早苗の揺れる田んぼで、以前は、アマサギ、チュウサギ、チュウダイサギなどたくさん見かけたものであった。しかし、ここ数年、鳥たちの姿が減少し、サギ類の姿も見かけることが少なくなっている。そのような中でも、アオサギには、時々出会うことがあり、ほっとしている。
この日も、いくつかの田んぼを回ってみたところ、アオサギの姿を見ることが出来、安堵した次第である。ある本にアオサギは、蚤の心臓の持ち主と書いてあったが、なるほど、かなり神経質で、すぐに飛び立たれてしまう。少し距離のあるところで、野の花と一緒にいたアオサギの姿は、心和む光景であった。