初夏の蓮田で、100羽は越すと思われるトウネンを見た日、その群れの中に1羽のウズラシギを見たのだが、そのすぐ近くにもう1羽、トウネンより大きめのシギの姿があった。最初、距離があったので、特徴がはっきり分からなかったが、嘴が長いということが分かった。良く良く見るとどうやらサルハマシギらしい。
私は、今まで、夏羽のサルハマシギに出会ったことがなかった。少々逆光気味であったが、美しい夏の衣装で、身を包んだ、サルハマシギの姿がファインダーに入った時、何とも言えない感動に身を包まれたのである。遅すぎると思って出かけた蓮田であったが、思いがけず嬉しい出会いとなった。