タイトル:九羽の白鳥 とりどり日記

[ ベニマシコ ]

2018/3/11 新芽ついばむ

今シーズン、ベニマシコには、三回出会っている。それぞれ違う場所での出会いであったが、なかなか良い位置には、姿を見せてくれず、木々の新芽が出る頃に、是非、また会いたいと願っていた。

その願いが、思いがけず訪れた。2羽のベニマシコの雌が、ゴシャゴシャの茂みの中に見え隠れし、どうやら新芽を啄んでいる様子。何とか姿が見える位置に出てくれないかと念じていると、口元に新芽をつけたまま、ほんの一瞬、姿を見せてくれた。ベニマシコは、雄は、赤みがあって綺麗だが、雌の可愛らしさには、心惹かれるものがあり、嬉しくなってくる。もう少し暖かくなる頃まで、滞在してくれることだろう。また、是非、会いたいものである。