか見ながら車を進めると1羽のシギの姿が見えた。タカブシギかもしれないと双眼鏡をのぞいてみると、なんとビックリ!アメリカウズラシギであった。
秋の渡りの時に出会いの機会を外してしまったので、アメリカウズラシギとの出会いは、ことのほか嬉しい。シギ・チとの出会いの少ない中で特に心に残る出会いとなった。