タイトル:九羽の白鳥 とりどり日記

[ ビンズイ ]

2018/2/26 沼のほとりの松林

大きな大きな沼のほとりにある松林。ひっそりとして実に静かな松林である。沼のほとりでは、釣り糸を垂れている人もいるが、冬の日差しを浴びて、のんびりと歩く人の姿が、その風景には、似合っているように思われた。

その松林の根元近くで、何やら動く鳥の気配。良く見るとビンズイである。久しく出会うことのなかったビンズイの姿に、嬉しくなって、レンズを向けてみた。時折、♪チッ♪とかすかな声がする。松林が大好きなビンズイは、ここで、美味しいご馳走を見つけたのだろうか。時折、顔をあげて、辺りの様子をうかがい、また、熱心に食事を続けている。