タイトル:九羽の白鳥 とりどり日記

[ ヒバリ ]

2018/4/16 忍者のように

大好きな田んぼには、何度も何度も足を運ぶ。数年前に比べれば、鳥との出会いは、極端に少なくなり、寂しい限りであるが、それでも、何か出会いはないかと淡い期待で回ってみる。春の田んぼでは、良くヒバリのさえずりを耳にする。そして、時には、揚げひばりを見ることもあり、空を仰いで、嬉しくなってくる。

そのヒバリだが、さえずりは、良く聞こえるのに、なかなか姿が見えない。田んぼを回っているとき、何か2羽の鳥が、草の中に降りた。多分、ヒバリであろうと思ったが、なかなか姿が見えない。わずかな草陰に上手に隠れているようである。やっと1羽のヒバリの姿が目に入った。まるで忍者のようであった。