田んぼの緑が、日々、色濃くなっていく。数年前のように休耕田が見られるということはなくなったので、田んぼへ出かけると緑の絨毯を敷き詰めたようである。時には、緑の海が、びょうびょうと広がっているように見えることもあるが、目に入ってくるものは、緑一色で、実に清々しい。
その田んぼで、ホオジロの幼鳥に出会った。最初、かなり距離があったので、それが幼鳥と分かるまでには、少々時間がかかった。実は、同じ所にじっとしている鳥の姿を見て、不思議に思い、良く良く観察すると、ホオジロの幼鳥であることが分かったのだった。少し離れたところを見ると、雄のホオジロの姿があったので、確信を持った次第である。
田んぼでは、このような思いがけない出会いが、時にあるので、また、足を運んでみたいと思っている。