あぜ道をびっしり埋めるほどの数のムナグロとキョウジョシギの群れを見たのは、今月初めのことである。その数、おそらく100羽は、越していたと思う。少々、距離があったので、最初は、土の上で休んでいるムナグロとキョウジョシギの姿が、分からなかった。それは、土の色と同化していたので、早苗を背景にしたムナグロとキョウジョシギの姿しか目に入らなかったからである。
キョウジョシギをもう少し近くで見たいと思っていたところ、実現した。車からの観察であるが、かなり近い。コロコロコロコロ、土の塊を転がしている姿を、じっくり見ることが出来た。まさに名前の由来のTurn stoneである。3羽のキョウジョシギが、適当に距離を置いて、仲良くあぜ道を歩く姿が何とも微笑ましかった。