梅雨寒という言葉があるように、6月というのに、肌寒さを感じて戸惑うことがある。このような天候の変化を鳥たちは、どのように感じるのだろうか。
今季、なかなか出会いの機会のなかったサシバに思いがけず出会った。田んぼ周りをしているとき、電柱に何やら猛禽らしい姿。車の中から、レンズを向けてみる。チョウゲンボウでもないし、ノスリでもない。良く見るとサシバであった。それほど積極的にサシバを探すことはしないので、なかなか出会いがないのだが、思いがけず出会えると嬉しくなってくる。それが、電柱どまりであっても。ささやかな出会いであったが、ひととき胸弾む思いがした。