タイトル:九羽の白鳥 とりどり日記

[ フクロウ ]

2018/6/7 林の中で

木々の緑が色濃くなる頃、フクロウの巣立ちが、あちこちで見られるようになる。フクロウは、神秘的であり、何故か心惹かれるものがある。今までで、一番印象に残っているフクロウは、雪の中で出会ったエゾフクロウだろうか。洞の中で、静かに目を閉じているフクロウの姿は、とても厳かで、身の引き締まる思いがしたように記憶している。

林の中を歩いていると、木々が覆い被さるような中で、1羽の鳥影を見かけた。その鳥影は、何とフクロウであった。木々が込み入ってなかなかすっきりとは見られなかったが、わずかの隙間から、何とか写真が撮れたことは、嬉しい限りである。