タイトル:九羽の白鳥 とりどり日記

[ オオルリ ]

2018/5/6 思い出のひとこま

高原の春は、遅い。5月の初めに訪れた高原では、木々の芽吹きは、まだまだで、やっとかすかに小さな小さな芽が、見られる程度であった。山桜であったと思うが、まだ桜の花も見られたことに驚いた。

その高原で、オオルリに出会った。近隣の公園で、渡り途中のオオルリの声を聞くことはあるが、姿を見る機会は少ない。それ故、高原でのオオルリとの出会いは、ことのほか、嬉しかった。それもかなり近い距離での出会いであった。オオルリをこれほど近くで見る機会は、今までなかったから、この日の出会いは、深く心に残っている。