久しぶりに出かけた蓮田で、思いがけずオオハシシギ2羽が出迎えてくれた。1羽は、赤みを帯びていて、夏羽への換羽が、かなり進んでいるように見受けられた。オオハシシギは、寒い冬の間、この地で越冬し、3月末頃には、いつも大きな群れを観察することが出来たのだが、今季は、最大16羽を観察したにとどまった。
オオハシシギを初めて見たのは、まだ鳥のことが右も左も分からなかった頃のことで、ましてやシギのことなど、全く分からなかった。しかし、あまりに長い嘴が、印象的で、初めての出会いを鮮明に覚えているのである。懐かしい思い出に浸りながら、久しぶりに出会えたオオハシシギに胸が弾んだひとときであった。