今日は、もう5月。田んぼのあちこちで田植えが進み、早苗が揺れる光景が見られるようになってきた。その田んぼに何度も何度も足を運んでいるが、鳥たちの姿を見る機会が本当に少なくなって、何とも寂しい限りである。渡りの時期には、当たり前に見られていたムナグロやキョウジョシギの姿を求めて、いくつかの田んぼを回ってみたが、1羽のムナグロを遠くに見かけたのみである。
その田んぼで、嬉しいことに2羽のチュウシャクシギに出会った。それも鳥との距離が近い。車で近づいたにしても、大抵飛ばれてしまうのだが、まだ到着したばかりなのだろうか。ほとんど警戒心がなく、草地の中をゆったりと動き回っていた。ささやかであるが、嬉しい出会いであった。