タイトル:九羽の白鳥 とりどり日記

[ セッカ ]

2018/6/2 鳴き声もせず

6月の田んぼや草原、葦原などで出会いの機会が多いのが、セッカである。♪ヒッヒッヒッヒッ♪チャッチャッチャッチャッ♪田んぼが、一気に賑やかになる。しかし、周辺を飛び回り、急降下を何度も何度も繰り返すのだが、いっこうにとまってくれる気配がない。飛び回るセッカを眺めながら、いつもあきらめ顔の私である。

しかし、鳴き声がせず、ひっそりと草むらにとまっていることがある。それは、全く偶然の出会いなのだが、セッカを見つけた時は、嬉しくてドキドキしてしまう。まだ、幼さの残るようなセッカであったが、今季も、ひっそりと草むらにとまっているセッカに出会うことが出来た。