タイトル:九羽の白鳥 とりどり日記

[ ミヤコドリ ]

2018/1/16 嬉しい出会い

久しく足を向けることのなかった三番瀬。お声をかけて頂いて、重い腰をあげ真冬の三番瀬に向かった。ちょうど程よく潮が引いて、砂浜を歩くのも気持ちが良い。前方に見えるのは、富士山。良く晴れて、富士山が、一層美しい。手前には、ミヤコドリの姿が見える。人参のような橙色の綺麗な嘴が印象的だ。全部で何羽いるのだろうか。皆、一心に嘴を水中に突っ込んでいる。

少しずつ少しずつ、ミヤコドリに近づいて行く。後から後から、ミヤコドリが飛んで来るので、その数がどんどん増えて行く。しかし、風が出て来て、ミヤコドリは、あちら向き。あの魅力的な橙色の嘴が見えない。それでも、これだけまとまった数のミヤコドリに出会えたことは、嬉しい限りである。青い海原、雪をかぶった富士山、橙色の嘴が印象的なミヤコドリ。何とも贅沢なひとときであった。